ドラキュラ ZERO 78点

ドラキュラ ZERO

アイルランド人の小説家ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』に基づき、ゲイリー・ショア監督によって2014年にアメリカ合衆国で製作されたアクション映画。

ドラキュラ ZERO 映画批評・備忘録


ドラキュラ ZERO(原題: Dracula Untold)

脚本:30点
演技・演出:17点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:7点
合計78点


キャッチコピーに「その男、悪にして英雄。愛する者のため、悪にこの身を捧げよう―」という言葉が使われているように、ルーク・エヴァンス演じるヴラドは、君主としての判断より自身の愛や感情を優先させ、苦境を招き、やがて魔物の力に頼る事になる。
ヴラドを演じるルーク・エヴァンスが魅力的で、従来の映画で見られるドラキュラ伯爵よりも圧倒的なパワーとスケール感を表現している。

ホラーというよりアクション・ファンタジーのような演出になっていて、英雄の悲劇の物語でもあり、愛の物語でもある。個人的に好きな作品です。


ドラキュラ ZERO あらすじ

15世紀、オスマントルコという強大な勢力を誇る帝国があった。オスマンには、兵力増強のため『支配下にある国々に奴隷として子供1000人を差し出させる』という鉄の掟があった。トランシルヴァニアのワラキア公国君主として国を治めるヴラド(演:ルーク・エヴァンス)も、幼少期、先代君主であった父によってオスマン帝国へ差し出された過去があった。戦地に投げ出されたヴラドはそこで闘いを学び、やがて敵が震え上がる勇猛な戦士となり『串刺し公』と呼ばれ怖れられた。その働きによりワラキアに還る事を許されたヴラドは、自らの残忍な行いを悔い改め、公国で穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、それから幾年もの月日が流れたある日、また悪夢がやってくる。オスマン帝国よりの使者ハムザ・ベイは、「王が子供1000人の差出を望んでいる」と告げる。1000人にはウラドの息子も含まれるが、逆らって国が亡びれば総ての民が根絶やしとなるため要求を呑む以外の道はなかった。妻ミレナ(演:サラ・ガドン)は我が子を差し出す事に強く反対するが、息子は国を憂いて自ら帝国の奴隷となることを選ぶ。しかし我が苦渋の選択と息子の英断に水を差すハムザ・ベイの物言いに怒りが許容を超えたヴラドは考えを改める。オスマン帝国と戦う決断を下し、ハムザ・ベイを斬り捨てる。
強大な力に抗うため、ヴラドは牙の山に住むという魔物に助けを求める。しかし、そこで出会った魔物がヴラドに提示した方法は、自身が魔物となり、その力で自らが敵を滅ぼす道だった。

ドラキュラ ZERO スタッフ

監督:ゲイリー・ショア
脚本:マット・サザマ,バーク・シャープレス
原作:ブラム・ストーカー 『ドラキュラ』
製作:マイケル・デ・ルカ,トーマス・タル
音楽:ラミン・ジャヴァディ
撮影:ジョン・シュワルツマン
製作会社:レジェンダリー・ピクチャーズ,レラティビティ・メディア
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ,東宝東和

ドラキュラ ZERO キャスト

ルーク・エヴァンス
サラ・ガドン
ドミニク・クーパー
アート・パーキンソン
チャールズ・ダンス
ポール・キー
ディアミッド・マルタ
ザック・マクゴーワン
ノア・ハントリー
ウィリアム・ヒューストン
フェルディナンド・キングスリー
ロナン・ヴィバート
トール・クリスティアンソン
ジョゼフ・ロング
ミッシュ・ボイコ
アーキー・リース

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