彼女がその名を知らない鳥たち 64点

彼女がその名を知らない鳥たち

2017年10月28日公開の日本映画。R15+指定作品。 原作は沼田まほかるの同名ミステリー小説。同居する相手の稼ぎに依存しながらも彼を嫌い、家庭のある別の男性とも関係を持つ身勝手な女と、彼女に執着するさえない中年男の関係を軸に、究極の愛とは何かを問い掛ける。メガホンを取るのは、『凶悪』などの白石和彌。

彼女がその名を知らない鳥たち 映画批評・備忘録


彼女がその名を知らない鳥たち

脚本:20点
演技・演出:14点
撮影・美術:15点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計64点


いくつかの賞を受賞した作品なのですが、竹野内豊のバイオレンスシーンや松坂桃李との濡れ場シーン以外は火曜サスペンス劇場と大差ない作品のように見えました。阿部サダヲの演技が『うずまき』のストーカー男とまったく変わっていないので共感するようなこともなく、ラストシーンに至っては身勝手すぎる上に無駄死にじゃ?むしろ不自然な事が十和子のまわりで多すぎて刑事がより疑うんじゃね?などと思ってしまいました。
竹野内豊と松坂桃李のクズ男っぷりは見事で、役になりきりぶりが、ほんと凄いなと感心してしまうのですが、古くから阿部サダヲの演技を見ていると役柄に関係なくほぼ同じ演技にしか見えないんです。蒼井優は、濡れ場女優化してきているように思うのですが、セクシーからは程遠いなぁ・・・・というところがリアルなんでしょう。


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彼女がその名を知らない鳥たち あらすじ

十和子は言い知れぬ欲求不満を抱えながら毎日を過ごしていた。同居人である陣治が何の取り柄もない野卑で不潔な男であり、僅かばかりの給金すら貰えれば後は顔も見たくない存在だからだ。十和子はかつて恋仲であった精悍な男・黒崎を思い出しては嘆息を洩らすのだった。

そんなある日、故障してしまった思い出の腕時計について十和子がクレームをつけたデパート社員・水島が、詫びの品をもって家を訪れる。頑なな態度を崩さない十和子に、水島は濃厚な接吻を与えその心をとろけさせた。情事を重ねてか家を頻繁に空けるようになった彼女を叱りに、姉である美鈴がやってくるが、あくまで陣治は十和子をかばい続け美鈴に呆れられた。特に黒崎とよりを戻したかと疑う美鈴に、陣治は「それはあり得ない」と力を声にこめた。

そして、同じころ十和子は刑事の訪問を受け、黒崎が5年も前から失踪していると聞き驚く。真相を知りたくて黒崎の妻に会いに行く彼女は、そこで意外な人物と顔を合わせる。国枝というその老人は十和子を以前慰み者にした男だった。実力者である国枝の後ろ盾を得るべく黒崎は十和子を貢物として捧げ、その結果国枝の姪を花嫁に迎えた…そんな過去の記憶が十和子の胸によみがえった。思い出したことはそれだけではない。黒崎と別れた彼女が帰宅すると、陣治が「会社で殴られた」といって血に汚れた衣服を洗っていたのだ。

何か謎がある。戸惑う十和子は一方で水島の態度のよそよそしさに気づく。彼もまた十和子との関係を遊びとしか思っていなかったのだ。そんな裏事情を尾行によって得ていた陣治は、十和子に「また」えらいことになってしまう、と水島と手を切るように訴える。だが、十和子は陣治の言動に反発し、何かに憑かれたかのように水島に会いに出かけるのだった。陣治はなにを知っているのか。そして十和子が忘れてしまった事実とはなんなのか。

彼女がその名を知らない鳥たち スタッフ

原作:「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)
監督:
脚本:
音楽:
エグゼクティブプロデューサー:
プロデューサー:
企画・プロデューサー:
撮影:
美術:
照明:
録音:
編集:
衣装:
ヘアメイク:
助監督:
制作担当:
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
配給:
制作プロダクション:
製作:映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会(クロックワークス、日活、テレビ大阪、朝日放送、C&Iエンタテインメント、クオラス、ポニーキャニオンエンタープライズ、ひかりTV)

彼女がその名を知らない鳥たち キャスト

北原十和子:
佐野陣治:
水島真:
國枝カヨ:
刑事・酒田:
野々山美鈴:
國枝:
黒崎俊一:

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