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レギオン|神に見捨てられた人類と天使たちとの壮絶な闘いを描くアクション・スリラー

映画 レギオン
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レギオンは、2010年公開のアメリカ合衆国の映画。神に見捨てられた人類と天使たちとの壮絶な闘いを描くアクション・スリラー。監督は「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」「シン・シティ」などの特殊効果を手掛け、本作が長編デビュー作となるスコット・スチュワート。出演はポール・ベタニー、デニス・クエイド、タイリース・ギブソン。

レギオン 映画批評・評価・考察


レギオン(原題:Legion)

脚本:20点
演技・演出:15点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:6点
合計64点

神が人類粛清のために天使の軍団レギオンを地球へ送って大天使の1人ミカエルは、人類側に立って翼を捨て銃器を手に取り、数人の人々とともに郊外に建つレストランに立て籠もり軍団を相手に戦う。
というトンデモ設定
天使のガブリエル以外は、見た目も行動もほぼ悪魔なので、天使VS人間という状況に見えない。天使ガブリエルが登場する前の序盤から中盤が、特撮の出来が良いし、匂ってきそうな映像が怖くて面白い。天使ガブリエル登場で、つまらないありがちな話になってしまった。

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レギオン あらすじ(ネタバレ)

映画 レギオン

モハベ砂漠に、ボブ(演:デニス・クエイド)の経営するレストランがぽつりと1軒あった。そこで、妊娠8か月のチャーリー(演:エイドリアンヌ・パリッキ)はウェイトレスとして働き、ボブの息子でチャーリーを愛するジープ(演:ルーカス・ブラック)も働いていた。

ある日老婆が客としてやって来るが、とつぜん化け物のように豹変し、店内にいた客のハワード(演:ジョン・テニー)に瀕死の重傷を負わせる。そのあとも大量の虫が襲ってくるなど異変が続く中、ミカエル(演:ポール・ベタニー)と名乗る男が店に現れ、「神が天使を使わして堕落した人類を滅ぼすつもりだ」と告げる。ミカエルは大量の武器を皆に渡し、皆もにわかに信じられないながらも、新たに凶悪化した集団が襲ってきたために戦い、それらを退けた。

ミカエルは、チャーリーのお腹に宿る子どもが人類の希望だと告げ、その子どもを狙って敵がやって来ると言う。本来神の軍の将であったミカエルは、人間は愚かな間違いを犯して来たが、他の男の子どもを身ごもったチャーリーを純粋に愛するジープのように信じるに足る人間もいるので、神の命令に従わずに翼を捨ててまで地上に降りて来たのだった。「チャーリーのお腹の子が人類の希望だ」と聞かされ、皆もミカエルとともに人類存亡の戦いに挑む。

チャーリーの子どもが生まれると、ミカエルの代わりに神に使わされたガブリエル(演:ケヴィン・デュランド)が皆の前に立ちはだかる。ミカエルはジープにチャーリーと子どもを託して店から逃がし、単身でガブリエルと戦うものの死闘の末に敗れ、絶命する。ガブリエルはかつての仲間の死に涙を見せつつも、神の命令に従い子どもの命を奪いに追跡する。

ジープは最後まで勇敢に戦うもののガブリエルに歯が立たず、あわや殺される寸前というときに翼を持ったミカエルが再び姿を現す。ガブリエルは神の命令に背いたはずのミカエルの復活に戸惑うが、ミカエルは「神の御心を信じていた」と言い、ガブリエルを一撃で退ける。死を観念したガブリエルはとどめを刺すようにミカエルに言うが、ミカエルはそれを断る。ガブリエルは「自分ならそのような慈悲心は持たない」と言い放つが、ミカエルは「だからこそ神を失望させたのだ」と言い、ジープに別れを告げて姿を消すのだった。

レギオン スタッフ

監督:スコット・スチュワート
脚本:ピーター・シンク,スコット・スチュワート
製作:デヴィッド・ランカスター,ミシェル・リトヴァク
製作総指揮:ゲイリー・マイケル・ウォルターズ,スコット・スチュワート,ジョナサン・ロスバート
音楽:ジョン・フリッゼル
撮影:ジョン・リンドリー
編集:スティーヴン・ケンパー
配給:スクリーン・ジェムズ,SPE

レギオン キャスト

ミカエル:ポール・ベタニー
ジープ・ハンソン:ルーカス・ブラック
カイル・ウィリアムズ:タイリース・ギブソン
チャーリー:エイドリアンヌ・パリッキ
パーシー・ウォーカー:チャールズ・S・ダットン
ハワード・アンダーソン:ジョン・テニー
ガブリエル:ケヴィン・デュランド
オードリー・アンダーソン:ウィラ・ホランド
サンドラ・アンダーソン:ケイト・ウォルシュ
ボブ・ハンソン:デニス・クエイド

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