闇金ウシジマくん ザ・ファイナルは、2016年公開の日本映画。闇金業者を主人公に裏社会を活写した真鍋昌平のコミックを実写映像化したシリーズの最終作で、山田孝之演じる丑嶋馨の過去に迫る話題作。原作の「ヤミ金くん編」を基に、丑嶋と闇金をつないだ因縁を現代と過去を交錯させて描き出す。
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル 映画批評・評価・考察
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
脚本:36点
演技・演出:17点
撮影・美術:13点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計80点
原作の「ヤミ金くん編」をベースにストーリー展開される。僕はこのファイナルがシリーズでは最高傑作だと思う。竹本(演:永山絢斗)の存在がこの物語の核となっていて、丑嶋が心底清く生きている竹本を地獄に送れるのか?という問いがある。少年時代と現在が交錯しながらストーリーが展開するところは、原作以上に人間らしさが良く出ており、ここは監督がうまいなと思える。
ところで、最上もがは必要だったのでしょうか。。。
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル あらすじ
トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸し、返せない客をシビアに追い詰めるアウトローの金融屋・カウカウファイナンスの丑嶋馨(ウシジマ・カオル)(演:山田孝之)。
「カオルちゃん、あのウサギは元気?」
竹本(演:永山絢斗)という同級生がカネを借りるために丑嶋の前に現れたことで、決して語られることのなかった丑嶋の過去が明かされる。丑嶋の盟友の情報屋・戌亥(演:綾野剛)や、カウカウの社員で盟友の右腕・柄崎(演:やべきょうすけ)と高田(演:崎本大海)、心優しい受付嬢・モネ(最上もが)、最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟(演:安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗)に加え、女闇金・犀原茜(演:高橋メアリージュン、玉城ティナ)と部下の村井(演:マキタ・スポーツ)も参戦、そこに丑嶋を破滅させようとする腕利き弁護士・都陰(演:八嶋智人)とその部下・あむ(演:真野恵里菜)、美容界のカリスマ・万里子(演:真飛聖)も絡んで息もつかせないドラマが幕をあける。丑嶋は本当に血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるのは和解か、決裂か? 絶望か、希望か?
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル スタッフ
監督:山口雅俊
原作:真鍋昌平
脚本:福間正浩,山口雅俊
配給:S・D・P
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル キャスト
山田孝之
綾野剛
崎本大海
やべきょうすけ
最上もが
高橋メアリージュン
マキタスポーツ
永山絢斗
安藤政信
YOUNG DAIS
間宮祥太朗
太賀
モロ師岡
天使もえ
湊莉久
玉城ティナ
真野恵里菜
真飛聖
八嶋智人
狩野見恭兵
池本啓太
楡木直也
六角精児
岩井ジョニ男