劇場版パタリロ!(実写版)は、2019年公開の日本映画。1978年に連載が開始された魔夜峰央のコミックを、2016年の舞台版のスタッフやキャストで映画化。マリネラ王国、宇宙、埼玉県春日部、過去を舞台にしたドタバタ劇が、歌やダンスと共に描かれる。主人公のパタリロは魔夜の原作を基にした映画『翔んで埼玉』にも出演し、舞台版でも主演した加藤諒。青木玄徳、佐奈宏紀、西岡徳馬、哀川翔らが共演している。監督を舞台版の演出を手掛けた小林顕作が務めた。舞台のアナログ感と、映像化ならではのVFXが融合して、“見たことはあるけど、観たことのない”パタリロ! ワールドが展開。いちいち拾うのが面倒になる細かいギャグから、パクリすれすれの壮大なパロディまで、劇場版ならではの新たなセンセーションを巻き起こす。
劇場版パタリロ! 映画批評・評価・考察
劇場版パタリロ!
脚本:2点
演技・演出:2点
撮影・美術:2点
編集:1点
音響・音楽:5点
合計12点
パタリロ 実写 ひどい が検索キーワードになっていたので覚悟wして見たのですが、本当に酷い。『珍遊記』をはるかかなたに凌駕する凍てつくギャグのオンパレード。クスっとも笑えたらあなたは素晴らしい人。ホットな心の持主です。原作やアニメに愛着がある人には、相当なダメージを与えてくれます。ほぼ原作に関係ないギャグというのも、なんだかなぁ~。魔夜峰央の『翔んで埼玉』の実写化成功で、もしかしたらと思いきや(面白いかも?)でしたが、パタリロじゃなくていつもの加藤諒だった上に、寒かった。本当に。
劇場版パタリロ! あらすじ
常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が、側近のタマネギ部隊を引き連れて大英帝国にやってくる。パタリロの前に現れたのは、ボディガードを任命されたバンコランと、謎の美少年記者マライヒ。権力争いで命を狙われているパタリロを中心に、美少年たちの耽美な世界が繰り広げられる。やがて舞台はマリネラ王国、銀河系宇宙、埼玉県春日部、バンコランの過去にタイムスリップなど、時空を超えて縦横無尽に駆けめぐるのだが・・・。
劇場版パタリロ! スタッフ
監督:小林顕作
原作:魔夜峰央
脚本:池田テツヒロ
監督補:小泉宗仁
撮影:伊集守忠
照明:酒井隆英
舞台照明:坂本明浩
衣装デザイン:朝月真次郎
美術:片平圭衣子
ヘアメイク:堀川貴世
音楽:小林顕作
振付:足立夏海,平原慎太郎
配給:HIGH BROW CINEMA
劇場版パタリロ! キャスト
加藤諒:パタリロ・ド・マリネール8世
青木玄徳:ジャック・バンコラン
佐奈宏紀:マライヒ
細貝圭:タマネギ21号
金井成大:タマネギ9号
石田隼:タマネギ11号
吉本恒生:タマネギ17号
三津谷亮:タマネギ19号
小林亮太:タマネギ35号
吉川純広:アイゼンバーグ/マヤメンズ
佐藤銀平:マヤメンズ
三上陽永:マヤメンズ
柴一平:マヤメンズ
富岡晃一郎:マヤメンズ
上山竜治
市川知宏
佐藤流司
大谷育江(声の出演)
大塚明夫(声の出演)
浪川大輔(声の出演)
関智一(声の出演)
高橋広樹(声の出演)
松村雄基
近江谷太朗
木下ほうか
池田鉄洋
須賀健太
鈴木砂羽
魔夜峰央
西岡徳馬
哀川翔