宇宙からのツタンカーメンは、1982年公開のアメリカ合衆国の映画。ミイラ、宇宙人、UFOなど、当時のヒット映画のコンテンツを詰め込んだSFホラー映画。あまりにも意外なオチが、多くの映画ファンを虜にしたカルト映画でもある。テレビ朝日で『宇宙から来たツタンカーメン/消えたミイラ!全裸美女に迫る古代エジプトの魔神』、テレビ東京では『タイム・ウォーカー/時空の聖櫃』の題で放映された。
宇宙からのツタンカーメン 映画批評・評価・考察
宇宙からのツタンカーメン(原題:Time Walker)
脚本:5点
演技・演出:9点
撮影・美術:6点
編集:3点
音響・音楽:6点
合計29点
元祖Z級映画とも言える今作。初見は日曜洋画劇場だったと思います。当時は子供だったのでとても怖いイメージがあったのですが、さすがに大人になって、さらに今の時代に見ると、”ひどい”映画です。いや~これはもう笑いの域に達してます。一周回って”おもしろい”映画のようなが気がしています。(あくまでも気がするだけですが・・・)ちょっとネタバレになるかもしれませんが、続編は作られていないようです(笑)
あの終わり方は、まぁ続こうが続かまいがどうでもいい感じだったので、つづく!ってのが、逆に続くんかい!っていうツッコミを入れたくなるあたりがカルト映画たる爪痕なんでしょう。
今作品はU-NEXT で見ました。
宇宙からのツタンカーメン あらすじ(ネタバレ)
エジプトのツタンカーメン王の墓から棺に入った一体のミイラが発見される。マッカデン教授は研究目的でアメリカ合衆国にミイラを持ち帰るが、レントゲン撮影の際に研究員が誤ってX線を大量に照射したためにミイラが蘇ってしまう。研究員が棺の中にあった宝石を盗んでいたことから、ミイラは町の女性たちを巻き込みながら宝石を奪い返す。
一方、レントゲン写真を分析していたマッカデン教授は、ミイラの正体がが地球人ではなく宇宙人であることに気づく。追い詰められた宇宙人を警官による発砲から庇ったマッカデン教授は、宇宙人と共に地球を去る。
宇宙からのツタンカーメン スタッフ
監督:トム・ケネディ
脚本:トム・フリードマン,カレン・レヴィット
製作:ディミトリ・ヴィラード,ジェイソン・ウィリアムズ
音楽:リチャード・バンド
撮影:ロビー・グリーンバーグ
配給:ニューワールド・ピクチャーズ
宇宙からのツタンカーメン キャスト
ダグラス・マッカデン教授:ベン・マーフィ
スージー・フラー:ニナ・アクセルロッド
ピーター・シャープ:ケヴィン・ブロフィ
ジャック・パーカー:ロバート・ランドム
ウェンデル・J・ロスモア博士:ジェームズ・カレン
ブルース・セラーノ博士:サム・チュー・Jr
ジェニー:メリッサ・プロフェット
ケン・メルローズ博士:オースティン・ストーカー
グレッグ・ハウザー:ジェラルド・プレンダガスト
リンダ・フローレス:シャーリー・ベラフォンテ=ハーパー
ヘイワース博士:アントワネット・バウアー
プラマー警部補:ダーウィン・ジョストン
シェリー:グレタ・ブラックバーン
ビル・ヴォグラー:ジョン・ラヴァチエッリ
ウィロビー警部:クリント・ヤング
コートニー:ケン・ギベル
マイケル・ゴールドスタイン:ゲイリー・デュビン
エレン・ウィンターズ:グレタ・スタッフ