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バトル・ロワイアルII 鎮魂歌|この戦争、3年B組全員出席。|すべてのオトナに、宣戦布告。|This time it’s war.

バトル・ロワイアルII 鎮魂歌
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バトル・ロワイアルII 鎮魂歌は、2003年公開の日本映画。製作発表時、深作欣二監督は前立腺癌の脊椎転移を告白。命ある限り、と完全燃焼を誓う。撮影は2002年12月16日から開始されたが、12月21日には深作欣二が入院。翌2003年1月7日からは当面の監督代行として息子の深作健太が起用されました。

しかし、2003年1月12日に深作欣二が死去。この作品が深作欣二にとって遺作となったが、監督としての仕事を行っておらず、深作欣二の名を落としかねない作品なので到底認めることはできません。1月18日の撮影再開後は深作健太が正式に監督となり、同年4月11日に本編撮影を終了。全編の中で深作欣二が担当したのは僅か1シーンである為、実質的には深作健太の単独作品です。

バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 映画批評・評価・考察


バトル・ロワイアルII 鎮魂歌

脚本:7点
演技・演出:10点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計44点

前作は無人島における中学生同士の殺し合いを描いたバイオレンス映画でしたが、今作では無人島にてテロリストと自衛隊、そして自衛隊に強制徴用された中学生との戦闘を描いた戦争アクション映画となっています。

今作は、映画オリジナル脚本なので、前作と異なり演出全般にパクリ感(オマージュ?)が漂っていて、前作の七原を普通のテロリスト(首都庁舎爆破テロにより無差別殺害)にしてしまうなど脚本にもセンスの無ささがあふれ出している作品です。ただし、若い演者が情熱的に頑張っている姿には好感が持てます。この映画の最大の欠点は笑いながら観てしまうってことでしょう。テーマの割にコミカルな演出が目立ちすぎるため、笑えてしまうというのが問題です。テーマと演出が相違しすぎているからこうなるんです。といってもツッコミどころ満載の映画で僕はまぁまぁ楽しめました。

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バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 あらすじ(ネタバレ)

本作の舞台は前作の『バトル・ロワイアル』で「BR法」による殺人ゲームで勝ち残った七原秋也と中川典子が、戦場となった島を脱出して3年が経過しており、世界はテロの時代に突入していた。

七原秋也は、歴代のBR優勝者や反BR法活動家、BR法の被害者などにより結成されたテロ組織「WILDSEVEN」(ワイルドセブン)のリーダーとなり、「首都庁舎爆破テロ」を実行し、その犯行声明に於いて「全ての大人に宣戦布告する」と宣言する。子供達の「報復」を恐れた大人達は、正義の名の下に「BRII」と呼ばれる、中学生をワイルドセブンと戦わせる新世紀テロ対策特別法を成立させた。

そんな中で、3年前に七原秋也に父・キタノを殺されたキタノシオリは、父と同じ境遇に自分をおくため「BRII」への参加を志願し、青井拓馬をはじめとして全国から問題児が集まる全寮制の町立鹿之砦中学校に編入する。その冬のクリスマスにシオリや拓馬が在籍する3年B組の42名の生徒達は、スキー合宿へと向かうバスの中で軍に拉致されてしまう。迷彩服に着替えさせられ、担任である教師RIKIからBRIIへの参加、即ち「孤島に立て篭もった七原秋也を3日以内に見つけて殺害せよ!」との命を下される。

生徒達は、ゲームに参加する「勝ち組」と、参加を拒否する「負け組」を選択させられるが、負け組を選ぶことは即ち殺されてしまうことを知る。クラスの殆どが参加を選択するものの、男子15番の槙村慎太郎は銃で足を撃たれても最後まで拒否し銃殺される。その後でRIKIから男女どちらか同じ出席番号の者が死ねば、首輪に仕掛けられた爆弾によってもう一方も爆死する事を知らされ、恐怖に怯える中で女子15番の福田和美が死亡した。その後、残った40人の生徒達はボートに乗り、ワイルドセブンの潜む孤島へと送り届けられる。

BRIIによる攻撃と知らないワイルドセブンにより、生徒達が乗るボートや上陸後の銃撃戦で、またペアの落命による首輪の爆発、地雷原への進入によって、男子02番のト部秀悟、男子07番の志村鉄也をはじめとし、多くの生徒達が死亡していく。また、ワイルドセブンのアジト付近で拓馬が女子06番の希を誤射してしまうが、それによって桜井サキは拓馬の首輪を見て、敵は中学生だと気づく。

