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エイリアン3|デヴィッド・フィンチャー初監督作品。囚人惑星での激闘虚しく、寄生を余儀なくされたリプリーの結末とは…。

映画 エイリアン3
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エイリアン3は、1992年公開のアメリカ合衆国の映画。エイリアンシリーズの3作目。監督は後に『セブン』や『ファイト・クラブ』で知られるデヴィッド・フィンチャーであり、彼の映画初監督作品でもある。今作ではシガニー・ウィーバーは頭髪を全て刈って坊主頭にするなど、強い印象を残した。今作のエイリアンは、犬(完全版では牛)に寄生して生まれたドッグ(バンビ)・エイリアンで、宿主が四足獣のため、四足歩行で素早く移動でき、脚力が強く、天井を逆さまに走ったり壁にへばり付いたりできる。人間側は武器無しの状況で、襲いかかってくるエイリアン1体に対し、逃げることが物語のメインになるという、第1作を彷彿とさせる原点回帰となった。一方でエイリアンが獲物を捕食するなど、これまでと印象が異なる場面も描かれた。

エイリアン3 映画批評・評価・考察


エイリアン3(原題:Alien3)

脚本:25点
演技・演出:16点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計74点

当初のプロジェクトでは、本作に原案としてクレジットされているヴィンセント・ウォードが監督を務める予定でしたが、20世紀FOXと人事において揉めたことにより解雇され、デイヴィッド・フィンチャーが抜擢されました。ところが主役のリプリー役シガニー・ウィーバーに「監督こそエイリアンよ!」と激怒されるほど険悪な空気の中、撮影が進められ、監督のフィンチャーにとってもエイリアン3はトラウマになってしまった。

フィンチャー監督にとっては災難な作品だったかもしれないが、彼の溢れんばかりの才能が凡作ではなく一定の評価が得られる作品まで高めたことは言うまでもない。

※変遷を重ねた脚本について
1988年の脚本家組合のスト、会社上層部からの鶴の一声などもあって脚本が何度も書き換えられた。
最初の脚本はウィリアム・ギブスンによるヒックスとビショップが主人公になる物で、リプリーは昏睡状態のまま目覚めないが4人全員が生還するというシナリオだった。しかし当時の監督だったレニー・ハーリンは2の焼き直しにすぎないと判断して採用しなかった。ギブスンの脚本からは囚人達の頭のバーコード状の刺青が採用されている。(ただし頭にあるのではなく、敵対勢力であるUPPの女兵士が腕にバーコードの刺青を入れている、という描写である。)
2番目の脚本はエリック・レッドによるものであり、生存者はおろか死体すらないスラコ号がウェイランド・ユタニ社が経営する農業コロニーに到着するというものだった。エイリアンと戦うのはサム・スミスという農夫の青年であり、後にサイボーグとなった彼は様々な家畜(牛、鶏、豚など)から生まれたエイリアンと白昼、西部劇よろしく戦うというシナリオだった。最終的にリプリーの出ないエイリアンはあり得ないという20世紀FOX会長ジョー・ロスの鶴の一声と、シガニー・ウィーバーにも支持されなかったことから採用されなかった。本脚本からは人間以外から誕生する逆関節・四足歩行エイリアンが採用されている。(実際の脚本では、主人公は最初にスラコ号に乗船する兵士であり農夫ではない。実家が農家というだけである。)
3番目の脚本はヴィンセント・ウォードが物語を書き、それをジョン・ファサノが脚本としてまとめるという形で執筆された。(実際にはその前にデヴィッド・トゥーヒーによって3番目の脚本が書かれている。刑務所衛星を舞台に企業が培養したエイリアンが暴走するというストーリーで、主人公は収容されている囚人だった。)極めて宗教色の強いストーリーであり、地球は既に滅亡しており、聖書の教えに従って生きているごく一部の人間が木製のコロニーで中世さながらの生活をしていて、そこにエイリアンに汚染されたスラコ号の脱出艇とリプリーだけが到着するという内容だった。羊から生まれたシープ・エイリアンを筆頭に、シャーク・エイリアンや麦や木目調に擬態するエイリアン、リプリーを魔女と呼んで殺そうとする人物から生まれるヘッド・バスターなる新種がいたりする。ウォードがスタッフの人選にすら口出しするようになったため、20世紀FOXは彼を解雇すると共に脚本を採用しなかった。本脚本からは聖書に従って生活する囚人達やリプリーのスキンヘッド、溶鉱炉でエイリアンを倒すことなどが採用された。
その後もグレッグ・プレス、ラリー・ファーガソンと脚本は二転三転し、最終的にそれらをまとめてデヴィット・ガイラーによる脚本が完成稿となる。以上のシナリオの変遷については「映画秘宝」に掲載された映画評論家の品川四郎の文章による。

