アタック・ザ・ガス・ステーション!は、1999年公開の韓国映画。韓国で「シュリ」に次ぐヒットを記録した痛快ブラック・コメディ。夜の街でつるんでいたノーマーク、タンタラ、ペイント、ムデポの4人の若者が、「なんとなく暇だから」という理由でガソリンスタンドを襲撃する姿を描いた青春クライム・ムービー。
アタック・ザ・ガス・ステーション! 映画批評・評価・考察
アタック・ザ・ガス・ステーション!
脚本:32点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計81点
面白さがジワジワくる映画。物語の序盤は唐突的で短絡的な描写が続くため、ん~??なんか微妙な感じがしてきたな。。。。。と思いきや中盤から登場人物の回想によりそれぞれの人物像が浮かび上がるにつれて、彼らの行動の意味が理解できてくると不思議と面白くなってくる。それぞれのトラウマからくる行動のブラック・ユーモアが利いていて演出も良く分かりやすい。終盤のひっちゃかめっちゃかな感じは香港映画風であるものの見終わった感想は、おもしろいわ~この映画だった。
アタック・ザ・ガス・ステーション! あらすじ
誰も彼を止めることができない元天才野球選手「ノーマーク」、音楽なしでは生きられないロッカー「タンタラ」、ひたすら無鉄砲な人生を歩む「ムデポ(無鉄砲)」、前衛女性ヌードを描くことしか興味ないペインター「ペイント」。彼ら4人はある理由から、ガソリンスタンドを襲撃!その理由とは「なんとなく・・・」!?
店長や店員たちの悲鳴も虚しく、4人の襲撃計画はスタートする。しかし、順調に見えた計画は思わぬハプニングから意外な方向へと展開していく大逆転に次ぐ大逆転。果たして襲撃者4人はこの大騒動の中、無事にガソリンスタンドから脱出することができるのか!?
アタック・ザ・ガス・ステーション! スタッフ
製作総指揮:キム・ミヒ
監督:キム・サンジン
企画・製作:イ・グァンス
脚本:パク・チョンウ
撮影:チェ・ジョンウ
照明:イ・ソックァン
編集:コ・イムピョ
美術:オ・サンマン
音楽:ソン・ムヒョン
特殊効果:チョン・ドアン
アクション:キム・ヨンギュ
スタント:チャン・ホジュン
メイク:ユン・イェリョン
アタック・ザ・ガス・ステーション! キャスト
ノーマーク:イ・ソンジェ
ムデポ:ユ・オソン
タンタラ:カン・ソンジン
ペイント:ユ・ジテ
ガソリンスタンド社長:パク・ヨンギュ
乾パン:チョン・ジュン
カルチ:イ・ヨウォン
儒学者:イ・ジョンホ