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謝罪の王様|「謝罪師」を生業とする男・黒島譲が、様々な事件を謝罪のテクニックを駆使して解決していく姿を描く。

映画 謝罪の王様
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謝罪の王様は、2013年公開の日本映画。脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生の『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』チームによる作品である。架空の職業「謝罪師」を生業とする男・黒島譲(くろしま ゆずる)が、様々な事件を謝罪のテクニックを駆使して解決していく姿を描く。キャッチコピーは「謝るとき、人は誰でも主人公。

謝罪の王様 映画批評・評価・考察


謝罪の王様

脚本:30点
演技・演出:15点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計72点

井上真央が初見だとシシドカフカみたいな感じで一瞬誰だか分からなかった。今までとは全く違った彼女の演技が見所のひとつです。岡田将生にいたってはコメディ路線で突き進んで欲しいと思えるほど良い演技でした。まぁ、尾野真千子が上手かったからなんでしょうけど。新鮮味があってそれぞれ新境地開拓してますね!
安定の阿部サダヲのハイテンション・コミカル演技が、相変わらず面白い。どの映画でもドラマでもほぼ同じ演技なんですけど、変わらず面白く感じてしまう。

序盤から中盤まではおもしろいんだけど、クライマックスがなんだかな~。ワキゲボーボージユウノメガミ???って最後どうしちゃったんだろうで終わってしまいました。

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謝罪の王様 あらすじ

架空の職業「謝罪師」を生業とする男・黒島譲(くろしま ゆずる)が、様々な事件を謝罪のテクニックを駆使して解決していく姿を描く。ついには土下座を超える究極の謝罪「土下座の向こう側」を見つけ出す。

CASE1 倉持典子の場合 恐い人達に謝りたい!

司書士を目指している帰国子女の倉持典子(井上真央)。車の運転中に軽?く、追突事故を起こしてしまったことが運のつき。車から現れたヤクザ風の男たちに対し、海外で謝ってはいけないと教育されていた典子はうまく謝罪ができず、気がつくと組事務所で内容を読まないまま誓約書に判を押してしまう。その内容は「示談金400万、毎月12万の返済、利子が10日で3割、来週から大阪のデリヘルに就職」という最悪のもの。

CASE2 沼田卓也の場合 セクハラを謝りたい!

下着メーカーの中堅社員・沼田卓也(岡田将生)。開けっ広げな性格が災いし、飲み会で酔った勢いで共同プロジェクトの担当者・宇部美咲(尾野真千子)にセクハラ三昧。怒り心頭の美咲への謝り方は、「なんかぁ、こないだ、ケツ触っちゃったみたいで?なんかぁ、しゃぁせんした」。沼田はプロジェクトをはずされた上にセクハラで訴えられる。

CASE3 南部哲郎/壇乃はる香の場合 謝罪会見で謝りたい!

大物俳優・南部哲郎(高橋克実)。息子が傷害事件を起こし、南部が謝罪会見を行うことに。次々と黒島が謝罪の指南をするが、すべて裏目に。芝居じみた謝罪で糾弾され、仕方なく、元妻の大物女優・壇乃はる香(松雪泰子)を引っ張り出すと、自身の出演舞台の十二単の衣装で登壇し、宣伝までしてしまう始末。さらには、拘置所から出所した息子のTシャツには「Kill You Next Time」の文字が・・・。

CASE4 箕輪正臣の場合 過去の過ちを謝りたい!

超一流国際弁護士・箕輪正臣(竹野内豊)。CASE2の沼田の訴訟の担当弁護士であり、典子の大学時代の講師でもある。コロンビア大学卒で27カ国で弁護士資格を取得した完璧なエリート弁護士の彼だが、離婚して離れ離れになってしまった当時3歳だった娘に手を挙げてしまったことを今でも謝りたいと思っている。法律にたずさわる人間として、自分が許せないと言う…。

CASE5 和田耕作の場合 国際問題を謝りたい!

映画プロデューサー・和田耕作(荒川良々)。自身のプロデュース映画に、たまたまお忍びで来日していたマンタン王国・皇太子がエキストラ出演していたことが発覚。実はマンタン王国皇族の肖像権侵害は懲役20年の重罪であることが判明し、黒島を介し謝罪に行くものの、国の習慣や国民性の違いから誤解が生じ謝罪失敗。正式に日本政府に謝罪を求めるという国際問題へと発展していく。その後もマンタン王国通訳・ワクバル(濱田岳)の使えない指南が災いし、ついにマンタン王国は日本との貿易停止を発表。打開策の見えない黒島は絶体絶命の窮地に追い込まれる…。

CASE6 黒島 譲の場合 ?????

