おじいちゃんはデブゴンは、2016年公開の中華人民共和国・香港映画。香港映画界の重鎮サモ・ハン(サモ・ハン・キンポー)が20年ぶりにメガホンを取り、主演も務めたアクション映画。ディン役のサモ・ハンはアクション監督も務め、レイ役で出演したアンディ・ラウは製作、主題歌も担当。サモ・ハンの監督復帰を祝し、ユン・ピョウ、ツイ・ハークら香港映画界のレジェンドが多数ゲスト出演している。日本語吹替版には 超豪華声優陣が集結!30年以上にわたりサモ・ハンの吹替を担当する水島裕、レジェンド声優の古谷徹、大ベテランの井上和彦、ヒロイン役には“はるかぜちゃん”こと春名風花という豪華な面子がズラリ。
おじいちゃんはデブゴン 映画批評・評価・考察
おじいちゃんはデブゴン(原題:我的特工爺爺 The Bodyguard)
脚本:27点
演技・演出:15点
撮影・美術:15点
編集:6点
音響・音楽:7点
合計70点
デブゴンシリーズではないのですが、おじいちゃんはデブゴンのタイトル、好きかも。イップ・マン 葉問(2011年)でもキレのあるカンフーを披露してましたが、それから5年過ぎた今作でもキレのあるカンフーは健在で、ロミオ・マスト・ダイのようなレントゲン描写を採用してましたが、それが無くてもすごい動きだと思います。とても60代とは思えない素晴らしい華麗なアクションは彼ならではと思えますし、彼より年下のジャッキー・チェンやユン・ピョウがアクションからほぼ引退していると思うと、日々の鍛錬・功夫が本物なんだと思えます。
アンディ・ラウがいつもは演じないような汚れ役を受けたのは、やはりサモ・ハンに花を添えるような形で引き受けたんだと思いますし、香港映画の重鎮がカメオ出演しているのも彼の人望あってのものだと思います。
おじいちゃんはデブゴン あらすじ
故郷の村でひとり暮らす66歳の退役軍人ディン(サモ・ハン)。初期の認知症と診断されたディンが唯一心を許していたのが隣に住む少女チュンファ(ジャクリーン・チェン)だった。ギャンブルで中国マフィアから借金を重ねていたチュンファの父レイ(アンディ・ラウ)は、マフィアのボスであるチョイ(フォン・ジャーイー)から借金返済を待つ代わりに、ロシアのマフィアから宝石を奪うという危険な任務を与えられるが、奪った宝石を持ち逃げ。激怒したチョイは娘のチュンファ誘拐を画策するが、その計画をディンが老人とは思えぬカンフーで阻止する。記憶は薄らいでも拳法の腕前は落ちていなかったディンは、マフィアたちを掃討するため立ち上がる。
おじいちゃんはデブゴン スタッフ
監督:サモ・ハン・キンポー
製作:アンディ・ラウ,ビル・コン,チャイ・プイワー,アイビー・ホー,ラウ・イートン
脚本:チアン・チュン
撮影:アンディ・ラム
美術:ピーター・ウォン
編集:クワン・チーリョン
音楽:アラン・ウォン,ジャネット・ユン
主題歌:アンディ・ラウ
アクション監督:サモ・ハン・キンポー
配給:ツイン
おじいちゃんはデブゴン キャスト
サモ・ハン・キンポー
ジャクリーン・チェン
アンディ・ラウ
フォン・ジャーイー
リー・チンチン
チャウ・ユーチェン
ジェームズ・リーガイ
ユン・ピョウ
ユン・ワー
ユン・チウ
ツイ・ハーク
ディーン・セキ
カール・マッカ
フー・ジュン
ウィリアム・フォン
エディ・ポン