生き残った18人の生徒達はアジトに侵入し、ワイルドセブンの少女を追うものの、仕掛けられていたトラップによって全員が取り囲まれてしまう。ワイルドセブンのメンバーが生徒達に銃を下ろすよう説得するが、一部の生徒達は銃口を向け続け、家族をテロで失っている男子04番の黒澤凌は憎悪を吐く。ワイルドセブンの少年が自分達は被害者だと語りかけ、銃を捨てるように言うものの、女子12番の野坂真帆はその少年を撃ち殺した。それをきっかけに凌や他の3人の男子生徒もワイルドセブンを攻撃するが、結局4人は反撃により死亡し、また攻撃を一切しなかった男子13番の保坂康昭も巻き添えにより命を落とす。

それにより、彼らのペアであるシオリや3人の少女の首輪が鳴り始めた。それを知った七原秋也はシオリらを見捨てようとせずEMPで助けようとする。だが、救助が間に合わず、その内の一人、女子10番の夏川結子は爆死した。だが、シオリら3人の女子生徒はぎりぎりでEMPが発動して死なずに済む。そしてBRIIは中止となり、シオリや拓馬ら生き残った11人の生徒はワイルドセブンによって全員首輪を外される。

その後、ワイルドセブンのメンバーや、彼らに付いた生徒達は、教師RIKIとの対峙と和解を経て、そして軍と壮絶な戦いを交える。多くの者が命を落とす中、島の地下道を経て脱出しアフガニスタンに渡った者も少なからず居た。その一人、七原秋也を中川典子が迎えて物語は終わる。

バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 スタッフ

監督:深作欣二,深作健太
脚本:深作健太,木田紀生
原作:高見広春
プロデューサー:片岡公生,河瀬光
撮影:藤澤順一
照明:小野晃
美術:磯見俊裕
録音:安藤邦男
編集:阿部亙英
音楽:天野正道
主題歌:STANCE PUNKS「真夜中少年突撃団」(作詞・作曲:TSURU)
製作委員会メンバー:東映,深作組,テレビ朝日,WOWOW,ギャガ,日本出版販売,TOKYO FM,セガ,東映ビデオ,東映エージエンシー

バトル・ロワイアルII 鎮魂歌 キャスト

主人公
青井拓馬忍成修吾
本作の男子生徒側の主人公。自信と不安の振り幅が大きく、繊細でキレやすい性格で、そのことが「病気」だと周囲の人間から思われ、幾度となく暴力事件を起こし、転校を繰り返していた。そのことを心配した母親が、「何か変わるはず」とさじを投げるように、問題児ばかりの鹿之砦中学校に転入させる。父親は事業に失敗して失踪。
転入後は金髪に染めており、大人を憎んでいる。捨てられた自分という存在の不確かさと現実の不安に苛まれるが、鹿中では本来の自分を取り戻してラグビー部で才能を発揮し、トライゲッターとして活躍。自信と強い仲間意識を持つようになる。
性格は大人を信用しない・荒れた部分がある・口汚い・金髪に染める・未成年にも関わらず喫煙する・頭にくると物にあたる部分があるが、心優しくうまく表現することは不得手だが正義感は強い方で仲間を大切にするいい子である。「死んでいった仲間たちの分も生きる。生きて戦い続ける」という信念を持っている。浅倉なおの好意は感じながらも多少持て余し気味で、久瀬遥の視線にも気がつきながら戸惑っている。
大人への不信感を剥き出しながらもBRIIへの参加を決意し、リーダー的な存在として仲間を引っ張ってゆく。仲間の死に直面しながらも、テロリストのアジトに到達し、最初はテロリスト(ワイルドセブン)に反発的だったが砦に入り、敵だと思っていた七原秋也を理解するようになり、彼と打ち解け首輪を外してもらい、大人達と戦っていくこととなった。
秋也達の手引きにより、一度は地下道を使って脱出しようとしたが引き返し、最後まで戦うことを決意。その後は軍と奮戦後、地下道も使って脱出した模様。後にアフガニスタンにて浅倉なお達と合流した。
キタノシオリ前田愛
本作の女子生徒側の主人公。前作で七原たちの担任・BR司令官を担当していた教師・キタノの娘。父親のことを「おじさん」と呼ぶ。前作『バトル・ロワイアル』には声のみ出演。ピアノが趣味。
自らBRに志願し、次期参加が内定していた鹿之砦中に転入。出席番号は女子04番。物静かな性格で一人でいることが多く、ラグビー部に所属したのも自身を鍛える為に過ぎなかった様子。そのため、ゲーム参加者選出のときは真っ先に名乗り出た。
生徒が死亡のさいにも特にこれといった表情を見せないため、良心の持たない人物だと思われがちだが自分が爆死しそうな時に近くにいた少女を巻き込まないようにしようとしてる一面もあった。
銃器の扱いや戦闘のイロハを独学で修得した為、戦闘能力は極めて高く、戦闘慣れしている。各ミッション時には素早く行動を開始し、仲間もそれに続いて行動する。弾薬投下時に「当たり」を引き、グレネードランチャーを手に入れる。
ミッション4「突入」時にペアである黒澤が戦死し、首輪が爆発しそうになるが、EMPにより助かった後はテロリスト側につき、生き残った生徒の中でただ一人、地下道へは行かず砦に残って戦った。その後、一斉突撃してくる兵士を相手に奮戦するが、被弾し高台から落下。秋也に自分の過去を話し、彼の腕の中で死亡した。
七原秋也藤原竜也
前作の主人公。前作でプログラムに巻き込まれ、中川典子と共に全国指名手配されていた。後に反BR法組織「WILDSEVEN(ワイルドセブン)」を結成し、そのリーダーとなる。AK-47を手にキタノら中学生や自衛隊と闘う。額には前作でプログラムからの救出を手伝った、川田章吾が付けていたバンダナを着用している。