謝罪師・黒島譲(阿部サダヲ)。東京謝罪センター所長。
なぜ、彼は謝罪を生業とするのだろうか、そして、なぜ謝罪にこだわるのだろうか。
それは、ほんの些細な出来事が発端だった…。

謝罪の王様 スタッフ

監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
音楽:三宅一徳
主題歌:E-girls「ごめんなさいのKissing You」(rhythm zone)
製作指揮:城朋子
製作:門屋大輔,市川南,藤門浩之,伊藤和明,寺田篤,松田陽三,長坂まき子
エグゼクティブ・プロデューサー:奥田誠治
プロデューサー:飯沼伸之,和田倉和利,福島聡司
撮影:中山光一
美術:都築雄二
照明:松本憲人
録音:鶴巻仁
編集:平澤政吾
監督補:相沢淳
助監督:足立公良
衣装デザイン:伊藤佐智子
ヘアメイクデザイン:新井健生
装飾:茂木豊
音響効果:大河原将
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
キャスティング:武重裕子
振付:八反田リコ
スクリプター:阿保知香子
製作担当:島根淳
宣伝プロデューサー:江上智彦
ライン・プロデューサー:宿崎恵造
制作プロダクション:シネバザール
配給:東宝
企画・製作:日本テレビ放送網
製作:「謝罪の王様」製作委員会(日本テレビ放送網、東宝、讀賣テレビ放送、バップ、電通、読売新聞社、大人計画、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)

謝罪の王様 キャスト

主人公
黒島譲 – 阿部サダヲ: 謝罪師。東京謝罪センター所長。
case 1 恐い人達に謝りたい!
倉持典子 – 井上真央: 司法書士を目指している帰国子女。小磯一家(ヤクザ)の車と接触事故を起こしてしまい、その謝罪を黒島に依頼。のち黒島の助手に。
運転手 – 松尾諭: 小磯一家の運転手。事故の責任を負わされボコボコにされる。
黄村家朗 – 中野英雄: 小磯一家の幹部。カラオケ好き。
高幡弁護士 – 六角精児: 暴力団・小磯一家の顧問弁護士。強面。
case 2 セクハラを謝りたい!
沼田卓也 – 岡田将生: 下着メーカーの中堅社員。軽薄なセクハラ男。飲み会で宇部に対しセクハラをして訴えられる。
宇部美咲 – 尾野真千子: 沼田の共同プロジェクトの担当者。
沼田の父 – 深水三章: 息子以上のセクハラオヤジ。
case 3 謝罪会見で謝りたい!
南部哲郎 – 高橋克実: 大物俳優。息子が傷害事件を起こす。かつてマンタン王国との合作映画で英雄的存在の将軍を演じ敬愛を集めた。
壇乃はる香 – 松雪泰子: 南部の元妻の大物女優。
南部のマネージャ – 笠原秀幸
英里人(えりーと) – 鈴木伸之: 南部と壇乃の息子。暴行事件を起こして逮捕される。
南ナミ – 美波: 南部の新妻。22歳。
被害者A – 小松和重: 英里人に暴行を受けた被害者。
case 4 過去の過ちを謝りたい!
箕輪正臣 – 竹野内豊: バツ1の一流国際弁護士。典子の大学時代の講師。
箕輪の妻 – 真飛聖
箕輪の娘 – 井上琳水
case 5 国際問題を謝りたい!
和田耕作 – 荒川良々: 映画プロデューサー。
ワクバル – 濱田岳: マンタン王国の通訳。胡散臭い。
配給会社社長 – 白井晃: プロデューサーと監督と共にマンタン王国へ向かう。
映画監督 – 岩松了: マンタン王国との外交問題になろうが、断固新作映画の某場面削除を拒否する。
マンタン王国の老国王 – 津嘉山正種
マンタン王国の皇太子 – 野間口徹: オタク。お忍びで頻繁に来日。
国松 – 小野武彦: 日本の文部科学大臣。失言と酒の上の過ちで有名。
枝下 – 濱田マリ: 日本の外務大臣。
大戸谷 – 嶋田久作: 日本の首相。苦渋の決断を下しマンタン王国へと向かう。
助監督 – 柄本時生
マンタンの映画監督 – 中村靖日: かつて南部が主演した映画「バタールの丘で」の監督。
case 6?
船木 – 松本利夫: 人気ラーメン店の店員。黒島が謝罪師となるきっかけとなった男。
店長(みせなが) – 池田鉄洋: 船木の勤めていたラーメン店の店長。
その他
清純派映画女優 – 川口春奈: 舞台挨拶で「別に」と発言。
マスター – 大川ヒロキ: 黒島の事務所がわりになっている喫茶店「泣きねいり」のマスター。
エンドクレジット
黒島、EXILE (松本利夫、橘ケンチ、黒木啓司、EXILE TETSUYA、EXILE NAOTO、小林直己)、VERBAL、E-girlsが出演する「謝罪ダンス」エンドムービーが流れる。

謝罪の王様 予告編・無料動画


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