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エイリアン3 あらすじ(ネタバレ)

睡眠カプセルの中で眠っているリプリー(シガニー・ウィーヴァー)たちを乗せた非常救命艇EEVは、突然の事故発生とともに惑星フィオリーナ161に不時着した。そこには労働矯正施設があり、染色体異常とされる犯罪者が服役していた。墜落事故で生き残ったのはリプリーだけだった。EEVの中でフェイスハガーが物影に蠢いているのを囚人の飼い犬が見つけ近づいていく。意識を取り戻したリプリーは、同乗していたニュートとヒックスが死んだことを知り深く悲しむが、事故に不信を抱き、医師のクレメンス(チャールズ・ダンス)にニュートの死体を検死してもらったが異常はなかった。鉛工場の溶鉱炉で2人の死体が火葬された時、工場の片隅で犬の体の中から4本足のエイリアンが出現した。シラミの蔓延のため、囚人たちと同じ様にリプリーも頭髪を刈り取られる。女人禁制の宗教を持つ集団は、ディロン(チャールズ・ダットン)を中心に結束は固かったが、リプリーの出現はそのバランスを崩す。鉄屑置場でアンドロイドのビショップ(ランス・ヘンリクセン)を探しに行ったリプリーは男たちに襲われるが、ディロンの助けもあって身を守ることができた。エイリアンは空気管の中で第一の犠牲者を出した後、地下道で次々と囚人たちを襲う。ビショップの情報でエイリアンの存在を確信したリプリーだったが、監督のハリー(ブライアン・グローヴァー)は取り合わない。病室でクレメンスが、食堂でハリーが襲われ、武器のない囚人たちはリプリーを中心に怪物に戦いを挑む。自身の異常を自覚したリプリーは、EEVの体内透視装置を使い、エイリアンの胎児に寄生されていたのを知る。リプリーたちは多くの犠牲者を出しながらエイリアンを溶鉱炉に誘い込み、鉛を浴びせることに成功したが、強靱なエイリアンは這い上がって来る。囚人の機転でリプリーが水を浴びせると、怪物は粉々になってしまった。救援隊が駆けつけ、リプリーの体内から幼虫を取り出し、リプリーの命を救うと約束するが、エイリアンの軍事利用を懸念した彼女は溶鉱炉の中に身を投じるのだった。

エイリアン3 スタッフ

製作:,,
監督:
製作総指揮:
原案:
脚本:,,
撮影:
音楽:
提供:
VFX:(BFC),
VFXスーパーバイザー:

エイリアン3 キャスト

エレン・リプリー
着陸した脱出艇から唯一生還し、刑務所に連れてこられるが、そこでまたもやエイリアンと対峙することになる。

ジョナサン・クレメンス
刑務所付の医師。過去に医療ミスで患者を死亡させたことがある元囚人だが、本来は誠実な性格。生還したリプリーに、ニュートとヒックスは死亡しビショップは機能停止のためゴミ捨て場に捨てられたことを伝える。その後もリプリーに刑務所に関することを教えていく内に親しくなり、彼女を快く思わないアンドリュースに反発もしてその仲は深まるが、中盤、医務室でリプリーに注射を打った直後、突如現れたエイリアンに襲撃され、第二の顎で頭部を貫かれて死亡。死体もエイリアンによって持ち去られた。

ハロルド・アンドリュース
刑務所長。常に黒のゴムボールを持っている。刑務所の秩序を第一に考える事なかれ主義的な人物であり、その秩序が乱れるという理由で初対面であるにも関わらず生存者である女性のリプリーを快く思っていない。またリプリーと仲を深めるクレメンスをも疎ましく思い、彼の過去を脅しの理由に使いリプリーの素性を聞きだそうとするなど傲慢な性格をしている。ボッグスらがエイリアンに殺されゴリックがその殺人容疑にかけられた際、事情を聞いたリプリーからエイリアンのことを話されたが全く信じようとせず逆に彼女を異常者扱いして医務室へ監禁した。中盤、アーロンと共にマーフィーとボッグスらの死亡の件について囚人達に説明している最中、上記の通りクレメンスがエイリアンに殺され、その事を知らせに現れたリプリーを医務室へ送り返すようアーロンに命じた直後、天井から現れたエイリアンに捕えられ、一同の目の前で惨殺されるという無残な最期を遂げた。