主要人物

浅倉なお酒井彩名
両親が不仲な家庭で育ち、親の離婚後イジメにあい、鹿之砦中学校に転校。夫婦喧嘩を多く見てきたトラウマから、人が争う場面を苦痛に思う。鹿之砦中ではラグビー部のマネジャーを勤めており、委員長グループの中心人物でもある。
最初は拓馬に拒絶を覚えていたようだが、世話焼きの性格からお節介をやくようになり、今では彼に心惹かれている。一方、卜部秀悟に想いを寄せられているが、全く気づいていない。
上記のように本作の青井拓馬としてのヒロインとも言える存在である。
EMPにより助かった後はテロリスト側につき、七原ら「ワイルドセブン」に救出され、地下道を経て脱出。アフガニスタンへ渡り、拓馬たちと合流した。
教師キタノビートたけし(生徒にはキタノと呼ばれる)
シオリの父親。現在は故人。
桜井サキ加藤夏希
ワイルドセブンのメンバーで、スナイパーとして活躍する。戦艦島での戦闘中に敵が首輪をしている事に気付き、戦っている相手の正体が中学生である事に最初に気付いた。
かつての「プログラム」の生き残りであり、彼女が死んだと誤解した一家は離散。複雑な状況下で弟の晴哉と再会を果たす。再会時には彼が困惑する程に以前の彼女とは別人のような接し方をしていたが、生徒達の脱出の際の戦闘中に、姉とは今生の別れとなる事を察した晴哉が言葉をかけた際に実の姉として涙を流した。
最終決戦時は秋也に逃亡を促し、アジトの自爆スイッチを起動させ孤軍奮闘するが、間もなく敵の銃弾を浴び死亡。
中川典子前田亜季
最後にアフガニスタンで秋也と再会している。
教師RIKI – 竹内力(最後のロールでは教師RIKI、台詞上ではタケウチリキと自己紹介する)
普段は頼りなさそうなグータラ教師だが、生徒達が拉致されてきた際に普段と別人のようなコワモテな姿で生徒達の前に現れた。
過去に首都で起きたテロ事件に巻き込まれ一人娘を失って以降、無気力な大人になっていたが、娘を奪ったテロをへの怒りだけは常に抱いていた。ゲームの最中の本部では精神が不安定な状態になっており(娘を失った悲しみが振り返した事によるものと思われる)、精神安定剤とみられる薬を大量に貪っている光景もあった。
ワイルドセブンの宣戦布告後、総理大臣(政府)の人任せな言動による不信感と生徒達だけが犠牲になるのを良しとせず、最後は自ら首輪を付け、ラガーマンの出で立ちで脱出する七原や拓馬達の前に立ち塞がるが、これまで抱いてきた胸の内を吐露・ゲームへ巻き込んだ事への責任を取り、自分の首輪が警告音を発する中で拓馬達へのエールを送り、寄せ書きのラグビーボールを手に爆発で散った。

