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ドラゴン/ブルース・リー物語|ブルース・リーの生涯を描いた感動のアクション・ヒューマンドラマ。

ドラゴン/ブルース・リー物語
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ドラゴン/ブルース・リー物語は、1993年公開のアメリカ合衆国の映画。ブルース・リーの生涯をリンダ夫人の著書「ブルース・リー・ストーリー」と『燃えよドラゴン』の監督ロバート・クローズの著書“Bruce Lee: The Beginning”を原作に映画化。ランディ・エデルマンが作曲したテーマ曲は『フォレスト・ガンプ/一期一会』など多くの映画の予告編や、テレビ番組のBGMに使用されている。

ドラゴン/ブルース・リー物語 映画批評・評価・考察


ドラゴン/ブルース・リー物語(原題:Dragon: The Bruce Lee Story)

脚本:37点
演技・演出:18点
撮影・美術:16点
編集:9点
音響・音楽:10点
合計90点

ブルース・リーの伝記映画として見ても面白く、カンフー映画として見ても面白く、人種差別を乗り越えていくヒューマン・ラブ・ストーリーでもある。ブルース・リーを通して多くのことを感じ学べる素晴らしい作品。主演のジェイソン・スコット・リーも可能な限りブルース・リーに近づけたアクションを披露している。作中で、映画 ティファニーで朝食を見た時に、ブルースが激怒するシーンが印象的で、東洋人であり日本人である登場人物の描き方が差別的だとブルースが激怒するんですが、そういう視点であの映画を見てない日本人が多いこと。実際あの映画は、日本人をバカにした映画にも拘わらず名作扱いする日本人って差別に鈍感なのかもしれないなと。。。。ハリウッドがこういう作品を作ることが画期的だったようにも思う。作品を盛り上げる音楽が最高だった。

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ドラゴン/ブルース・リー物語 あらすじ(ネタバレ)

1961年、香港。ダンスホールでマナーが悪いイギリス水兵をたたきのめした若者ブルース・リーはヒーロー気分で家に帰るが、水兵が地元の警察副長官の甥で、このままリーを香港に住まわせるのは危険だと考えた父はアメリカでの出生証明書を見せ、リーをアメリカに行くように説得する。リーは船で一路アメリカへと向かった。

62年、サンフランシスコ。中国人の女性オーナー、グッシーの忠告で、大学に通い始めたリーは、ケンカがもとで知り合った学生たちにカンフーを教えることになり、しばらくするとリンダという女性も加わり、いつしかリーとリンダは愛し合う仲になっていく。本格的な道場を設立し、充実した生活を送るリーだったが、子供のころ見た鎧を着た悪魔に襲われる幻覚を時折見るのだった。

リーはリンダの母ヴィヴィアンに会い、結婚を認めてもらおうとするが、白人でないからと断られてしまう。だが、2人は周囲の反対を押し切り結婚した。そんな時、リーはチャイナタウンの権威者たちに呼ばれ、カンフーを他の人種に教えることは許さないと言われ、ある男と闘い、彼を倒せば好きにしていいという条件で、決闘の場へ向かう。リーは勝利を得るが重傷を負い、リンダに励まされリハビリを続け、やがて息子ブランドンも生まれた。

回復したリーは国際空手大会で、かつて重症を負わされた男、ジョニー・サンと闘い、彼を倒す。それを見ていたテレビ・プロデューサーのビル・クリーガーに、新番組「グリーン・ホーネット」のカンフー使い役で出演を依頼されたリーは、一躍注目を浴びる。リンダが2人目の子を身ごもり喜ぶリーだったが、番組は数回で打ち切りになり、そして父の死が知らされた。

香港からの帰途、リーはプロデューサーのタンに香港映画の出演を依頼され、そして70年、初主演作「ドラゴン危機一発」が公開され大ヒット。香港での生活も順調に進み始めたある日、ビルがリーのもとを訪れ、ハリウッドでの映画出演の話を持ってくる。

初のメジャー作品「燃えよドラゴン」撮影中、再び悪魔の幻覚に襲われたリーは、その中で必死に闘い、ついに悪魔を倒し、狙われたブランドンを守った。そしてリーは、「燃えよドラゴン」の公開直前謎の死を遂げるのだった。…

ドラゴン/ブルース・リー物語 スタッフ

監督:ロブ・コーエン
製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス
脚本:エドワード・クマラ,ジョン・ラッフォロブ・コーエン
原作:リンダ・リー,ロバート・クローズ
製作総指揮:ジョン・バダム,ダン・ヨーク
撮影:デヴィッド・エッグビー
音楽:ランディ・エデルマン

ドラゴン/ブルース・リー物語 キャスト

ブルース・リー:ジェイソン・スコット・リー
リンダ・リー:ローレン・ホリー
ビル・クリーガー:ロバート・ワグナー
ヴィヴィアン・エメリー:マイケル・ラーンド
グッシー・ヤン:ナンシー・クワン
フィリップ・タン:ケイ・トン・リム
エド・パーカー:エド・パーカー・ジュニア
イップ・マン:ワン・リョン
ブルースの父:リック・ヤン
ジョニー・サン:ジョン・チャン
ルーク・サン:オン・スー・ハン
ジョー・ヘンダーソン:エリック・ブラスコッター
悪魔:スヴェン=オーレ・トールセン
歴史の教師:クライド・クサツ
グリーン・ホーネットの監督:ヴァン・ウィリアムズ
燃えよドラゴンの監督:ロブ・コーエン
パーティーの歌手:シャノン・リー

ドラゴン/ブルース・リー物語 予告編


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