フランシス・アーロン
刑務所の副官。地球に妻子がいる。所長のアンドリュースに従順で尊敬もしているが、彼ほどリプリーを悪く思ってはいない。アンドリュースが死んだ際、唯一その死を悔やんでいた。囚人達から「85」と呼ばれているが、これは彼の知能指数であり、揶揄の意味で用いられているためその呼び方を嫌っている。所長の死亡後はリプリーたちとも協力して事にあたり、リプリーへのチェストバスター寄生が発覚した際にはいたく同情していた。しかし救援要請を送る段になると、リプリーの「ウェイランド・ユタニ社はエイリアンを捕獲するために生存者を使い捨てる、拡大を防ぐためにも救援要請は送れない」という主張を信じず、妻子のいる地球へ帰るためと事態を報告してしまう。そのためリプリーと囚人達の自分達を餌にエイリアンを誘い出す作戦にも彼だけは参加せず、会社の救援が来るのを待つべきと信じて一人待機した。終盤、マイケル・ビショップ率いる会社の救助隊が来ると、生存者のいる溶鉱炉へ案内するが、隊が生存者のモースを撃ってまでリプリーを確保しようとしたことで彼女の主張が正しかったことをようやく悟り、激怒してビショップをレンチで殴打するも、即座に会社のコマンド隊員に射殺された。

レオナルド・ディロン
囚人達のリーダー。過去に殺人と強姦(レイプ)の罪を犯しているが、ジュニア達にレイプされそうになったリプリーを助けたり、他の囚人達から嫌われているゴリックを庇ったりするなど、人情に厚く囚人達からも信頼されている。中盤、リプリーの体内にエイリアン・クイーンのチェストバスターが宿っている事が判明し、彼女からそれを理由にチェストバスターともども殺してほしいと頼まれるが、「死ぬならエイリアンを殺してから」、「奴が生きているのに君が死んでは意味がない」と彼女に奮起を促し、逆にエイリアンに襲われないのなら、それを利用して奴を倒せると説得して、リプリーをエイリアンを倒す作戦に参加させた。終盤、多くの犠牲を払いながら作戦通りエイリアンを鋳型に押し込んだ後、そこに残って自らエイリアンを足止めし、流し込まれた鉛に共に沈み死亡。

ロバート・モース
アーロンと仲が悪く彼とよく喧嘩をする。終盤、目の前でグレゴールが殺されるが、そこに現れたリプリーによって命拾いする。ディロンによって鋳型で足止めされたエイリアンに鉛を浴びせ、そこから出てきた際にも水を浴びせて熱疲労を起こすようリプリーに叫ぶなど、エイリアンを倒すのに大きな活躍を見せた。その後、やってきたマイケル・ビショップの要求を拒絶し体内に宿っているエイリアン・クイーンと共に死を決意したリプリーの手助けをしたことで、会社のコマンド隊員に脚を銃撃されて負傷するも何とか手助けを続行した。そしてリプリーが自決を遂げた後、脚の撃たれた傷に応急処置を施された上でビショップ達に連行され、本作で唯一の生還者となった。

ウォルター・ゴリック
狂気じみた性格の囚人で、常に菓子を食べている。そのため悪臭を漂わせており、言動と相まって同僚のボッグスやレインズからは嫌われているが、ディロンにだけは庇われている。一緒にいたボッグスらがエイリアンに殺された後、その際に飛び散った血を浴びたまま食堂で料理を食べていた所を拘束され、ボッグスらの殺人容疑をかけられた。この際エイリアンを「ドラゴン」または「恐竜」と形容した。劇場公開版では生死不明だが、完全版では中盤のエイリアンを閉じ込める作戦が何とか成功した後、エイリアンを見るために閉じ込められている核廃棄物用の倉庫に行き、そこで見張りをしていたアーサーを殺害して倉庫の扉を開けた直後、エイリアンに襲われ死亡。

ピーター・グレゴール
中盤で爆発に巻き込まれた為、以降は頭に包帯を巻いている。終盤、エイリアンから逃げている途中にモースとぶつかり、そのまま彼とふざけあっている途中にエイリアンに襲われ死亡。

アラン・ジュード
常に帽子を被っている。閉めた窓のガラス窓からエイリアンの腕が這い出してきたのに驚いて逃げ、その焦りからか武器のハサミの持つ向きを間違えており、会ったモースに注意される。終盤、エイリアンから必死に逃げるも、ディロンが待機していた扉の直前で捕えられ死亡。

デヴィッド・ポスルスウェイト
アーロンが「85」と呼ばれる理由をリプリーに話す。終盤、閉めた扉の前にいた所を背後から回り込んできたエイリアンに襲われ死亡。

テッド・”ジュニア”・ギレス
リプリーをレイプしようとした主犯格。完全版では、中盤にエイリアンを閉じ込める作戦で自ら囮となってエイリアンを核廃棄物用の倉庫におびき寄せ、一緒に閉じ込められた直後に殺された。しかしその後ゴリックによって逃がされる為、結局無駄死にとなった。