鹿之砦中学校3年B組 男子

男子02番 卜部秀悟柴木丈瑠
弟が多い家庭の経済的な理由から、自らの意思で鹿中へ転入。鹿中ではラグビー部に所属し、部員1番のトライゲッターだったが、新たに入部してきた青井拓馬の才能を早々に見抜き、その座を譲る。以後はアシスト役に徹底し、拓馬との間には固い絆が結ばれた。
仲間意識が人一倍強く、人のために自分を押し殺すこともしばしばあり、密かに浅倉なおに想いを寄せているが、彼女の拓馬に対する想いに気づいており、そこでも自ら一歩引いた位置に立つことを良しとしている。
拓馬やなおが参加したことにより、BRIIへの参加を決意。戦艦島に上陸後、テロリストに襲撃されて重傷を負う。更にペアの池田が禁止エリアに踏み込んで死亡したことにより、助からないと悟るや、仲間の時間を稼ぐためにテロリストの元へと特攻し、拓馬になおの安全を頼みながら死亡した。
男子03番 葛西治虫坂本真
鹿之砦中学校でただ一人の文芸部員。一生懸命やってもひ弱でどこかヌケているため失敗も多いが、他人からよく笑われる「憎めないキャラ」。筧今日子に密かな想いを寄せている。
父親は某私立大学文学部の教授で、その一人息子。厳格な父の方針で主に学力向上のために鹿中にいるが、その甲斐もなく成績は悪い。様々なことに詳しく、コンプレックスの裏返しで薀蓄を語るが、その殆どは聞きかじりのいい加減なもの。
混乱や錯乱を始める3年B組の生徒が多い中、意外にも冷静に事態してBRIIへの参加を決意し、拓馬らと行動を共にして成長する。彼らの重要な仲間の一人となり、七原秋也のアジトへ到着した後、七原らと共に政府サイドの兵隊相手に戦う。その後、拓馬を兵隊から逃す為に筧今日子を拓馬に託し、七原の仲間と共に兵隊相手に自分たちも巻き添えにして爆死。
男子04番 黒澤凌伊藤友樹
首都近郊の一般的な中流家庭に育つが、両親と妹を先の首都崩壊クリスマステロで亡くし、身を寄せる場所もなく、鹿之砦中学に転入。鹿中では同じ境遇のワル仲間を集め、不良グループ「シュバルツ・カッツ」を結成し、七原秋也らテロリストに対する激しい復讐心を持っている。以前はラグビー部に所属していたが、一切の過去を封印し、身体を鍛え、独学で武器の扱いを学ぶ。
BRIIに巻き込まれたのは偶然だったが、BRIIへは率先して参加した。与えられたミッションには他の生徒達より遥かにやる気になり、アジト突入までの主導権を発揮。七原のアジトでついに家族の仇に対面し、テロリストに襲撃するも、返り討ちに合い眉間を撃たれ死亡。
普段はシュバルツ・カッツ以外のクラスメイトとはつるまないが、BRⅡでは仲間に煙草を薦める兄貴分的な行動を取ることもある。
男子05番 桜井晴哉勝地涼
父と姉・桜井サキとの平穏な家庭で育つが、BR反対運動に身を投じた父が獄死。更にサキが「プログラム」に選ばれ、優勝後にそのまま失踪したショックから自閉症となり、行政処分で鹿中へ転入。転入後はラグビー部の面々と馴染むことで、本来の明るさを取り戻していた。
戦艦島において拓馬たちと行動を共にし、テロリストとなったサキと複雑な状況下で再会を果たすも、地下道を経てアフガニスタンへの島からの脱出時に、島に残った姉とは最後の別れの形になった。拓馬と並んで数少ない男子生徒の生存者である。
男子06番 柴木雅実藤平涼二
関西からの転校生で、鹿中に転入後はラグビー部に所属し、拓馬たちの仲間として自分の居場所を発見。貧しい家庭に育ち、孤独感から常にナイフを携帯している。一見お調子者だが、鹿中へ来る前はカツアゲの常習犯であるかなりのワルで、周囲からも恐れられていた。しかし、根は良心的な人物である。
突然の教師RIKIの「BRII」宣言に思わず手にしていたナイフを投げつけるも、逆にそのナイフで脅される。拓馬らと共にテロリストのアジトまで到達し、七原らと共に政府サイドの兵隊相手に戦うが、政府サイドの兵隊に撃たれ、拓馬達に学校での生活は楽しかったと伝え死亡した。
男子07番 志村鉄也山田浩太
父親をテロで亡くし、鹿中に転入。鹿中では同じ境遇の黒澤と共鳴し、「シュバルツ・カッツ」のメンバーとつるみ、七原秋也を憎んでいる。サバイバルゲームが趣味の軍事オタクであり、中一の時に父親に連れられ、海外で実銃を撃った経験があるのが自慢。いつかテロと戦うため、軍隊に入りたいと思っていた。
それなりに武器に精通しており、仲間のアドバイザー的存在だったが、上陸後隊列を離れた汐田早苗を引きとめに行ったことで迫撃弾を浴び、重傷をおう。その後に重傷ながらも立ち上がり黒澤に七原秋也の打倒を言い、その直後に敵の攻撃を食らい爆死した。
男子08番 城直輝原田健二
以前に住んでいた場所では野球部に所属しており、四番でエースだった。しかし母親をテロで亡くし、鹿中に転入。鹿中では同じ境遇の黒澤と共鳴し、不良グループ「シュバルツ・カッツ」のサブリーダー的存在。本来は暴力性ゼロのナイーブで優しい性格で、時々その葛藤が見え隠れする。
ニ班のポイントBからのアジトへの侵攻をリードするが、テロリストを襲撃して逆に返り討ちに合い、死亡。
男子09番 田口正勝田中丈資
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。野球部に所属し、守備位置はキャッチャー。無口な性格だが、風邪を引いても無理して練習するほど、野球を愛する頑張り屋。毎晩素振りでストレスを発散していた。線の細い女の子がタイプで、野球と同じくらい新見麗奈に好意を寄せていた。
突入ポイントBで地雷原に倒れこみ爆死。
男子10番 名波順青木崇高
年の離れた兄をテロで亡くし、その後は喧嘩に明け暮れ、学校で問題を起こして鹿中に転入。鹿中では敬愛していた不良グループ「シュバルツ・カッツ」とつるんでおり、グループのメンバー同様、テロリストを深く憎んでいる。しかし、実は兄の影響で古いロックをこよなく愛するロック少年でもあり、一番好きなアーティストはジミヘン。
