口裂け女は、2007年公開の日本映画。1979年の春から夏にかけて日本で広まった都市伝説「口裂け女」を元にしたホラー映画で子供たちを襲う口裂け女の恐怖を描く。
口裂け女 映画批評・評価・考察
口裂け女
脚本:25点
演技・演出:12点
撮影・美術:12点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計62点
水野美紀がイメチェンを始めだした作品ですが、今の方が振り切れてるのでこの頃は、若干戸惑いつつ演じてる感じがなんとなくします。当時の映画やドラマに何かと顔を出している加藤晴彦は、他作でも見られるように控えめな演技で、役によって演技が違っているというわけでもなく、いつも同じなのが彼らしい。彼らしくないのは白石晃士監督。この時はまだ振り切れてないというか真面目に怖い映画を撮ろうとしているのが伺えます。
口裂け女 あらすじ
ある日の地震を境に、町では子供達の失踪事件が相次ぐ。失踪した子供と一緒にいた子供達が「大きなマスクを着けてハサミを持っていた女が子供を連れて行った」と証言したことから、町には「口裂け女」の噂が流れるようになる。それにより子供たちは怯え、大人達はそんな子供達を咎める始末。そんな中、町の小学校教師の山下は家庭に問題がある生徒・美佳を家まで送り届けるが、その際、口裂け女に美佳を連れ去られてしまう。山下は美佳を助ける為に同僚の松崎と口裂け女について調査を開始するが、その一方でまた子供の失踪事件が起こる。
口裂け女 スタッフ
監督:白石晃士
脚本:横田直幸、白石晃士
撮影:森下彰三
照明:三重野聖一郎
録音:岩丸恒
美術:畠山和久
編集:掛須秀一
音楽:和乃弦、藤野智香
助監督:阿部満良
特殊メイク・造型:中田彰輝
CG:荒木史生、廣田隼也、千葉秀樹
アクションコーディネーター:吉田浩之(補佐:稲留正樹)
現像:東京現像所
MA:シネマサウンドワークス
プロデューサー:大橋孝史、花村佳代子、矢部佐織、古神子広一
ラインプロデューサー:村田亮
アシスタントプロデューサー:高波朋美、川島正規
製作:トルネード・フィルム、フォーサイド・ドット・コム、ツイン、メモリーテック
制作協力:アールグレイフィルム
制作プロダクション・配給:トルネード・フィルム
口裂け女 キャスト
山下京子:佐藤江梨子
松崎昇:加藤晴彦(少年期:伊藤大翔)
佐々木真弓:川合千春
佐々木美佳:桑名里瑛
田村秀雄:松澤一之
田村早織:坂上香織
吉田和子:滝沢涼子
京子の元夫:西興一朗
久保(刑事):柳ユーレイ
中島志穂:入江紗綾
松崎タエコ:水野美紀
ゲスト:三橋貴志
桑江咲菜、川瀬裕斗、諏訪太朗 ほか