バートン・フィンク 86点

バートン・フィンク

1991年公開のアメリカ合衆国の映画。太平洋戦争前の混沌とした世相を背景に、スランプに陥った脚本家が奇妙な殺人事件に巻き込まれる様を描く。
1991年度のカンヌ国際映画祭でパルム・ドール、監督賞、男優賞を受賞した。同年度のアカデミー賞では助演男優賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門で候補になったが、受賞には至らなかった。カンヌ国際映画祭では上述のように主要3部門を制覇したが、これは映画祭の歴史上初めてのことである。カンヌ国際映画祭は伝統的に一つの映画に対し複数の賞を与えないようにしていたが、これ以降その規定がはっきりと明文化されることになった。

バートン・フィンク 映画批評・備忘録


バートン・フィンク(原題: Barton Fink)

脚本:35点
演技・演出:18点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計86点


匂いを感じるほど、映像的描写が人物も背景もリアル、にもかかわらず幻想的ですらある不思議な映画。キューブリックの映画は狂人が撮った映画で、コーエン兄弟は天才が撮った映画と表現してみてもいいのかな。。。デビット・リンチに似ているようにも感じるけど、リンチは作風が壊れているので雑さがところどころに見えるし、それに比べてコーエン兄弟は完璧主義者なのか隙が無い。キューブリックとリンチとコーエンを見比べるといろいろ面白い。マニアック過ぎて疲れそうだけど。共通してるのが俳優が役が憑依していると思えるくらい凄まじい演技を披露している。


バートン・フィンク あらすじ

NYの新進気鋭の劇作家バートン・フィンクは、ハリウッドの大手スタジオから映画の脚本執筆のオファーを受ける。大衆の生活を写実的に描いた社会派の最新作で既に高い評価を得ていたものの、自身の作風に悩むバートンはハリウッド行きを躊躇うが、最終的にスタジオ専属脚本家となる契約を結ぶ。
ところがいざハリウッドへ来てみると、傲岸なスタジオの社長は社会派作家であるバートンの話など聞こうともせず、一方的にウォーレス・ビアリー主演の馬鹿げたレスリング映画の脚本を書くよう命じた。不満を抱きつつも、滞在するホテルで脚本を書き上げる事になったバートン。然し彼が宿泊先に選んだホテル・アールは、貧相で常に薄暗く、その上空気が澱んで異様に蒸し暑い、なんとも不気味な建物だった。そしてさっぱり気乗りのしない脚本に苦戦する中、バートンは隣室の宿泊客チャーリー・メドウズと出会う。かねてより労働者階級の人間に親近感を持っていたバートンは、保険外交員だというチャーリーと意気投合するのだった。
けれどもいつまで経っても執筆は全く捗らず、スタジオの人々も誰も助けになってはくれない。途方にくれるバートンは偶然、尊敬する小説家であり同じくハリウッドの脚本家でもあるW・P・メイヒューに出くわし、アドバイスを乞うためメイヒューの宿舎を訪問するも、尊敬していた彼が酒に溺れる自堕落な人間だと知って更に失望する。と同時に、バートンはそこで出会ったメイヒューの秘書兼愛人、オードリーに好意を抱く。
その後もバートンの筆は一向に進まないまま、相変わらずホテルの室内はうだるように暑く、社長にはしつこく脚本の完成をせっつかれ、彼はどんどん苛立ちを募らせていく。チャーリーだけはバートンを励ましてくれるのだったが、とうとう追い詰められたバートンはある晩、オードリーに救いを求め彼女とベッドを共にする。だが翌朝目を覚ました時彼が目にしたのは、自分の隣りで無残に殺害されたオードリーの死体だった。取り乱したバートンはチャーリーに相談し、チャーリーは驚きつつも気弱な友人のため死体の処理を引き受ける。

バートン・フィンク スタッフ

監督:
脚本:,
製作:
音楽:
撮影:
編集:

バートン・フィンク キャスト








バートン・フィンク 予告編