ポイントB経由でアジト侵入に成功するも、テロリストを襲撃して返り討ちに合い死亡。
男子11番 長谷川達彦田村圭生
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。所属するサッカー部ではエースストライカーで、後輩の女の子にモテていた。派手好きな性格で、基本的には自分の事しか考えていない利己主義者。松木志穂にラブレターを貰ったことがあるが、本人は蓮田真由をなんとかモノにしようと、よくちょっかいを出しては嫌われている。
突入ポイントBで田口正勝が地雷に引っかかって死亡し、戸塚保奈美の首輪が連動したことにより、自暴自棄になって味方に銃を向ける。田口正勝の死体が地雷原に落ちて地雷が起動し、逃げ遅れて倒れこみ爆死。
男子12番 日笠将太豊永利行
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。ツッパリに憧れているものの少々理屈っぽいところがあり、不良グループ云々以前に上手く人と馴染めない。なかなか友達ができない自分への焦燥感を、走る事で紛らわせている。
激戦の突入ポイントBを突破し、敵アジトへの侵入に成功する。テロリストを襲撃するも返り討ちに合い銃殺される。
男子13番 保坂康昭池山孝明
病弱で学校を休みがちだったため、一年留年。そのせいで引きこもりになり、鹿中へ転入。根っからの理系少年で気の弱い性格が災いし、気の強い野坂真帆に強引に付き合わされているが、実はキスもまだ。自分と同じ病弱な子に共感できるので、将来は医者になろうと思っている。
真帆らと共にポイントBからアジトへの侵入に成功する。真帆がテロリストに銃を向けるのを阻止するも無理であり、プールのような水たまりから上に上がろうとするも真帆に引っ張られ戻された。その後、アジト内の銃撃戦によって巻き添えを食らい命を落とす。唯一テロリストを襲撃しなかったがアジト内の銃撃戦で命を落としてしまった人物。
男子14番 前薗健二上條公太朗
テロで父親を亡くし、鹿中に転入。鹿中では不良グループ「シュバルツ・カッツ」のメンバーとつるみ、テロリストを憎んでいるが、元来は気の良い目立ちたがり屋で、人当たりの良さは滲み出てしまう。運動神経の良い格闘技オタクで、小学生の頃にプロレス技で四人の骨を折ったことがある。新藤理沙に告白するも、一蹴された経験がある。
突入ポイントBで田口正勝の死体が地雷原に落ちて地雷が起動し、逃げ遅れて倒れこみ爆死。
男子15番 槇村慎太郎黄川田将也
アルコール使用障害の母親との母子家庭で育ち、母に暴力を振るい、家出同然に鹿中へ転入。弟や妹に母を預けた心配から何度も実家へ帰り、またすぐ復学を繰り返している。鹿中ではラグビー部のキャプテンで、男子のクラス委員を務めている。本村明日香と交際していて、拓馬や秀悟を弟のように思っている。統率力があって仲間からも信頼されているが、実は内面に暴力衝動を抑えこんでいる。
BR参加を最後まで拒み、特殊部隊隊長に射殺された。
男子16番 皆本清遊木康剛
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。運動能力に長け、球技大会等では助っ人としてその存在が重宝がられているが、成績の悪さは学年でも一、二を争い、未だに九九が言えないことはあまりにも有名。恥ずかしがり屋で、お人よしの性格。思い切って久瀬遥に告白するも、英語で散々なじられ、何を言っているか分からなかった。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボートで出航するも、島に辿り着く前に宮台陽介が死亡し、三船夕佳の首輪が連動したことにより、自暴自棄になって投げ出してボートから海に飛び込むも、ペアとの距離から離れたことで首輪が爆発し死亡。
男子17番 宮台陽介山本一輝
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。俊足の野球部員でセカンドを守る。が、飽きっぽい性格から現在は幽霊部員で、帰宅後はゲーム三昧。高校デビューを狙い、サーフィンを始めようと髪を伸ばしているが、近所に海がない事が悩みのタネ。蓮田真由に好意も持っている。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボートで出航するも、島に辿り着く前にボート上でテロリストに狙撃され死亡。ゲーム中最初の死亡者となる。
男子18番 向井渉久保田武蔵
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。鹿中ではラグビー部に所属し、部のムードメーカー的存在。明るく気配りする性格で、後輩にも一番慕われている。鹿之砦町一の大工の息子で、将来は跡を継ごうと思っている。慎太郎と明日香が付き合っていることを知らず、明日香に告白して玉砕した。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボートで出航するも、島に辿り着く前に三船夕佳の首輪が連動し、パニックになる仲間を落ち着かせようとするが、叶わず彼女の首輪の爆発によりボートも爆発し死亡。
男子19番 森島達郎蝦名清一
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。鹿之砦町公明寺の跡取り息子だが、クラス一目立たない、おとなしい性格。女の子に優しいので、昔からの顔なじみでもある八木綾音から何度か告白されたことがあるが断った。実は女性に興味を持てないらしい。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボートで出航するも、島に辿り着く前に無人島からテロリストに迫撃弾でボートを狙撃され死亡。

