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死国|この世で一番死に近い場所。逆打ち――それは、死者を蘇らせる禁断の儀式。

死国
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死国(しこく)は、1999年公開の日本映画。坂東眞砂子の小説を映画化。四国の高知県を舞台とし、四国八十八箇所のお遍路や土俗的な信仰を題材に、男女の三角関係などを交えて描かれている。キャッチコピーは、この世で一番死に近い場所。逆打ち――それは、死者を蘇らせる禁断の儀式。同時上映『リング2』。

死国 映画批評・評価・考察


死国(しこく)

脚本:30点
演技・演出:14点
撮影・美術:16点
編集:7点
音響・音楽:8点
合計75点

撮影監督・篠田昇の美しい映像で夏川結衣を残せた貴重な映画です。
LoveLetter』でもいい仕事されてました。

Love Letter|中山美穂主演。岩井俊二の劇場用長編映画監督第1作。雪の小樽と神戸を舞台にしたラブストーリー。
Love Letter(らぶれたー)は、1995年公開の日本映画。雪の小樽と神戸を舞台にしたラブストーリー。テレビドラマやCMなどで活躍していた岩井俊二の劇場用長編映画監督第1作である。※第19回日本アカデミー賞にて、作品が優秀作品賞を、秋葉を演じた豊川悦司が優秀助演男優賞と話題賞(俳優部門)を、少年時代の藤井樹を演じた柏原崇と、少女時代の藤井樹を演じた酒井美紀が新人俳優賞を、REMEDIOSが優秀音楽賞を受賞した。一人二役を演じた中山美穂は、ブルーリボン賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭などで主演女優賞を受賞した。

ホラー映画とミスマッチかと思ったら今作品の世界観とマッチしています。画面の揺れは意図的な演出だと思いますが、栗山千明が演じる死後の日浦莎代里の視点のように見えます。それが怖いんですよ。常に誰かに見られているような感覚になります。

序盤から終盤にかけて莎代里が蘇るまでは、ゾクゾクする怖さがあっていい感じの緊張感が続くのに、サバ折りで台無しです。もっと違った演出できなかったんでしょうか。。。。

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死国 あらすじ

四国八十八ヶ所の霊場を死者の歳の数だけ逆に巡ると、死者が蘇るという禁断の「逆打ち」という儀式が存在する。娘の死を悲しむ母親が、その「逆打ち」を行ったことにより起きた恐るべき物語。

久々に故郷の四国は高知県の矢狗村に帰って来た明神比奈子(演:夏川結衣)は、幼馴染みの日浦莎代里(演:栗山千明)が16の若さでこの世を去った事を知り驚く。もう一人の幼馴染みの秋沢文也(演:筒井道隆)と再会した比奈子は文也から莎代里の死に関するある不吉な噂を聞く。それは代々死者の霊と交流する口寄せの家柄だった日浦家の跡取りである莎代里が、事故死ではなく霊を呼び出す儀式の最中に悪霊に取り殺されたというものだった。莎代里と交際していた文也は未だに彼女の死を引きずっていた。そんな文也を案じ、気遣う比奈子は次第に文也に淡い想いを抱くようになり、文也もまた比奈子に莎代里を喪った悲しみが癒されるような気がしていた。二人は徐々に距離を縮めていくが、ある日、村の聖地である“神の谷”に祀られていた地蔵の首が捥(も)がれるという奇怪な事件が起こり、それを境に村では次々と不気味な現象が起こるようになった。その怪現象は莎代里の母・照子によるものだった。照子は由緒正しい日浦の血を絶えさせないために、逆打ちで莎代里を蘇らせようとしていたのである。しかし死者の歳と同じだけ逆打ちを行うと黄泉の国の結界が破られ、四国はたちまち死者の楽園となってしまう。比奈子と文也はその事実を知って照子の計画を阻止しようとするだが…。

死国 スタッフ

原作:坂東眞砂子
監督:長崎俊一
プロデューサー:柘植靖司,永井正夫
脚色:万田邦実,仙頭武則
撮影:篠田昇
編集:奥原好幸
音楽:門倉聡
音楽プロデューサー:浅沼一郎
主題曲:米良美一「ぼくは雨となり星となる」
美術:種田陽平
製作:「死国」製作委員会(角川書店,アスミック・エースエンタテインメント,東宝,住友商事,IMAGICA,日本出版販売,オメガ・プロジェクト)
製作プロダクション:アスミック・エースエンタテインメント
配給:東宝

死国 キャスト

明神比奈子 – 夏川結衣
秋沢文也 – 筒井道隆 (少年時代 – 森脇史登
日浦莎代里 – 栗山千明 (少女時代 – 鈴木美帆
日浦照子 – 根岸季衣
日浦康鷹 – 大杉漣
仙頭直朗 – 佐藤允
浅川ゆかり – 大寶智子
小田 – 諏訪太朗
金井大

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