感染列島 74点

感染列島

2009年公開の日本映画。人類が体験したことがない新型ウイルスが原因で起こる、感染拡大の恐怖と闘う人々の姿を描く。新型ウイルスの爆発的な伝播が現実の社会や人々に、どのような影響を与えるかをリアルなアプローチで問う。ウイルスと人類の戦いという絵空事ではないテーマに、正面から挑んだシミュレーション・ムービーとしても注目。キャッチコピーは「神に裁かれるのは、人間か?ウィルスか?」。2008年5月のカンヌ国際映画祭で、ストーリーが話題を集め大きな反響を受ける。さらに、公開前の時点でハリウッドによるリメイク版も計画されていた。

感染列島 映画批評・備忘録

感染列島

脚本:30点
演技・演出:15点
撮影・美術:16点
編集:6点
音響・音楽:7点
合計74点


国産パニック映画で、日本独特の社会風刺や医療現場の混乱状況(医療崩壊)などがリアルに表現されています。ただエンターテイメント性を広報で打ち出しているように、演出が感動ドラマ・恋愛要素を挿入しているため臨場感を薄くしています。ある意味、無駄なシーンが多く上映時間が長くなってしまい編集も良くありません。ただし、作品の根幹にある脚本は素晴らしいものがあります。この作品の失笑されている部分は、エンターテイメント要素なので作品の大筋としては評価できます。



韓国での内容改ざん問題
2009年3月5日、本作(韓国公開時タイトル『ブレイム:人類滅亡2011』)を韓国に輸入したKTHが、制作サイドの許可を受けないまま結末を変更した編集本を、無断で国内上映していたことが判明した。本作は本来、ウイルスによる悲劇を克服した人類の姿がエピローグに盛り込まれたハッピーエンドだったが、KTHは、ウイルスによる被害が徐々に広がる様子だけを見せるエンディングに編集していた。

TBSは、封切り2日前にこうした事実を把握したため、KTHに公式に抗議。原本のままの状態で上映するよう要求した。KTH側は原本通りの上映を約束したにもかかわらず、作業時間上の問題を理由に、原本のエンディングから2分間を付け足した117分(原本は全138分)の編集本を同年2月26日に封切りした。同年3月4日に本来通りの作品の上映が行われた。

TBSは、KTHの行為に対して「結論を正反対に変えたのは創作者の意図にも完全に反する。エンターテインメント業界の一員としてこの問題を軽視、黙認することはできないと判断した」と遺憾を示したが、KTH関係者は「TBSとのコミュニケーションにミスがあり生じたハプニングにすぎない。任意編集した事項についてはTBSの了解を求めており、現在は日本が制作した原本通りに上映している」とコメントした。



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感染列島 あらすじ


2011年1月。新年を迎えた、いずみ野市立病院。ある日、救命救急医・松岡剛のもとに一人の急患が運び込まれてくる。その患者は高熱、肺炎、痙攣、吐血などを催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。この症状は新型インフルエンザと想定され、治療が進められる。しかし、あらゆるワクチンを投与するも容態が回復することはなく、患者は死亡してしまうのだった。

正体不明のウイルスはさらに病院の医療スタッフや患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまう。また感染拡大は病院内だけに留まらず、仙台、大阪、広島など、全国各地に広がり始めていた。

やがて、事態の究明とウイルスの感染拡大を防ぐため、世界保健機関(WHO)からメディカルオフィサー・小林栄子が派遣されることに。彼女は、このままウイルスが蔓延し続けると日本は崩壊し、世界へ拡がれば人類は滅亡する、という恐るべき事態を予測する。

次第に広がる病院内隔離、地域封じ込め政策、都市機能・交通機関の停止、政府崩壊、そして消えゆく人類。

そんな中、自分達の尽力も虚しく未だ多くの命を救えずにいた松岡と栄子は、ウイルスの正体、ウイルスの発生源、そしてウイルスに打ち勝つ治療法を見つけるために動き始める。

“バイオテロ”か、それとも”神の責め苦=BLAME(ブレイム)”か。人類は、運命の日を迎える。。。

感染列島 スタッフ


プロデューサー –
企画 –
脚本・監督 –
共同プロデューサー – /
主題歌 – レミオロメン「夢の蕾」(OORONG RECORDS)
音楽 –
ラインプロデューサー –
撮影 –
照明 –
美術 –
録音 –
編集 –
VFXスーパーバイザー –
スクリプター –
助監督 –
製作担当 –
配給 –
製作 – 映画『感染列島』製作委員会(TBSテレビ、東宝、電通、毎日放送、ホリプロ、中部日本放送、ツインズジャパン、小学館、RKB毎日放送、朝日新聞社、北海道放送、中国放送、静岡放送、東北放送、Yahoo! JAPAN)

感染列島 キャスト


主要人物
松岡剛(いずみ野市立病院の救命救急医) –
小林栄子(WHOメディカルオフィサー) –
いずみ野市立病院
三田多佳子(看護師) –
高山良三(院内感染対策主任) –
宮坂(救命救急医) –
池畑実和(看護師長) –
看護師 –
鈴木蘭子(看護師) –
柏村杏子(看護師) –
小森幹夫(研修医) –
深見修造(院長) –
安藤一馬(救命救急医) – (友情出演)
厚労省
古河克也(厚労省感染症情報管理室長) –
厚労省の職員 –
田嶋晶夫(厚労大臣) –
三田家
三田英輔(多佳子の夫・会社員) – (爆笑問題)
三田舞(多佳子の娘) –
その他
仁志稔(畜産大学獣医学教授) –
鈴木浩介(フリーのウイルス研究者) –
神倉章介(養鶏業) –
神倉茜(章介の娘) –
本橋研一(茜の彼氏) –
研一の両親 –
真鍋秀俊(第一感染者) –
真鍋麻美(秀俊の妻) –
立花修治(麻美の父) –
田村道草(市役所保健課) –
TVキャスター – (TBSアナウンサー)
TVレポーター –
クラウス・デビッド(WHO西太平洋事務局医師) –

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