鹿之砦中学校3年B組 女子
女子02番 池田美希盛内愛子
いじめが原因で不登校になり、鹿中へ転入。素直で優しい性格だが喘息を持っており、気も体も弱い。鹿中では新見麗奈や波多量子と仲が良く、保健室でアイドルやアニメの話をしている。
テロリストが襲撃して来る中、一人遅れて皆とはぐれ、仲間たちの援助で合流しようとするも、彼らに対して急に恐怖を感じて逃亡。禁止エリアに入り込んで首輪が爆発し、死亡。
女子03番 筧今日子神戸みゆき
テニス部に所属している女子。クラスでは委員長グループと行動を共にしている。気が強く、クールな性格。優等生の兄がおり、クラスの男子を見下しているが、葛西治虫に好意を寄せられている。
七原ら「ワイルドセブン」に救出され、地下道を経て脱出。アフガニスタンへ渡り、拓馬たちと合流した。
女子05番 久瀬遥末永遥
帰国子女である少女で、先天性の糖尿病を患っており、常にインスリンを持ち歩いている。その為周囲とは馴染めず、一人で居ることが多い。拓馬に密かに想いを寄せている一方、皆本清に告白されるも、英語で散々なじった。なおと並び青井拓馬としてのもう一人のヒロインと呼べる存在。
終盤(最低でもゲームとしてのBRIIはテロリストによって中止にされている)まで生き残るが、テロリストのアジトの爆撃に巻き込まれ、落下した壁に押しつぶされる。隣に埋まっていた拓馬に想いを伝え、絶命する。
女子06番 鷺沢希佐藤翔子
3歳の時の幼少期に目の前で父親が事故死し、同じような境遇を持つ人のいる鹿之砦中に転入。鹿中ではテニス部に所属し、浅倉なおらと共に行動している。前記のことから、死に対して必要以上の恐怖を持っている。
拓馬の発砲した銃の巻き添えを食らって重傷を負う。テロリストのアジトにたどり着くが、浅倉たちに「自分のことを忘れないで」と言い伝えながら死亡。
女子07番 汐田早苗松本美千穂
幼少時代から受けてきた親戚の虐待から逃れる為、自ら全寮制の鹿之砦中に転入。鹿中では陸上部に所属しており、同じく陸上部員の年下の彼氏がいる。
とある理由から、クラスの女子達とは少し距離を置いていた。死の恐怖に耐える事はできない。
島に上陸後テロリストから襲撃される恐怖を感じ、隊列を離れてボートまで戻るが、それを引き止めに行った志村鉄也が迫撃弾を浴びて死亡した事で、彼女の首輪が連動し、彼女の死の原因となってしまう。
連動した首輪による死の恐怖に耐えられず、転倒しながらも逃げる様に走り出し、右手で首輪を掴み、絶叫しながら走り続け、首輪が爆発し絶命する瞬間まで死の恐怖を抱き続けた。
女子08番 新藤理沙桂亜沙美
鹿之砦中学校の女子寮の寮長。成績優秀で、人望も厚い女子のクラス委員長。委員長グループの中心人物で、特に戸塚保奈美とは厚い友情で結ばれている。テニス部に所属しており、卒業した先輩に憧れていた。前薗健二に告白されるも、一蹴した。
突入ポイントBで戸塚保奈美の首輪が鳴った際には一人にはしないと抱きつくが、引き離されてしまった。その後、ミッション4「突入」時にペアである城直輝が死亡し、首輪が爆発しそうになるが、EMPにより助かった後はテロリスト側につき、七原ら「ワイルドセブン」に救出され、地下道を経て脱出。アフガニスタンへ渡り、拓馬たちと合流した。
女子09番 戸塚保奈美中川愛海
委員長グループのサブリーダー的存在。鹿之砦町出身。委員長グループの一人で、新藤理沙の親友。テニス部に所属しており、キャプテンを務める。
突入ポイントBでペアの田口正勝が地雷原に引っかかり、死亡したことで首輪が連動し、新藤に助けを求めるも、引き離され爆死。
女子10番 夏川結子金沢美波
委員長グループに所属してる女子。鹿之砦町の料亭の長女で、テキパキ動くクラスの肝っ玉母さん的存在。サッカー部のマネージャーを務めている。しかし、死の恐怖に耐えられるほどの精神力はない。
ミッション4「突入」時にペアである名波順が戦死したことで、死の恐怖に耐えられないまま首輪が連動して爆発し、死亡。
女子11番 新見麗奈新舞りあす
アニメ声、天然ボケな性格が原因でイジメに合い、鹿之砦中学校に転校した。鹿中では池田美希や波多量子と仲がよい。アトピー体質であり、日々のシャワーが欠かせない。意外に男子にモテ、田口正勝に好意を寄せられている。
突入ポイントBで田口正勝の死体が地雷原に落ちて地雷が起動し、逃げ遅れて倒れこみ、爆死。
女子12番 野坂真帆石井明日香
小学校の頃から合気道を習っている。
キレやすく、気が強い性格。気の弱い保坂康昭に魅かれ、清い交際をしている。また、デスゲームに巻き込まれているとはいえ、相手がテロリストならたとえ子供でも殺人を行うなど過激な一面を持つ。
保坂らと共にポイントBから七原のアジトへの侵入に成功する。しかし、テロリストは攻撃をやめたにもかかわらずテロリストの子供を銃殺し、アジト内の銃撃戦の原因を作ってしまう。
テロリストの子供の殺害後もテロリストを襲撃し続けたが、テロリストに銃殺される。
女子13番 蓮田麻由柳沢なな
委員長グループの切り込み隊長。健康優良児で、根っからの体育会系。その明るい性格から、皆本清に好意を持たれ長谷川からもちょっかいをかけられ、クラスで一番モテている。
