八日目の蝉 93点

八日目の蝉

2011年公開の日本映画。不倫相手の子供を誘拐した女と、誘拐犯に育てられた女。ふたりの4年間の逃亡生活と、その後の運命を描いたヒューマンサスペンスドラマ。

八日目の蝉 映画批評・備忘録


八日目の蝉

脚本:38点
演技・演出:18点
撮影・美術:19点
編集:8点
音響・音楽:10点
合計93点


映画化により小説では表現できないであろう部分が素晴らしい形で表されているし、映像が秀逸で、風景の美しさだけでなく俳優の演技で表情、瞳まで美しく撮られている。
この作品の難しさ・問題点は、観客が誘拐犯である永作博美に同情してしまい、我が子を奪われた森口瑤子(実母)は、ヒステリックに描かれいることから、感情移入してしまうのは誘拐犯になってしまう。
我が子を旦那の不倫相手に誘拐されてしまうという、しかも自分を母として感じてもらえない実母に本来なら同情しているはず。。。なのに。。

井上真央の演じる役がまさにその葛藤を背負っているんです。

すごく良くできた作品で演出もいい、スタッフ、キャスト共に素晴らしい仕事をされてます。


八日目の蝉 あらすじ

今日まで母親だと思っていた人が、自分を誘拐した犯人だった。
1985年に起こったある誘拐事件―。

不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去る女、野々宮希和子と、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた女、秋山恵理菜。
実の両親の元へ戻っても、「ふつう」の生活は望めず、心を閉ざしたまま21歳になった恵理菜は、ある日、自分が妊娠していることに気づく。
相手は、希和子と同じ、家庭を持つ男だった。過去と向き合うために、かつて母と慕った希和子と暮らした小豆島へと向かった恵理菜がそこで見つけたある真実。
そして、恵理菜の下した決断とは・・・?

八日目の蝉 スタッフ

監督 –
脚本 –
音楽 –
撮影 –
照明 – 金沢正夫
美術 – 松本知恵
装飾 – 中澤正英
録音 – 藤本賢一
衣装デザイン – 宮本茉莉(STAN-S)
編集 – 三條知生
音響効果 – 岡瀬晶彦
スクリプター – 森直子
ヴィジュアルエフェクト – 田中貴志(マリンポスト)
助監督 – 谷口正行、猪腰弘之
現像 – IMAGICA
ロケ協力 – 小豆島映像支援実行委員会、小豆島観光協会、小豆島町、土庄町、小豆島急行フェリー、四国フェリー、香川フィルムコミッション、諏訪圏フィルムコミッション、岡山県フィルムコミッション連絡協議会 ほか
制作プロダクション – ジャンゴフィルム
製作総指揮 – 佐藤直樹
製作代表 – 野田助嗣
製作者 – 鳥羽乾二郎、秋元一孝
企画 – 石田雄治、関根真吾
プロデューサー – 有重陽一、吉田直子、池田史嗣、武石宏登
製作 – 映画「八日目の蝉」製作委員会(日活、松竹、アミューズソフトエンタテインメント、博報堂DYメディアパートナーズ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、Yahoo! JAPAN、読売新聞、中央公論新社)
配給 –

八日目の蝉 キャスト

秋山恵理菜 –
安藤千草 –
秋山恵津子 –
秋山丈博 –
薫(幼少時の恵理菜) –
仁川康枝 –
沢田久美 –
エンゼル –
沢田雄三 –
沢田昌江 –
岸田孝史 –
滝(小豆島の写真館主) –
野々宮希和子 –
その他の出演者 –

八日目の蝉 予告編