富江 replay(とみえりぷれい)は、2000年公開の日本映画。 殺しても死なない魔性の美女・富江のもたらす惨劇を描いたホラーシリーズ第2弾。同時上映は『うずまき』。キャッチコピーは「愛してくれたら、殺してあげる。」前作のヒットを受けて全国東映系で公開されたが、興行は芳しくなかった。
富江 replay 映画批評・評価・考察
富江 replay
脚本:28点
演技・演出:14点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計69点
シリーズの中でも気持ち悪い演出に特化しており、本来のホラー要素を前面に出した作品です。興行的には振るわなかった作品ですが若い頃の窪塚洋介、宝生舞、山口紗弥加、富樫真、遠藤憲一とキャストが今では豪華なものと思えます。富江役の宝生舞はとても美しいのですが、富江のイメージとはちょっと違う感じに思えました。ちょっと強すぎるというかなんというか、力強過ぎるんです。特殊メイクのピエール須田さんは、楽しんでそうなシーンが豊富にありました。僕も特撮に関してはシリーズで一番見ごたえがあったように思います。細かいメイクが微妙ですが、ダイナミックなグロシーンは面白かったです。
富江 replay あらすじ
森田病院。腹が異常に膨れ上がった急患の緊急手術が行われた。腹からは何と生首が摘出され、「富江」と名乗った。
同病院の入院患者・佐藤文仁を見舞いに訪れた友人・武史は、院内で全裸の女性に遭遇。助けを求める彼女を家へ連れ帰った武史は、その魅力に惑わされて次第に精神に異常を来たしてゆく。武史の豹変に気付き始めた文仁は、武史が「富江」なる女性と同居している事を知る。
一方、病院では先の手術の執刀医であった院長・森田健三が失踪。手術に立ち会った者も次々に辞職しているという。健三の娘・由美は父の消息を追う内に父の手記を入手し、そこに「富江」の名を見つける。偶然にも知り合った由美と文仁は、互いの父と友人の為、共に富江の謎を追い始める。
富江 replay スタッフ
監督 – 光石冨士朗
助監督 – 荒川栄二
監督助手 – 吉見拓真、平林克理
製作 – 土川勉、松下順一、横濱豊行
製作担当 – 杉山隆夫
脚本 – 玉城悟
脚本原案 – 尾西要一郎
プロデューサー – 清水俊、尾西要一郎、東康彦
協力プロデューサー – 金民基、相原英雄
企画 – 武内健、加藤東司、三宅澄ニ、平岡樹彦
撮影 – 山本英夫
撮影助手 – 金子正人、伊藤潔、橋本彩子、工藤哲也、小岩井貴子
応援撮影 – 林淳一郎、佐光朗
音楽 – 遠藤浩二
美術 – 内田哲也
美術助手 – 山浦克己、秋葉孝
編集 – 宮島竜治
編集助手 – 小林由加子、太田友子
録音 – 武市英生
録音助手 – 岩丸恒
ネガ編集 – 山陽編集室
特殊メイク – ピエール須田
スクリプター – 外川恵美子
スチル – 中岡美樹
音響効果 – 丹雄二
整音 – 深田昇
デジタル合成 – 灰原光晴
照明 – 金沢正夫
製作主任 – 根津文紀
製作進行 – 鷲山伸人
スタイリスト – 小倉久乃
メイク – 池尾直子、小菅孝(宝生舞担当)
特殊メイク助手 – 奥山哲史、伊藤大介、星加和子
スタントコーディネーター – 辻井啓伺
制作協力 – プラネット、ボノボ
製作協力 – パノラマ・コミュニケーションズ
配給 – 東映
富江 replay キャスト
森田由美 – 山口紗弥加
川上富江 – 宝生舞(吹き替え: 黒田詩織)
佐藤文仁 – 窪塚洋介
森田健三 – 菅田俊
森田陽子 – 金久美子
立花 – 遠藤憲一
木下敦子 – 冨樫真
鈴木裕美 – 石井亜希子
武史 – 松尾政寿
西村サユリ – 北村実友希
サユリの父 – モロ師岡
サユリの母 – 由良宣子
看護婦 – 木村明子
受付の女 – 小出華津
同級生 – 蒼和歌子
クラブの若い男 – 村田和也
僧侶 – 藏内秀樹
ガッポリ建設 – 小堀敏夫、星野春彦、室田稔、梛野素子
奏谷ひろみ
戸川暁子
諸岡雪絵
吉岡麻由子
美彩都円
つぶらまひる
伊藤潤二
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