エドワード・ボッグス
ゴリックの同僚の一人。彼と一緒に働くのを嫌がっていたが、ディロンに叱責され渋々仕事を続けていた。死亡したマーフィーを弔うため、通風管の付近で火を灯した蝋燭を並べていた最中、風で消された火を点けに行ったレインズがエイリアンに襲われるのを目撃し、その後で彼の死体を見つけた直後、上から襲ってきたエイリアンに捕えられ、ゴリックの目の前で惨殺される。

ダニエル・レインズ
ゴリックの同僚の一人。彼と働くのをボッグスほどではないが嫌がっている。死亡したマーフィーを弔うため、通風管の付近で蝋燭の火を灯していた最中、火が風で吹き消されるのを見て再び火を点けに一人離れて行ったところをエイリアンに襲われ死亡。

トーマス・マーフィー
序盤、通気口の掃除中にエイリアンに襲われた後、足を滑らせ換気扇に巻き込まれて死亡。彼の死は当初不注意による事故死と判断されていた。劇場公開版ではエイリアンを犬と勘違いし名前を呼ぶ台詞があったが、完全版では削除されている。

ヨーシ・トロイポール・ブレネン
完全版では、中盤でエイリアンを核廃棄物の倉庫に閉じ込める作戦の途中で起きた大爆発の混乱の最中、ジュニアの後ろにエイリアンが現れたのを見て彼にそのことを叫んでいた。終盤、待ち伏せしていたエイリアンに襲われ死亡。

ケヴィン・ドッド
終盤、待ち伏せしていたエイリアンに捕えられ、ディロンに助けられるが、致命傷を負わされておりそのまま死亡。その後エイリアンにクレメンス同様死体を持ち去られる。

フランク・エリスカール・チェイス
エイリアンを核廃棄物の倉庫に閉じ込める作戦の決行中にエイリアンに襲われ死亡。それにより、落とした発火筒が油に引火、大爆発を起こし、囚人9人が焼死、グレゴールが頭に大やけどを負ってしまう。

クライヴ・ウィリアム
アンドリュースがエイリアンに殺され、誰が彼の代わりになるか皆で相談している最中、真先にディロンを指名した(彼は柄ではないと断った)。終盤、直接描写はないがエイリアンに襲われ死亡した模様。

アーサー・ウォーキングスティック
完全版では、ジュニアがエイリアンを閉じ込めた倉庫の見張りをしていたが、扉を開けにきたゴリックに喉を切り裂かれ死亡。

エリック・バギー
ボッグスらがエイリアンに殺された後、食堂へ皿を持って行った際に料理を食べている血まみれのゴリックと会い驚く。終盤、エイリアンを鋳型に誘い込む作戦中、エイリアンが目の前を走り去るのを見て驚き、ピストンを作動させようとしたが、リプリーに叱責され止められる。その後エイリアンに襲われ死亡した模様。

ビショップ
前作でリプリー達と行動を共にしたアンドロイド。脱出艇の着陸時に壊れて機能を停止し、ゴミ捨て場に捨てられたが、リプリーによって回収・修理され、スラコ号で起こったことの真相を話す。その後、電源を落とすことをリプリーに懇願し、それを聞き入れた彼女によって完全に機能停止した。

マイケル・ビショップ
終盤にコマンド隊員を引き連れて登場した、ビショップの開発者を名乗るウェイランド・ユタニ社の社員。彼はリプリーの体内のクイーンを殺すと言って連れて行こうとしたが、その目的は会社に持ち帰ることで、彼女にエイリアンの生物としての優秀さや学術上の重要さを説いた。しかしリプリーはクイーンと共に死ぬことを選び、失敗に終わる。その後唯一の生存者であるモースを連行する。ビショップの生みの親であると主張したこと、アーロンに殴られた際に赤い血を流していること、また感情を露わにする等、人間であるととれる描写がある一方、生身なら致命傷になるような深傷を頭部に負っても立ち上がったこと、エンドロールでは「ビショップII」と表記されている等、アンドロイドともとれる描写もあり、どちらなのかは明示されていない。

ドウェイン・ヒックス(写真のみ)
植民地海兵隊伍長で、前作の生存者。序盤の脱出艇の着陸時に頭部が安全装置に串刺しになり死亡。遺体はニュートと共に溶鉱炉に葬られた。

ニュートダニエル・エドモンド
前作の生存者であったが、序盤の脱出艇の着陸時に溺死する。前作でエイリアン・クイーンの巣に連れ去られたことから、リプリーは彼女の体内に寄生されているのではないかと疑い、クレメンスに解剖させ確かめるが、エイリアンはいなかった。遺体はヒックスと共に溶鉱炉に葬られた。

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