蘇える金狼 90点

蘇える金狼

1979年公開の日本映画。大藪春彦の小説。これを原作とした同名の映画。「動く標的、撃ち落とせ!」 「気をつけろよ、刺すような毒気がなけりゃ、男稼業もおしまいさ―」 昼は平凡なサラリーマン、しかし夜には組織へ反逆の牙を剥く一匹の狼へと変貌する主人公朝倉哲也。彼は鍛え上げられた肉体と天才的頭脳を武器に、自らの野望を果たすべく、悪の限りを尽して大企業や暴力団へ次々と挑んでいく。

蘇える金狼 映画批評・備忘録


蘇える金狼

脚本:38点
演技・演出:18点
撮影・美術:17点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計90点


松田優作の魅力が全快で、これぞハードボイルドと言わんばかりのストーリー構成とキャラクターになっています。んなわけないやん。という強引ともいえる敵キャラクター達の行動パターンやアクションシーンの数々。細かいことは気にせず、作品を楽しめばこれほど魅力的であり挑戦的な日本映画はありません。名シーンともいえる食事しながら立ちバックやラストの主人公の行動や表情などインパクト抜群です。今では、すっかりいいお母さん役が定着している風吹ジュンの若かりし頃のエロも一見の価値があります。


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蘇える金狼 あらすじ

夜明けの街中で発生した1億円強奪殺人事件。犯人は夜間の大学を卒業し、資本金15億円を擁する東和油脂に補欠入社していた朝倉哲也。経理部に所属している朝倉は、表向き風采のあがらない社員を装っているが、夜はボクシングジムで鍛練を重ねる裏の顔を持ち、密かに東和油脂の乗っ取りを企てていた。

東和油脂の内部事情を入手するため朝倉は、経理部・小泉部長の愛人である永井京子に接近し、麻薬とセックスで籠絡する。さらに奪った1億円を一旦安全なヘロインに換えるため、麻薬の元締めである市会議員の磯川とも接触。磯川が仕掛けた刺客たちも難なく始末し、1億円と引き換えにヘロインもまんまと手に入れた。

翌朝何食わぬ顔で出勤した朝倉は、役員たちの横領をネタに、桜井という男が5000万円の強請をかけている事実を掴む。桜井の背後には政財界のフィクサー・東亜経済研究所の鈴本光明が控えていた。役員たちは探偵の石井とその一味を使って証拠の強奪を図るが失敗。一方、京子から情報を得ていた朝倉は、東和油脂が桜井へ渡した内金の2500万円を強奪した。東和油脂に奪い返されたと思い込んだ桜井は、清水社長以下重役陣を相手にネガとテープを2億円に値上げすると主張。だが桜井が鈴本の事業と直接関係ないことを調べあげた清水らは、石井に桜井を始末するよう命じ、桜井と愛人の雪子を石炭埠頭で無惨に殺害した。

だが裏切った石井は清水社長を恐喝し1億円を要求。この話を盗み聞きした朝倉は、ボクシングジムのトレーナーを装って金子に自らの裏の顔をそれとなく伝える。清水は会社のために、重役昇進を条件に石井一味を始末してほしいと朝倉に依頼。石井一味を始末した朝倉は重役陣から東和油脂の株・200万株(金額にして8億円相当)をせしめ、遂に重役へ昇進。清水の末娘・絵里子とも交際を始めた。

そんな中、朝倉に鈴本光明が接触を図ってきた。鈴本は死んだ甥・桜井光彦の復讐のために東和油脂を乗っ取るべく、朝倉の200万株を時価の3倍・24億で買うと迫ってきた。朝倉は渋々そのオファーを受けたが、折しも京子も朝倉が絵里子と婚約したことを知る。朝倉からヘロイン1.3kgを1億3000万円で譲り受け狂喜する小泉を傍目に絶望した京子は、京子との海外逃亡を計画していた朝倉の真意を知らぬまま毒薬を飲んだ後、朝倉の腹にナイフを突き刺し息絶えた。致命傷によろめきつつも旅客機に搭乗した朝倉は、乗務員に支離滅裂な言葉を口走りながら崩れ落ちるのだった。

蘇える金狼 スタッフ

監督:
脚本:
原作:
製作:,,
製作総指揮:
音楽:
主題歌:『蘇る金狼のテーマ』
撮影:
編集:
製作会社:
配給:

蘇える金狼 キャスト
























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