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フロム・ダスク・ティル・ドーン|逃亡中の2人組の凶悪犯とその人質となった牧師一家が、吸血鬼の群れと戦うホラー・アクション。

映画 フロム・ダスク・ティル・ドーン
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フロム・ダスク・ティル・ドーンは、1996年製作のアメリカ合衆国の映画。逃亡中の2人組の凶悪犯とその人質となった牧師一家が、吸血鬼の群れと戦うホラー・アクション。前半はロード・ムービーで後半はアクションホラー映画になる異色作。吸血鬼の巣窟に足を踏み入れてしまった二人の銀行強盗の悲劇を描いた、ロバート・ロドリゲス監督が贈るアクションホラー。特殊メイクデザイナーのロバート・カーツマンが作ったプロットを元に、クエンティン・タランティーノが脚本を書き、ロバート・ロドリゲスが監督した作品。

フロム・ダスク・ティル・ドーン 映画批評・評価・考察


フロム・ダスク・ティル・ドーン(原題: From Dusk Till Dawn)

脚本:35点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計83点

ロドリゲス・ファミリー総出演!悪人達の逃亡劇に始まり、最後はヴァンパイアとの死闘という、マジか!っていう展開が面白い。個性的なキャラクターが次々に登場し、最後までドキドキハラハラ!
最初に見た時のセックス・マシーン(演:トム・サヴィーニ)の登場シーンの笑劇は忘れられない。。。

続編に未来編『フロム・ダスク・ティル・ドーン2』(原題:From Dusk Till Dawn 2: Texas Blood Money)と過去編『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』(原題:From Dusk Till Dawn 3: The Hangman’s Daughter)がビデオ映画としてつくられた。※未来編以降からはロバート・ロドリゲスは監修に回った。
映画シリーズ後にテレビドラマシリーズが制作された。シーズン1は映画1本の話を24話にしたことでファンから大不評となった。それでもシーズン2、シーズン3と制作されている。

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フロム・ダスク・ティル・ドーン あらすじ(ネタバレ)

冷徹なプロの兄セス(ジョージ・クルーニー)と、残忍で病的な弟リチャード(クエンティン・タランティーノ)の凶悪な犯罪者コンビ、ゲッコー兄弟は銀行を襲撃し、中年の女性銀行員を人質に取り、ニューメキシコに向かって逃走中だった。だが、リチャードが人質を強姦し、惨殺してしまう。

2人は仕方なく、新しい人質を探すことにし、同じモーテルに泊まっていた家族に白羽の矢を立て、その親子3人を拉致した。父親のジェイコブ・フラー(ハーヴェイ・カイテル)は元牧師で、妻を亡くしてことから信仰心を失い、19歳の娘ケイト(ジュリエット・ルイス)と16歳の息子スコット(アーネスト・リウ)の3人で、ニューメキシコへ行って新しい生活を始めるためにトレーラー・ハウスで旅をしていた。ゲッコー兄弟は国境越えのためにフラー一家の車で一路メキシコ国境を目指した。一行はケイトの機転で国境警備員(チーチ・マリン)の追求をかわして入国に成功すると、兄弟が仲間と落ち合う予定の酒場「ティティ・ツイスター」に向かった。そこは荒野の真ん中でけばけばしいネオンサインが点滅する不夜城だった。彼らが店に入ろうとすると、客引きのチェット(チーチ・マリン)が引き止めようとしたが、セスが叩きのめし、5人は店に入った。

店内は薄暗い照明の下、トップレス・ダンサーたちがエロチックな踊りを繰り広げるいかがわしい雰囲気に包まれ、むさ苦しいバイカーとトラック・ドライバーたちで一杯だった。一行がテーブルに着くと、巨大なニシキヘビを体に巻きつけた美女、“地獄のサンタニコ”(サルマ・ハエック)の妖艶な踊りが始まった。5人がそれに見とれてると、セスに鼻を潰されたチェットがバーテンのレザー・チャーリー(ダニー・トレホ)や用心棒たちと現れ、再び険悪な雰囲気に。ナイフを出して迫るチェットたちに、セスとリチャードは銃を出して威嚇した。が、その時、5人の後ろに立っていたサンタニコの体が宙に浮くと、世にもおぞましいヴァンパイアに変身し、リチャードの首に噛みついた。と同時に、店のあちこちでダンサーや店員たちが変身を始め、客たちは恐怖に絶叫し、逃げまどった。

何が起こったか理解できないまま、5人はヴァンパイアに立ち向かい、ほとんどの客が殺される中で、股間に銃を仕込んだバイカーのセックスマシーン(トム・サヴィーニ)やヴェトナム帰りの黒人フロスト(フレッド・ウィリアムソン)の2人の猛者が戦いに加わり、バトルを繰り広げた。だが、リチャードがヴァンパイアに変身し、セスは弟を殺した。続いてセックスマシーンが、次にフロストが変身し、残った人々は彼らを倒す。そして、ジェコブもヴァンパイアに噛まれ、彼は人間としての意識があるうちに子供たちを助けようと決意する。

倉庫にあった武器を手に、彼らは店から脱出しようとするが、ついにジェイコブまでも変身した。ケイトは涙ながらに父親を倒すが、その間にもヴァンパイアの群れは増え続けるばかり。スコットも殺され、絶体絶命と思われたその時、セスがこの店で落ち合う約束をしていたカルロス(チーチ・マリン)とその部下が彼とケイト救出し、ヴァンパイアたちは夜明けの太陽光線を浴びて死滅した。セスはケイトに金を渡して別れを告げ、やがて彼女も立ち去った。

フロム・ダスク・ティル・ドーン スタッフ

監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:クエンティン・タランティーノ
原案:ロバート・カーツマン
製作:ジャンニ・ヌナリ,マイアー・テパー
製作総指揮:ローレンス・ベンダー,ロバート・ロドリゲス,クエンティン・タランティーノ
音楽:グレーム・レヴェル
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
編集:ロバート・ロドリゲス
配給:ディメンション・フィルムズ,松竹富士

フロム・ダスク・ティル・ドーン キャスト

セス・ゲッコー:ジョージ・クルーニー
リチャード・“リッチー”・ゲッコー:クエンティン・タランティーノ
ジェイコブ・フラー:ハーヴェイ・カイテル
ケイト・フラー:ジュリエット・ルイス
スコット・フラー:アーネスト・リュー
地獄のサンタニコ:サルマ・ハエック
国境警備員/チェット・プッシー/カルロス:チーチ・マリン
レザー・チャーリー:ダニー・トレホ
セックス・マシーン:トム・サヴィーニ
フロスト:フレッド・ウィリアムソン
テキサス・レンジャー アール・マクグロー:マイケル・パークス
人質 グロリア・ヒル:ブレンダ・ヒルハウス
FBI捜査官 スタンリー・チェイス:ジョン・サクソン
オールド・タイマー・モーテルの店主:マーク・ローレンス
ニュースキャスター ケリー・ヒュー:ケリー・プレストン
ピート・ボトムズ(酒店の店員):ジョン・ホークス

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フロム・ダスク・ティル・ドーン 映画シリーズ

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フロム・ダスク・ティル・ドーン2は、1999年制作のアメリカ合衆国の映画。銀行強盗の一味と恐るべき吸血鬼の死闘は、新たな登場人物たちによってパワーアップ。鬼才スタッフが集結してカルトな人気を呼んだ異色ホラーアクションの凄絶なパート2。吸血鬼を題材としたホラー・アクション映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の続編。
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