ヒドゥン2は、1993年製作のアメリカ合衆国の映画。人気SFアクション『ヒドゥン』の正当な続編で、前作でマイケル・ヌーリーが演じた刑事の娘が成長しパートナーを務める。人間の身体に寄生するエイリアンとの死闘を描く『ヒドゥン』の続編。前作の主人公ベック刑事の娘がエイリアンと組み、闘いに身を投じていく。敵が繭を作り繁殖するなどの新設定で過激さパワーアップ!
ヒドゥン2 映画批評・評価・考察
ヒドゥン2 (原題:The Hidden2)
脚本:-25点
演技・演出:8点
撮影・美術:8点
編集:1点
音響・音楽:3点
合計-5点
前作ヒドゥンのラストシーンを冒頭に使っており、面白いのはそこだけという悲惨すぎる出来の続編。
前作は一体なんだったんという脚本の迷走が全て。
ともかくつまらない。
ヒドゥン2 あらすじ(ネタバレ)
ロス市警の刑事トーマス・ベックとFBI捜査官のロイド・ギャラガーの2人は、人間の肉体を乗っ取る邪悪なエイリアンラウティスを追っていた(実はギャラガーの肉体には、ラウティスに妻子を殺された善玉のエイリアンが乗り移っていた)。ギャラガーはやっとのことでラウティスの抹殺に成功、闘いのさなか殉職したベックの亡骸に乗り移り地球人として定住することを決意する(以上パート1)。が、死んだはずのラウティスの一部が蘇生。
15年後、ラウティスの消息を追っていたトム・ベックは工場の跡地に大量の繭を発見、その直後、人間に乗り移ったラウティスに襲われ命を落とす。彼の一人娘ジュリエットは父の亡骸に対面し、その夜マクラクランという男の手荒な訪問を受ける。彼は、ベックにエイリアンが乗り移っていたことを説明し、自分はかつて同僚であったそのエイリアンから緊急通信を受けて地球にやってきた、同じエイリアンであると告げた。まだ生きていると思われるラウティスを倒すために…。始めは半信半疑であったジュリエットであったが、マクラクランが自分の特殊な能力を彼女に見せたためエイリアンの存在を信じ、彼と共に父を殺した宿敵の打倒を決意する。
ふたりはベックが残した資料から、例の工場の場所を突き止めそこへと向かった。工場は巨大なディスコに改造されており、大勢の群衆が踊る中、ラウティスが一人に寄生、マクラクランの所持していたエイリアン抹殺用の兵器を奪って逃走した。次々と人間に寄生し殺戮を重ねるラウティス。一方マクラクランとジュリエットは、ベックの遺品の中から同じ兵器を発見、閉店後のディスコへ行き、ラウティスが産み落した繭をすべて焼きつくし、そこへ戻ってきたラウティスも倒した。いつしか愛し合う仲になっていたマクラクランとジュリエットであったが、エイリアンが人間の体に寄生できる時間は限られており、彼は故郷の星へと戻っていった。
ヒドゥン2 スタッフ
監督:セス・ピンスカー
製作:マイケル・メルツァー,ディヴィッド・ヘルパン
脚本:セス・ピンスカー
撮影:ブライアン・イングランド
音楽:ディヴィッド・マクヒュー
特殊効果:トッド・マスターズ
キャラクター原案:ボブ・ハント
ヒドゥン2 キャスト
ジュリエット・ベック:ケイト・ホッジ
マクラクラン:ラファエル・スバージ
トム・ベック:マイケル・ウェルデン
コルトン:トム・テイバック
冒頭(前作からの引用)
トム・ベック:マイケル・ヌーリー
ロイド・ギャラガー:カイル・マクラクラン