レッド・ブレイドは、2018年公開の日本映画。園子温の原案を、主演に人気グラビアアイドルの小倉優香を迎え、坂口拓の総合演出で映画化した忍者アクション・サスペンス。江戸時代にタイムスリップした女子高校生が巨悪に挑む。
レッド・ブレイド 映画批評・評価・考察
レッド・ブレイド
脚本:2点
演技・演出:10点
撮影・美術:11点
編集:3点
音響・音楽:5点
合計31点
ストーリーにアクションを加えるのではなく、アクションにストーリーを加えているから、ものすごくつまらない脚本なんだろうと思えてしまいました。非常識な中で生きてきた人に常識的な生き方や価値観って分からないだろうなってところが透けて見えます。アクションにリアリティがあってもストーリーやセリフにリアリティが全くないので共感できるところがありません。『ぐらんぶる』の小倉優香はものすごく魅力的に感じたのに、今作は彼女の良さが少しも出ていません。こんなに差が出るものなのか?と思えるほどです。
レッド・ブレイド あらすじ
高校生のマコ(小倉優香)は学校でいじめられていて、図書室で忍者の活躍を描いた児童書「雷風刃」を読むことが唯一の安らぎだった。ある日、「雷風刃」に登場する忍者のヒロ(搗宮姫奈)とユウ(花影香音)がマコの前に現れ、彼女を江戸時代の伊賀へ連れていく。マコはそこで伝説の忍者・才蔵(坂口拓)と出会い、忍術や剣術を学ぶ。一方、現実世界には「雷風刃」の悪人・原田勘助(岩永ジョーイ)が現れる。
レッド・ブレイド スタッフ
監督:石原貴洋
原案:園子温
脚本:龍一朗
総合演出:坂口拓
プロデューサー:木村俊樹
ラインプロデューサー:真山俊作
撮影:富田伸二
照明:太田博
録音:杉本崇志
サウンドデザイン:小野川浩幸
音楽:中森信福
オープニングアクション監督:下村勇二,TAK∴,稲川義貴
アクション監督:坂口茉琴
アクション監修:匠馬敏郎
レッド・ブレイド キャスト
マコ:小倉優香
ヒロ:搗宮姫奈
ユウ:花影香音
原田勘助:岩永ジョーイ
春名美希:美音咲月
静香:徳江かな
波田レイ:咲村良子
伸一:榊英雄
才蔵:TAK∴