貞子DX(さだこディーエックス)は、2022年公開の日本映画。見た者が必ず死に至るという“呪いのビデオ”の恐怖を描き、呪いがビデオを介して拡散されるという衝撃的な設定が世界中を震撼させた最恐ホラーの最新作。現代のデジタル社会に適応して「変異」し、SNSで<拡散>される貞子の呪いと、<呪いの方程式>を解明しようとする者たちとの対決を描く。貞子の呪いに立ち向かうIQ200の天才大学院生を演じるのは小芝風花。
貞子DX 映画批評・評価・考察
貞子DX
脚本:30点
演技・演出:14点
撮影・美術:13点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計74点
映画冒頭は悪い予感しかありませんでした。これは映画なのだろうか?というなんともいえないチープ感が漂っていました。これは間違いなく外してしまったと・・・・
ストーリーが進むに連れて、この作品の世界観に慣れてきたのか、なんだか面白いし、そこそこ怖さもある絶妙なさじ加減といいましょうか、これまでのリングシリーズにはなかった新鮮がありました。コメディ・ホラーとして見れば良作だと思いますが、単純な恐怖を求める人にはバラエティ色が強すぎますね。そのため観る人で評価が分かれるのは仕方ない感じです。
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貞子DX あらすじ
“呪いのビデオ”を見た人が24時間後に突然死するという事件が全国各地で発生。IQ200の大学院生・一条文華(小芝風花)は、TV番組で共演した人気霊媒師のKenshin(池内博之)から謎の解明を挑まれる。呪いがSNSで拡散すれば人類滅亡と主張するKenshinに対し、「呪いなんてあり得ない」と断言する文華だったが、興味本位でビデオを見てしまった妹の双葉から一本の電話がかかってくる。「お姉ちゃん助けて。あれからずっと白い服の人につけられてて……」。文華は「すべては科学的に説明可能」と、自称占い師の前田王司(川村壱馬)、謎の協力者・感電ロイド(黒羽麻璃央)とともに、<呪いの方程式>を解き明かすべく奔走する。しかし24時間のタイムリミットが迫るなか、仮説は次々と打ち砕かれ――。
貞子DX スタッフ
監督:木村ひさし
脚本:高橋悠也
原作:鈴木光司(世界観監修)
音楽:遠藤浩二
主題歌:三代目 J SOUL BROTHERS「REPLAY」
制作会社:KADOKAWA
製作会社:2022「貞子DX」製作委員会
配給:KADOKAWA
貞子DX キャスト
一条文華:小芝風花
IQ200の大学院生。見た者が死に至るという「呪いのビデオ」を解読しようと試みる。
前田王司:川村壱馬(THE RAMPAGE)
自称占い師。
感電ロイド:黒羽麻璃央
一条智恵子:西田尚美
文華の母親。
一条双葉:八木優希
文華の妹。
Kenshin:池内博之
人気霊媒師。
天道琉真:渡辺裕之
Kenshinの父。