帝一の國(ていいちのくに)実写版は、2017年公開の日本映画。古屋兎丸の同名コミックを、菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大ら人気若手俳優の共演で実写映画化した学園コメディ。キャッチコピーは、『生徒会長に、僕は、なるッ!絶対!どんなことをしてでも、なってやるッ!!日本一の名門校、ライバルは800人の秀才たち。』生徒会長選挙に命をかける男・ 赤場帝一の生徒会長選挙での死闘を力強く描いたコメディ映画。
帝一の國 映画批評・評価・考察
帝一の國
脚本:38点
演技・演出:19点
撮影・美術:18点
編集:10点
音響・音楽:8点
合計93点
若手キャストの熱量といい、ベテラン俳優の卓越した演技力、何より主演の菅田将暉の上手さと熱さと魅力がずば抜けている。ここ最近、見た邦画でベストでした。『超高速!参勤交代』も面白かったんですが、ものすごい監督?ものすごく良い脚本?ものすごい原作?という疑問符が頭にあるなかで、ここまで面白い作品になったのは、キャストの素晴らしさです。役を演じきるのが、この作品の良しあしを完全に左右したと思われます。
登場人物の個性が強いので、その個性をいかに表現するのか?そういう問いに見事に若手もベテランも応えていました。
帝一の國 あらすじ
日本一の名門・海帝高校。ここでトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されている。4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。2年後の生徒会長の座を狙って、誰よりも早く動き始める帝一。生徒会長になるためには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。決してルートを見誤ってはならない。ライバルは、全国屈指の頭脳を持つ800人の超エリート高校生たち…ヤツらを蹴落として、勝ち残るためにはどうする!?野望への第一歩を踏み出した帝一を待ち受けていたのは、想像を超える罠と試練!いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける!!
帝一の國 スタッフ
監督:永井聡
脚本:いずみ吉紘
製作:小川晋一、木下暢起、市川南
プロデューサー:若松央樹、村瀬健、唯野友歩
ラインプロデューサー:原田耕治
撮影:今村圭佑
美術:杉本亮
照明:織田誠
録音:石貝洋
装飾:安藤千穂
ヘアメイク:望月志穂美
スタイリスト:馬場恭子
編集:二宮卓
音楽:渡邊崇
音響効果:岡瀬晶彦
主題歌:クリープハイプ「イト」(UNIVERSAL SIGMA)
VFXスーパーバイザー:須藤公平
スクリプター:田村寿美
スタントコーディネーター:吉田浩之
キャスティング:田端利江
助監督:藤江儀全
制作担当:若林重武
企画・製作幹事:フジテレビジョン
制作プロダクション:AOI Pro.
製作:フジテレビジョン、集英社、東宝
配給:東宝
帝一の國 キャスト
赤場帝一:菅田将暉
赤場譲介:吉田鋼太郎
東郷菊馬:野村周平
大鷹弾:竹内涼真
氷室ローランド:間宮祥太朗
榊原光明:志尊淳
森園億人:千葉雄大
白鳥美美子:永野芽郁
大駒光彦:鈴木勝
根津二四三:萩原利久
佐々木洋介:岡山天音
古賀平八郎:井之脇海
堂山圭吾:木村了
榎木孝明
山路和弘
真飛聖
中村育二