ミッション4「突入」時にペアである保坂康昭が死亡し、首輪が爆発しそうになるが、EMPにより助かった後はテロリスト側につき、七原ら「ワイルドセブン」に救出され、地下道を経て脱出。アフガニスタンへ渡り、拓馬たちと合流した。
女子14番 波多量子花田亜由美
不登校と転校を繰り返し、鹿中へ行き着く。鹿中では池田美希、新見麗奈と仲がよい。超インドア派で、空想の世界に浸るのが好きで、本人も作家を目指している。教師RIKIからは苗字を覚えられていなかった。
突入ポイントBで田口正勝の死体が地雷原に落ちて地雷が起動し、逃げ遅れて倒れこみ、爆死。
女子15番 福田和美あじゃ
以前の中学でいじめられ、鹿中に転校。鹿中では本当は気が弱いのを隠すため、女子不良グループのリーダーとして、乱暴な言葉使いや目立つ外見を心掛けている。ブランド、流行りモノ好きだが、母親想い。死の恐怖に耐える事はできない。
ペアの慎太郎がBR参加を最後まで拒み、特殊部隊隊長に射殺されたことにより首輪が連動し、必死にクラスメイトにすがり付くが、拒否される。死の恐怖に耐えられず母親を叫んで逃げ出すも、首輪が爆発し、死亡。クラスメイトがBRIIに参加する見せしめのように利用された。
女子16番 松木志穂松本真衣香
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。優等生気質から、不良グループとは仲が悪い。同じくガリ勉タイプの谷野響と仲がよい。早く高校受験に受かって、この町から出て行きたいと思っている。実は慎太郎と長谷川にラブレターを送ったことがある。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に宮台陽介がテロリストに狙撃され、死亡したことにより三船夕佳の首輪が連動し、更に海に飛び込んだパートナーの皆本清も死亡。三船夕佳の首輪の爆発によりボートも爆発し、死亡。
女子17番 三船夕佳坂口理香
万引きなど、様々な問題を起こして母親によって鹿之砦中学に転入させられた。鹿中では境遇の似た和美ら女子不良グループとつるんでいるが、友情は感じていない。
首輪が連動した和美に寄り添った矢沢愛を、彼女から引き離した。「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に宮台陽介がテロリストに狙撃され、死亡したことにより首輪が連動し、首輪が爆発して死亡。
女子18番 本村明日香長谷部瞳
ラグビー部のマネージャーを務めている女子。なおの親友であり、委員長グループに所属してる。ラグビー部の槙村慎太郎とは夏以来付き合い始めていた。向井渉に告白されるが、慎太郎と付き合っていた為に振った。
BR参加を最後まで拒み、教師RIKIに射殺された慎太郎を前に涙した。「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に三船夕佳の首輪が連動し、なおに助けを求めるも、三船夕佳の首輪の爆発によりボートも爆発し、死亡。
女子19番 八木綾音菊地美香
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。他人と接するのが苦手で、地元グループの夕城香菜、善山絵里と一緒にいることが多い。森島達郎に何度か告白しているが、断られた。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に無人島からテロリストに迫撃弾でボートを狙撃され、死亡。
女子20番 矢沢愛清水沙映
女子不良グループのサブリーダー的存在。人柄とは裏腹に成績は優秀で、本来はピアノ好きな真面目な子だった。
首輪が連動した和美から誰もが逃げる中、一人だけ彼女に寄り添った。「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に無人島からテロリストに迫撃弾でボートを狙撃され、死亡。
女子21番 谷野響宮尾知里
成績優秀なガリ勉タイプで、同じくガリ勉タイプの松木志穂と一緒にいることが多い。将来は東京の大学に進学したいと思っている。窮地に弱く、すぐパニックになる。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に無人島からテロリストに迫撃弾でボートを狙撃され、死亡。
女子22番 夕城香菜森本ゆうこ
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。鹿中ではバスケ部に所属しており、動物好きな為、飼育委員を務めている。八木綾音や善山絵里と仲が良い。農家のおじいちゃん子で、甘えっ子として育つ。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に無人島からテロリストに迫撃弾でボートを狙撃され、死亡。
女子23番 善山絵里名雪佳代
地元・鹿之砦町の小学校より鹿中に進学。プライドが高く、小学生の時はずっと優等生で、いじめっ子だった。鹿中では八木綾音や夕城香菜と仲が良い。いじめた子の自殺により、後悔の日々を過ごしている。
「ワイルドセブン」が待ち受ける戦艦島へとボードで出航するも、島に辿り着く前に無人島からテロリストに迫撃弾でボートを狙撃され、死亡。

