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感染|謎のウィルスが蔓延する病院を舞台に描く、これまでのホラーとは一味もふた味も違う、肉体にズキズキと響くような〈究極の恐怖〉

感染 映画
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感染(かんせん)は、2004年公開の日本映画。深夜の病院を舞台に、謎のウイルスが巻き起こす事件を描いたホラー。監督は「催眠」「パラサイト・イヴ」の落合正幸。脚本は、君塚良一による原案を基に落合監督自身が執筆。尚、本作は映画プロデューサー・一瀬隆重が立ち上げたホラー映画のレーヴェル『J・ホラー・シアター』の第1弾作品として製作され、「予言」と同時公開された。

感染 映画批評・評価・考察


感染(かんせん)

脚本:29点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計74点

Jホラーの中でも出来の良さと豪華なキャストでカルト的人気を誇る今作。ミステリー要素もありつつ、意味不明な演出で迷走するかと思えば、キャストの独特の演技が不気味過ぎて面白かったりします。余韻が残る作品なので、このウィルスの正体や登場人物が最終的にどうなったのか?いろいろ考察したくなる楽しみもある映画でした。配信されてないのが惜しいですね。同じく落合正幸監督作品の『催眠』も、是非サブスクで提供して欲しいですね。

感染 あらすじ(ネタバレ)

経営危機に瀕した“中央病院”で、深夜、医療ミスによる死亡事故が発生した。担当の外科医・秋葉医師は、内科の魚住医師の提案で看護婦らと共に隠蔽工作を画策する。そんな中、内臓が溶け出すと言う奇怪な症状の急患が運ばれて来た。どうやら、未知のウイルスに冒されているらしい。現状では自分たちの手に負えないと判断した秋葉は、受け入れを拒否。ところが、研究欲に駆られた赤井医師によって、患者は院内に運び入れられてしまう。果たして、ウイルスは接触した看護婦らに感染し、次々に命を奪っていった。だが、全ては医療ミスを犯した秋葉の心を侵蝕した“罪の意識”と言うウイルスが見せた妄想による彼の凶行だったのである。事件は、翌朝出勤して来た中園医師によって発見された。しかし、その中園もまたウイルスに感染してしまう……。

感染 スタッフ

監督:落合正幸
脚本:落合正幸
原案:君塚良一
製作:一瀬隆重
製作総指揮:濱名一哉,小谷靖
音楽:蓜島邦明
主題歌:奥田美和子「夢」
撮影:増井初明
編集:深沢佳文
配給:東宝

感染 キャスト

秋葉清一(外科医):佐藤浩市
魚住晴哉(内科医):高嶋政伸
安積まどか:星野真里
立花七恵:木村多江
桐野優子:真木よう子
平田俊一:山崎樹範
鏡の老女:草村礼子
中園雪乃:羽田美智子
岸田孝:モロ師岡
骨折の老人患者:谷津勲
キツネ面の小児患者:須賀健太
黄色いカーディガンの患者:浅見小四郎
安楽死の老人:前田昌明
着物の老女:森康子
塩崎君江(婦長):南果歩
赤井潔:佐野史郎

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