2010年代 エロス サスペンス ホラー

恋の罪 74点

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恋の罪 映画批評・備忘録

1997年に渋谷区で発生した東電OL殺人事件からインスピレーションを得た作品ですが、ストーリーは、事件とはほぼ無関係な物語です。作品の内容や、それまで清純派のイメージが強かった水野美紀がヘアヌードになったことでも注目を集め、単館系の作品ながら興行収入一億円を突破するヒットになりました。

水野美紀が主演のようですが、実際は神楽坂恵が主演であり、冨樫真が助演のような位置づけです。水野美紀のヌードが話題の中心になっていましたが、先の二人の脱ぎっぷり、壊れっぷりは想像以上でした。ブラックユーモア満載のロマン・ポルノやアダルトビデオに見えてしまう演出が数多くあり、言葉も卑猥です。倫理的にどうなのか?という問題シーンも数多くあります。しかしながら、これほど性についてむきだしの作品も無かったなぁと感嘆する部分もあり、冨樫真のまるでジョーカーのような鬼気迫る笑みと昼夜の変貌ぶりに脱帽してしまいました。冨樫真の母役の大方斐紗子の内に秘めた魔物感が凄く怖かったのも付け加えておきます。

恋の罪 採点の内訳


脚本:30点
演技・演出:13点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計74点

恋の罪 タイトル

恋の罪

恋の罪 あらすじ

どしゃぶりの雨が降りしきる中、ラブホテル街のアパートで女の死体が発見される。事件担当する女刑事・和子(水野美紀)は、仕事と幸せな家庭を持つにもかかわらず、愛人との関係を断てないでいた。謎の猟奇殺人事件を追ううちに、大学のエリート助教授・美津子(冨樫真)と、人気小説家を夫に持つ清楚で献身的な主婦・いずみ(神楽坂恵)の驚くべき秘密に触れ引き込まれていく和子。事件の裏に浮かび上がる真実とは……。
3人の女たちの行き着く果て、誰も観たことのない愛の地獄が始まる……。

恋の罪 スタッフ

監督:園子温
脚本:園子温
製作 :鳥羽乾二郎,大月俊倫
プロデューサー:千葉善紀,飯塚信弘
音楽:森永泰弘
撮影:谷川創平
編集:伊藤潤一
製作会社:日活
配給:日活

恋の罪 キャスト

吉田和子:水野美紀
38歳。主に殺人事件を追う女刑事。表向きには仕事のできるいい女、家庭では夫と子供に恵まれた人妻。しかし、その美貌から夫の後輩に目をつけられ、夫がいない夜に唇を奪われ、屈辱的な犯され方をする。そして誘惑に負けてそのまま一夜を共にしてしまう。その後、夫に隠れて愛し合う背徳の快楽に溺れ、鍛え上げた肉体を年下の彼に捧げることを惜しまず、奴隷のようなサディスティックな調教を受ける。一家団欒を抜け出して男と会うことに何の罪悪感も持たない。ラブホテルの浴室で後ろから攻められているところを呼び出され、捜査の過程で、いずみと美津子に強くひかれていく。物語のラストでは彼女も夜の世界の闇に堕ちていくことを示唆している。
尾沢美津子:冨樫真
38歳。いかにして売春婦になったかは語られていないが、母親を憎悪し、その反発心で早くから売春を行っていた。昼間は大学教授で夜は売春を行っている。いずみを娼婦の世界へと誘う。
菊池いずみ:神楽坂恵
30歳。ベストセラー作家の夫を持つが、亭主関白な夫にまるで奴隷のように従っているだけの生活に耐えきれない。騙されてAVへ出演し、初めは抵抗していたが徐々にその快感を得る。その後美津子と出会い、娼婦としての手ほどきを受ける。初めサラリーマンに犯されたときは激しく抵抗していたが、やがてすべての抑圧をはぎ取っていく。
ショウジ:児嶋一哉(アンジャッシュ)
吉田正男:二階堂智
カオル:小林竜樹
木村一男:五辻真吾
マティーニ真木:深水元基
土居エリ:内田慈
赤いドレスの女:町田マリー
スーパーの店長:岩松了
美津子の父:陰山泰
尾沢志津:大方斐紗子
菊池由紀夫:津田寛治

恋の罪 予告編

恋の罪 商品情報



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