丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなるは、1989年公開の日本映画。心霊学と霊界の研究家としても知られる俳優の丹波哲郎のベストセラー「丹波哲郎の大霊界」の映画化作品。丹波は原作・脚本・総監督も兼任。後に舞台化もされた。
丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる 映画批評・評価・考察
丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる
脚本:24点
演技・演出:5点
撮影・美術:9点
編集:3点
音響・音楽:5点
合計46点
公開当時の反響の大きさは、当時子供だった僕にも伝わってくるほどでした。いかにしてw
テレビ番組に出演しては霊界について語る丹波哲郎、当時は俳優丹波哲郎というより、霊界広報官みたいなイメージがありました。映画の内容も、霊界の仕組みについての解説、死んだらどうなる?という疑問には答えてくれている内容かと思います。
率直に、僕が思ったのは、死んでこんな世界に行くのは嫌だなぁ~とゆるーく思いました。これは映像表現が足りてないからこういう印象になるのかもしれませんが、あんまりいい印象がない大霊界です。そう思うとしばらくは死にたくないなぁ。
昨今、芸能人の自殺が相次ぐなか、また年間2万人以上の自殺者がいる日本で、この映画こそ地上波で再び放送した方がいいと思います。自殺が最悪の選択だということをこの映画も分かりやすく諭していますのでそこは霊界にいる丹波さんが僕に、この映画のレビューをUPしたまえと言ったとか言わないとか。。。。
丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる あらすじ
若き物理学者曽我隆はアメリカのギルバート博士と国際心霊研究会へ出席する途中で事故に遭い死亡した。曽我の魂は肉体を離れ、霊人キヨに導かれて精霊界へ。そこでエルザと再会した。ここで死者達はそれぞれの霊格に適した霊界へと送られる。霊界でも性欲だけが強く残る者がおり、エルザは連れ去られてしまった。精霊界で本性を洗い出された曽我はキヨの案内で霊界巡りをした。霊界の村では百年に一度霊祭があり、人間界へ修行のために転生する者もいる。やがて曽我は自殺者の森を経て、天使達の住む天界層へ出た。そしてそこで曽我は生き返るチャンスを与えられたのだった。
丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる スタッフ
監督:石田照
脚本:丹波哲郎,溝田佳奈
原作:丹波哲郎(「丹波哲郎の大霊界」より)
製作:古岡滉,丹波哲郎
製作総指揮:古岡秀人
音楽:宮下富実夫
撮影:岡崎宏三
編集:白江隆夫
製作会社:学習研究社=丹波企画
配給:松竹富士
丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる キャスト
丹波義隆
岡安由美子
エブリン・ブリンクリー
神山繁
前田吟
森次晃嗣
春川ますみ
速水亮
五十嵐めぐみ
南川真理子
土屋浩美
松井紀美江
中村百合子
三鈴栄子
小峯裕一
佐武彩也子
若山富三郎
丹波哲郎
吉岡伸祥
長屋實
トニー・セテラ
渡瀬恒彦
野際陽子
千葉真一