劇場霊(げきじょうれい)は、2015年公開の日本映画。伝説のJホラー『女優霊』から20年ぶりに、主演・島崎遥香のホラー映画として製作。「リング」「クロユリ団地」など様々な恐怖映画を生み出してきた中田秀夫監督が、閉ざされた劇場を舞台に描くホラー。
劇場霊 映画批評・評価・考察
劇場霊
脚本:10点
演技・演出:8点
撮影・美術:10点
編集:7点
音響・音楽:4点
合計32点
もはやホラー映画というよりコメディ映画にも見える演出の数々、意図的なのかツッコミどころが満載の作品になっています。ぱるること島崎遥香の女優とは思えない女優役の演技が最大のホラーかもしれない。セリフはお世辞にも上手いとは言えないが表情は、ホラー映画的で良いと思います。全体的に斬新さもなく、終始先が読める展開なのは残念だった。中田監督はどうしちゃったんだ。
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劇場霊 あらすじ
芸能事務所に入って5年、いまだ役に恵まれない若手女優・水樹沙羅(島崎遥香)は、気鋭の演出家・錦野豪太(小市慢太郎)の新作舞台に端役で出演することに。演目は、若さを保つため少女の生き血を浴びていた実在の女貴族エリザベートの生涯を描く「鮮血の呼び声」。舞台にはエリザベートの内面を映し出す分身の人形が置かれ、その前で沙羅や主演の篠原葵(高田里穂)、野村香織(足立梨花)らは火花を散らしながら連日稽古に打ち込んでいた。そんなある日、劇場でスタッフの女性が変死体で発見される。その直後、今度は葵が転落事故で意識不明の重体に。葵の降板を受け、沙羅は急きょ主演に抜擢される。ところが稽古中に、沙羅は舞台に置かれた人形が動き出すのを目撃。
果たして目の錯覚か、それとも…。
劇場にただならぬ気配を感じとった沙羅と美術スタッフの和泉(町田啓太)は、人形を制作した作家・児島(中村育二)を訪ねる。
ところがその頃、劇場ではこの世のものとは思えない
「ちょうだい‥ちょうだい‥」という声が響き渡り、新たな惨劇が巻き起こっていた―。
劇場霊 スタッフ
監督:中田秀夫
企画:秋元康
脚本:加藤淳也、三宅隆太
音楽:川井憲次
主題歌 :Thinking Dogs「もしもあなたが…」
配給:松竹
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
企画・製作幹事:日活、京楽産業ホールディングス
製作:「劇場霊」製作委員会(日活、京楽産業ホールディングス、電通、松竹、ハピネット)
劇場霊 キャスト
水樹沙羅 – 島崎遥香
野村香織 – 足立梨花
篠原葵 – 高田里穂
和泉浩司 – 町田啓太(劇団EXILE)
児島敬一 – 中村育二
錦野豪太 – 小市慢太郎
小久保寿人
芹沢礼多
土村芳
広岡由里子
ヨシダ朝
瀬川亮
柳憂怜
諏訪太朗
護あさな