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ティアーズ・オブ・ザ・サン|”命令違反”それでも私は、あなたたちを守りたかった ─ 。

ティアーズ・オブ・ザ・サン
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ティアーズ・オブ・ザ・サンは、2003年にアメリカ合衆国で公開されたナイジェリアを舞台にしたドラマ・アクション・戦争映画。当初は『ダイ・ハード4.0』の企画として進められていたが、アフリカにおける石油利権問題と民族浄化というテーマ性の深さから独自企画に変更されたものである。アントワーン監督は「この映画は反戦でも戦争賛美映画でもなく、この映画を見てアフリカで起きている現実を知ってほしい」と語っている。

ティアーズ・オブ・ザ・サン 映画批評・評価・考察


ティアーズ・オブ・ザ・サン(原題: Tears of the Sun)

脚本:33点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計85点

アメリカ国防総省の全面協力によって制作され、この映画の批評の中には、「反乱軍を悪者に描き、キリスト教、米軍称賛映画だ」という主張がある。実際、この映画の反乱軍は相当な悪者として描かれており、その残虐性は悪魔と思えるほど。確かに反乱軍を悪く描いてはいるが、キリスト教と米軍賞賛映画とはなっていない。この映画は、ウォーターズ大尉の軍人としての冷徹な決断、人間の尊厳と自己犠牲、人命救助といった激しい葛藤の中でより最善の選択を行おうとする人として在り様が描かれている。クライマックスの熱さは、心を打つ、共感があってこそのように思う。

※2014年3月、当時の大統領グッドラック・ジョナサンは声明を発し、イスラム教の過激派組織ボコ・ハラムによる攻撃により1万2000人が死亡し、8000人が身体に障害を負ったことを述べた。

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ティアーズ・オブ・ザ・サン あらすじ

内戦が続くナイジェリア 。
民族問題、石油利権が発端となり、フラニ族などが率いるムスリム・反米の反政府軍と、米国が支援する現職大統領を含むキリスト教系イボ族の間で対立が激化。やがて、反政府軍がナイジェリア全土を掌握した。
国連が経済制裁を検討する中で、米国は在留外国人の脱出支援を始め、その一環としてウォーターズ大尉(演:ブルース・ウィリス)率いる米海軍特殊部隊SEALのチームがある任務を引き受けることになった。 ウォーターズにとって、それはごくありふれた任務に思われた。
「アメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックス(演:モニカ・ベルッチ)と教会の神父、修道女を救出せよ」
ウォーターズと7人の部下はリーナが治療にあたっている内戦下のナイジェリアの村に到着すると、リーナは患者を置いて脱出することを頑なに拒んだ。任務完遂が最優先のウォーターズは、嘘をついて「村の患者もヘリで脱出させる」ことにする。そしてヘリとの合流地点まで向かい、リーナだけをヘリに乗せて帰路についたウォーターズらが見たものは、反乱軍に襲われたリーナの教会だった。
ウォーターズは直ちに引き返し、リーナと難民達を守ってカメルーン国境を目指す。

ティアーズ・オブ・ザ・サン スタッフ

監督 :
脚本: ,
製作 ,
製作総指揮:
音楽 :
撮影 :
編集 :

ティアーズ・オブ・ザ・サン キャスト











テルワセ司令官ピーター・メンサー
反政府軍の司令官。冷酷で残忍。

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