とんかつDJアゲ太郎(実写版)は、2020年公開の日本映画。イーピャオと小山ゆうじろうの人気コミックを北村匠海主演で実写映画化した青春コメディ。とんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎。ひと目惚れした苑子ちゃんの心を射止めるため、アゲ太郎はとんかつもフロアもアゲられる男を目指そうとするが…。老舗とんかつ屋の跡取り息子で、たまたま訪れたクラブで衝撃を受け、「とんかつDJ」を目指すアゲ太郎を演じるのは、繊細な演技で評価されてきた北村匠海!
映画単独初主演作品にして初のコメディに挑戦!
とんかつDJアゲ太郎 映画批評・評価・考察
とんかつDJアゲ太郎(TONKATSU-DJ AGETARO)
脚本:20点
演技・演出:12点
撮影・美術:14点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計59点
コメディ映画としては、少し笑い要素が弱く、終始半笑いの状態に置かれてしまいます。中心的なキャストの演技はとても良いのですが、アゲ太郎の幼馴染のキャラクターがむしろウザい感じがあり、彼らのファンには申し訳ないんですが、コメディパート担当にしては弱すぎるので、いない方がマシなんじゃないかと思えました。アゲ太郎の家族を演じるブラザー・トム、片岡礼子、池間夏海、DJオイリーの伊勢谷友介のキャラクターが立っているだけに勿体ない感じでした。特にブラザー・トムは良かったです。まったくつまらない映画ではないのですが、原作やアニメと比較するとパンチ不足でした。
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とんかつDJアゲ太郎 あらすじ
渋谷の老舗とんかつ屋・しぶかつの三代目・勝又揚太郎(北村匠海)は、他にやりたいことも見つからず、父・揚作の元、来る日も来る日もキャベツの千切りをするばかり。ある日、弁当の配達で初めて訪れたクラブで、密かにあこがれていた女性・苑子(山本舞香)に出会う。音楽に合わせて盛り上がるフロアに、これまでにない高揚感を覚えた揚太郎は、苑子のハートを射止めるために、とんかつもフロアもアゲられる男“とんかつDJアゲ太郎”になることを決意する。しかし、豚肉にも、DJ機材にも触ったことのない揚太郎の道のりは遠かった……。
いい加減な性格のDJオイリーに弟子入りしたり、大人気DJ屋敷を勝手にライバル視しちゃったり、ノーテンキなアゲ太郎の道のりは、一に勢い、二に勘違い、三に運命の出会い!?と大ハプニングだらけ!
果たして「とんかつDJ」として頂点を目指せるのか――!?”
とんかつDJアゲ太郎 スタッフ
原作:イーピャオ、小山ゆうじろう『とんかつDJアゲ太郎』(集英社 少年ジャンプ+)
監督・脚本:二宮健
音楽:origami PRODUCTIONS、黒光雄輝 a.k.a. PINK PONG
主題歌:ブルーノ・マーズ『ラナウェイ・ベイビー』(ワーナーミュージック・ジャパン)
製作:石原隆、池田宏之、瓶子吉久
プロデューサー:小原一隆、村瀬健、唯野友歩
脚本協力:喜安浩平
監督補:小林達夫
音楽プロデューサー:齋見泰正、安井輝
選曲協力:藤原大輔 (MU-STARS)
音楽統括:丹羽浩之
撮影:工藤哲也
照明:藤田貴路
美術:宮川卓也、棈木陽次
録音:山田幸治
装飾:竹原丈二、山田将大
スタイリスト:前田勇弥
ヘアメイク:金山貴成、タナカミホ
編集:穗垣順之助
整音:矢野正人
VFXスーパーバイザー:松田圭太
音響効果:赤澤勇二
スクリプター:永倉美香
助監督:吉川祐太
制作担当:久松壮太
ラインプロデューサー:高瀬博行
配給:ワーナー・ブラザース映画
制作プロダクション:AOI Pro.
製作:映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会(フジテレビジョン、ワーナー・ブラザース映画、集英社)
とんかつDJアゲ太郎 キャスト
勝又揚太郎:北村匠海
服部苑子:山本舞香
屋敷蔵人:伊藤健太郎
室満夫:加藤諒
白井錠助:栗原類
平積タカシ:前原滉
夏目球児:浅香航大
勝又ころも:池間夏海
勝又かつ代:片岡礼子
勝又揚作:ブラザー・トム
尾入伊織(DJオイリー):伊勢谷友介