スポンサーリンク

不能犯|愚かだね、人間は ─ ある電話ボックスを介した殺人依頼に応える黒スーツの男。果たして彼は天使か? 悪魔か?

映画 不能犯
この記事は約4分で読めます。

不能犯(ふのうはん)は、2017年公開の日本映画。『テケテケ』『カルト』『貞子VS加耶子』『戦慄怪奇ファイル』シリーズなどの白石晃士が監督を務め、グランドジャンプ連載のコミックを映画化したサスペンス。何度も変死事件現場で目撃されながらも、誰もその犯行を立証できない主人公が暗躍する姿を描く。

不能犯 映画批評・評価・考察


不能犯

脚本:22点
演技・演出:13点
撮影・美術:13点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計62点

酷評されて『不能犯 ひどい』がキーワードとなってしまうほど辛辣な評価をされている映画になります。

サスペンスホラーのようなテイストですが、コミック的演出なので怖い映画ではありませんし、原作を知らなくても展開が読めてしまうという浅い内容です。それなのに、これがなかなか面白いと思えるのは出演俳優の演技力にあると思えます。一人芝居のように演じなければならないシーンが多く、下手だと怖さが全く伝わらないものとなりますし、下手をすると滑稽にも思えてしまいます。特撮の助けがあるといえど、やはり狂気や悪夢を観客に理解させるだけの演技が求めれます。忍成修吾や芦名星、体を張った矢田亜希子など賞賛に値する演技だった思います。

amazonプライム・ビデオ

不能犯 あらすじ

検死をしても何一つ証拠が出てこない不可解な変死事件が連続して発生。これらの事件のただ一つの共通点は、事件現場で必ず黒スーツに身を包んだ宇相吹正(松坂桃李)が目撃されていることだった。彼こそは、ある電話ボックスに殺人の依頼を残しておくとどこからともなく現れ標的を確実に死に至らしめるとSNSで噂されている、電話ボックスの男だった。死因は病死や自殺に事故と、いずれも立件できないようなものばかり。そんな不能犯・宇相吹のもとに、愛憎や嫉妬、欲望にまみれた人々が今日もやってくる。警察は宇相吹の身柄を確保し任意で取り調べを開始。多田(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)が見守る中、上司の夜目(矢田亜希子)が彼の取り調べにあたるが、次第に夜目の様子がおかしくなり……。

不能犯 スタッフ

原作 – 『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載 原作・宮月新 / 画・神崎裕也
監督 – 白石晃士
脚本 – 山岡潤平白石晃士
音楽 – 富貴晴美
主題歌 – GLIM SPANKY「愚か者たち」(UNIVERSAL MUSIC)
製作 – 岡田美穂村田嘉邦勝股英夫水野英明木下暢起三宅容介森川真行
エグゼクティブプロデューサー – 吉條英希
企画・プロデュース – 中畠義之森川真行
プロデューサー – 大畑利久石塚清和
共同プロデューサー – 宮城希清家優輝
ラインプロデューサー – 小泉朋
撮影 – 高木風太
照明 – 豊見山明長
録音 – 石貝洋
美術 – 中川理仁
装飾 – 藤田徹
VFXスーパーバイザー – 鹿角剛
スタイリスト – 中井綾子長瀬哲朗(沢尻エリカ担当)
ヘアメイク – 村木アケミ
編集 – 和田剛
音響効果 – 岡瀬晶彦
スクリプター – 阿保知香子
助監督 – 吉村達矢
制作担当 – 鍋島章浩
配給 – ショウゲート
制作プロダクション – ファインエンターテイメント
製作 – 「不能犯」製作委員会(関西テレビ放送、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、エイベックス・ピクチャーズ、BigFace、集英社、ポニーキャニオン、ファインエンターテイメント)

不能犯 キャスト

宇相吹正 – 松坂桃李
多田友子 – 沢尻エリカ
百々瀬麻雄- 新田真剣佑
川端タケル – 間宮祥太朗
赤井芳樹 – テット・ワダ
若松亮平 – 菅谷哲也
前川夏海 – 岡崎紗絵
木島功 – 水上剣星
鳥森広志 – 小林稔侍
羽根田健 – 忍成修吾
羽根田桃香 – 水上京香
櫻井俊雄 – 今野浩喜
夜目美冬 – 矢田亜希子
河津村宏 – 安田顕
木村優 – 真野恵里菜
夢原理沙 – 芦名星
榊克明 – 久保田秀敏
西冴子 – 堀田茜
加島夏美 – 永尾まりや
矢崎太一 – 鈴之助
風間雅之 – 森岡豊
荒川晋平 – 松本享恭
上野琢巳 – 松澤匠
箕輪修 – タイチ
看護師 - 松元絵里花

不能犯 予告編・無料動画


amazonプライム・ビデオ