反BR法組織「WILDSEVEN(ワイルドセブン)」

メンバーは未成年者が多く、最年長者でも22歳。
左海貢石垣佑磨
親友が過去の「プログラム」で死亡した事から、反BR法組織に参加した。ワイルドセブンのサブリーダーとしてメンバーをまとめる。最終決戦時、突入してきた軍と交戦し、銃撃を受け負傷。秋也に最期の言葉を遺し、死亡した。
早田マキ真木よう子
17歳の少女。一家でレジスタンスに参加し戦いで両親を失うが、そこで知り合った秋也を心の支えとして、押しかけ女房的にワイルドセブンに参加した。システムや機械を操る頭脳派。喫煙者。最終決戦時、秋也に逃亡する事をサキと共に促した後、敵の銃弾を浴び死亡。
風間総司村田充
過去の「プログラム」優勝者。高い狙撃技術を持ち、声を押し殺して戦ううちに声を発することが困難になり、心を閉ざしていった。常に無表情で冷静。最終決戦時に敵と共に高所から落下、囲まれた敵に多数の銃弾を浴びせられ死亡。
米内健吾久我未来
過去の「プログラム」の優勝者。「一見イってる危ない奴(キャラクターデータより)」だが面倒見がよく、心優しい性格。銃剣やナイフが得意なのは、過去にいじめられていた時に、自衛用にナイフを常備していた為である。最終決戦では奮戦虚しく、多数の銃弾を浴び死亡。
今給嶺聡和田聰宏
「プログラム」から脱出に成功した後、人間不信に陥り、逃亡していた所を三村の組織に救われ、レジスタンスに参加した。メンバー最年長で、兄貴分的存在。最終決戦では葛西と共に敵に特攻するが、敵の銃弾を浴び重傷を負う。最期は自身製のロケットランチャーを使用して敵と共に爆死する。
岩本悠斗田代功児
岩村愛
秋也達の「プログラム」の1つ前の優勝者(前作の冒頭シーンで初登場)。「プログラム」の支給武器は呪いの人形で今でも大切に持っている。口数が少なく、感情を表に出さない。最終決戦時では敵の銃弾を浴びながらも、爆薬の入った人形を敵に投げつけ死亡。
土佐士朗柳澤貴彦
アジト内に侵入した中学生達の前に姿を出したワイルドセブンの少年。その状況ではテロリストが中学生に銃を下ろさせている状態であり、黒澤のワイルドセブンへの憎しみを吐いた後に自分達も被害者であると話し、早く銃を捨てるように説得したがその思いは真帆に届く事はなく、真帆に銃撃されて水の中に落下して絶命してしまう。
小澤佑果
翔子坂本真衣
千鶴浜田麻希
さやか水野茜
真田幸太風間由次郎
亜矢梅田悠
西浩介西川祐也
由香里豊岡真澄
今野雅人

その他

三村真樹雄千葉真一
ワイルドセブンに関連のある人物。前作のプログラムに巻き込まれた七原の友人・三村信史の叔父である。
三村の同志(マキの父) – 大葉健二
内閣総理大臣津川雅彦
内閣総理大臣である男。テロリストを抹殺するためなら無理やり戦争に参加させられた中学生が犠牲になろうとかまわないという歪んだ一面を持つ人物。それを聞いた教師RIKIに大人のやる事かと言われた。
特殊部隊隊長谷口高史
教師RIKIの片腕で、自衛隊の特殊部隊「ATTAT」の隊長。七原秋也の父親と容姿が似ている。
拓馬の母三田佳子
拓馬の母である女性。いつか拓馬をむかえに行くと言った。だが拓馬は自分は捨てられたと思ってしまう。

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