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アジョシ|「おじさん<アジョシ>、守ってね」少女は助けを求めた。男は、命をかけると決めた。

映画 アジョシ
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アジョシは、2010年公開の韓国映画。心に闇を抱えながら生きる男と、彼と心を通わせる少女のドラマ。ウォンビンの鍛え上げられた肉体で披露する本格アクションシーンやタイの俳優タナヨン・ウォンタラクンの渋さとキレのあるアクションも魅力です。2010年に韓国で公開され、その年のNo.1ヒット作となり、韓国の大鐘賞でウォンビンが主演男優賞を受賞したほか、計8部門にノミネートされたアクション映画。

アジョシ 映画批評・評価・考察


アジョシ (原題:韓国語でおじさんの意)

脚本:32点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計83点

孤独な男と孤独な少女の悲哀が軸に描かれているが、臓器売買などの闇社会が舞台となり暗い世界観でありバイオレンス・アクションになっています。
ストーリーがテンポ良く進み、主役のウォンビンのアクションのキレがとても爽快で、映像も美しくも見えます。悪役にもタナーヨング・ウォンタクーンなど魅力的な配役が行われています。

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アジョシ あらすじ(ネタバレ)

元特殊要員のチャ・テシク(ウォンビン)は、質屋を営みながら細々と暮らしている。彼を訪ねて来るのは、質屋の客と隣家に住む少女チョン・ソミ(キム・セロン)だけだ。ソミはテシクを「アジョシ」(おじさん)と呼び慕い、テシクも次第にソミに心を開いていく。ある日、ソミが鞄を盗んだと警察に捕まり、親の名前を訊かれていたところにテシクが通りかかる。ソミはテシクをパパだと指差すが、テシクは無視して立ち去る。

ソミの母親は麻薬事件に関与しており、ソミも母親と共に拉致されてしまう。麻薬取引や臓器売買の元締めであるマンソク兄弟は母子を人質にし、テシクに麻薬の運び屋を引き受けさせる。取引と同時に警察に通報し、テシクと取引相手を引き渡そうと企てていたのだ。当日、警察は取引相手のボスであるオ社長(ソン・ヨンチャン)を取り逃がすが、テシクが使った車のトランクの中に臓器を抜かれたソミの母親の死体を発見する。殺人と臓器売買の容疑で逮捕されたテシクは身元を調べられ、前科や麻薬歴はないものの、1998年以降の記録が抹消されていることが発覚。調査の末に、テシクは98年から暗殺を主な任務とする特殊部隊要員として従事しており、2006年に起きた交通事故を最後に記録が途絶えていることも判明する。その事故の際に即死した同乗者はテシクの妻であり、彼女はテシクの子を身籠っていた。捜査官の隙を突いて逃走したテシクは、再びソミの行方を捜し始める。

マンソク兄弟一味の策略により、ソミは同年代の子どもたちと共に軟禁されていた。これ以上愛する者を失いたくないテシクは、ソミを救うため、一人で組織に乗り込んでいく。テシクが敵のアジトにたどり着くと、マンソク兄弟はソミの眼球らしきものを見せつける。激昂したテシクは組織を壊滅。全てが終わり、自殺を図ろうとするテシクのもとに少女の声が聞こえる。実は眼球はソミのものでなく、彼女は組織の一員であるラム(タナーヨング・ウォンタクーン)に密かに助けられていたのだ。

テシクの計らいで駄菓子屋の老人に引き取られることになったソミは、警察に連行されるテシクと別れを交わすのだった。

アジョシ スタッフ

監督:イ・ジョンボム
脚本:イ・ジョンボム
製作:イ・テホン
音楽:シム・ヒョンジョン
主題歌:「Dear」Mad Soul Child
撮影:イ・テユン
編集:キム・サンボン
製作会社:OPUS PICTURES

アジョシ キャスト

チャ・テシク:ウォンビン
チョン・ソミ:キム・セロン
マンソク:キム・ヒウォン
ジョンソク:キム・ソンオ
キム・チゴン:キム・テフン
オ社長:ソン・ヨンチャン
ラム・ロワン:

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