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友へ チング|俺たち、遠くに来すぎたよ。韓国での観客動員数818万1377人!釜山を舞台に4人の幼なじみの仲間が成長した後の悲劇を描く。

友へ チング
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友へ チングは、2001年公開の韓国映画。釜山を舞台に4人の幼なじみの仲間が成長した後の悲劇を描いた映画。※”チング”という言葉は「親旧」と漢字で書いて、長く親しい友という意味。※韓国での観客動員数818万1377人は後の1000万映画に破られるまで歴代1位だった。

友へ チング 映画批評・評価・考察


友へ チング

脚本:38点
演技・演出:19点
撮影・美術:18点
編集:10点
音響・音楽:10点
合計95点

物語の半分は、ノスタルジックな子供時代から思春期の男子のあるある的な内容であるものの、幼馴染であり親友に至るまでの経緯と育まれていく心の部分が丁寧に描かれています。4人がそれぞれの道を歩み始めた頃からの疾走感も良く、クライマックスまで作品に引き込まれてしまいます。主演から助演まで演技力がともかく素晴らしい、話す言葉は違えどグッと伝わってくるのはさすがにすごいなと。。渇望を感じる俳優の眼力とかここ最近の日本人俳優では見られないものです。ヤクザ映画という括りでは勿体なく、やはりチング(親旧)の映画というのが相応しいです。

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友へ チング あらすじ

1976年、韓国・釜山。ヤクザの父を持つジュンソク(ユ・オソン)、葬儀屋の息子のドンス(チャン・ドンゴン)、優等生のサンテク(ソ・テファ)、お調子者のジュンホ(チョン・ウンテク)は小学校の同級生で、いつも一緒に遊ぶ幼なじみ。4人は別々の中学に進むが、高校で再び顔を合わせ、つるむようになる。ある日の授業中、教師に親のことを言われて逆上し、教室を飛び出すジュンソクとドンス。後日、映画館でツッパリに絡まれ大乱闘になり、退学処分となる。1984年。大学に進んだサンテクとジュンホがジュンソクを訪ねると、彼は薬物中毒になっていた。そんななか、ジュンソクの父が亡くなり、それをきっかけに彼は裏社会に入っていく。そしてドンスも、ジュンソクの組と対抗するサンゴンと盃を交わす。1990年。サンゴンが汚いやり方で勢力を広げ、その右腕としてドンスが動いていた。ドンスとジュンソクの組の派閥抗争が始まり、ジュンソクはドンスの身を案じて海外に飛ぶよう説得しに行く。しかしドンスはジュンソクの言うことを聞かず、帰り道、数名の暴漢に襲われて命を落とす。1993年。ジュンソクは裁判で自分がドンス殺しを指示したと証言する。留学から帰国したサンテクが面会室でそのことを問うと、ジュンソクは「ヤクザはかっこ悪くちゃダメなんだ」と答える。面会後、ジュンソクが歩く先の光の中に、遠い日に4人で遊んだ海が広がっていた……。

友へ チング スタッフ

監督:クァク・キョンテク
脚本:クァク・キョンテク
製作:シネライン2
配給:東宝東和

友へ チング キャスト

イ・ジュンソク:ユ・オソン
ハン・ドンス:チャン・ドンゴン
チョン・サンテク:ソ・テファ
イ・ジュンホ:チョン・ウンテク
ジンスク:キム・ボギョン
ヒョンドゥ:キ・ジュボン
ジュンソクの父:チュ・ヒョン
ヌンカル・ジウク:イ・ジェヨン
サンテクの父:カン・シニル
サンテクの母:クォン・ナムヒー

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