デスノート Light up the NEW world 46点

デスノート Light up the NEW world

2016年公開の日本映画。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉が共演し、大ヒット作『DEATH NOTE デスノート』シリーズの10年後の世界に迫る続編。夜神月とLの死から10年後の情報社会を舞台に、捜査官と探偵、サイバーテロリストによる争いを最新のVFX技術を駆使して描く

デスノート Light up the NEW world 映画批評・備忘録


デスノート Light up the NEW world

脚本:5点
演技・演出:12点
撮影・美術:13点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計46点


シリーズの中で映像に対する予算が増えているものの、肝心の脚本が作品の面白さを半減させてしまっている。前作ではデスノートの保有者がカリスマ性と目的意識を持った賢い人であり、天才VS天才の構図があり心理戦・頭脳戦が緊張感を高め作品に夢中にさせるものだった。今作では、死神は保有者に干渉しないどころかリュークが積極的(デスノートでの殺人)なところも前作とかけ離れている。前作でミサを救った死神レムの特殊性を蔑ろにしてしまうようなエピソードも脚本家は馬鹿じゃないかと。。。。俳優の演技力という点では今作でも熱演という評価が妥当で、脚本の酷さがなければ評価される作品になった可能性が高い。
前作を引き継ぐ作品のはずが、前作の内容を否定しかねない演出と脚本はひど過ぎた。


デスノート Light up the NEW world あらすじ

「デスノート」を使い、”キラ”として多くの犯罪者を「粛清」した夜神月と、彼の「暴走」を止めるべく自らの命を懸けて立ち向かった世界的探偵”L”(エル)。二人の天才による壮絶な頭脳戦が繰り広げられた「キラ事件」から10年後の、2016年。ロシア、ウォール街、日本の渋谷など、世界各地でデスノートによるものと見られる変死事件が同時多発。更に、パソコンやスマートフォン等のあらゆるデジタルデバイスに、”キラ”を名乗る人物から「デスノートを手に入れろ」と呼び掛ける謎のメッセージが配信される。「キラは復活したのか?」かつての恐怖を思い出した人々は大混乱に陥る。
日本のキラ対策本部は「デスノート対策本部」と名を変えて存続しており、「三島創(みしま つくる)」を筆頭とした新メンバーたちがデスノートを発見・確保するために奔走する。
その頃、“ Lの正当後継者 ”「竜崎(りゅうざき)」は或る出来事によりデスノートが地上に6冊存在することを知り、デスノート対策本部と合流、捜査に協力し始める。
そして、ネットワークを通し世界の行く末を眺めている若者・「紫苑優輝(しえん ゆうき)」も、自らが「神」と信奉するキラのために行動を開始した。
今度のデスノート所有者は誰なのか。「死神」は所有者と共にいるのか。6冊のデスノートが全て一つに集まった時、何が起きるのか。謎に包まれた混迷の時代、三人の天才たちは知力と死力を尽くし、熾烈なノート争奪戦に身を投じていく。

デスノート Light up the NEW world スタッフ

「DEATH NOTE」原作 – 大場つぐみ、小畑健(集英社ジャンプコミックス刊)
監督 – 佐藤信介
脚本 – 真野勝成
音楽 – やまだ豊
主題歌 – 安室奈美恵「Dear Diary」(Dimension Point)
劇中歌 – 安室奈美恵「Fighter」(Dimension Point)
企画・プロデュース – 佐藤貴博
製作 – 中山良夫、木下暢起、堀義貴、福田太一、大角正、藪下維也、沢桂一、永山雅也、永井聖士、長澤一史、熊谷宜和
ゼネラルプロデューサー – 奥田誠治
エグゼクティブ・プロデューサー – 門屋大輔
プロデューサー – 田中正、飯塚信弘、佐藤譲
撮影監督 – 河津太郎
美術 – 斎藤岩男
録音 – 横野一氏工
GAFFER – 小林仁
編集 – 今井剛
装飾 – 西尾共未
衣装 – 宮本まさ江
ヘアメイク – 本田真理子
スクリプター – 田口良子
特撮監督 – 神谷誠
VFX – デジタル・フロンティア
CGプロデューサー – 豊嶋勇作、鈴木伸広
CGディレクター – 土井淳
音楽プロデューサー – 志田博英
テクニカルプロデューサー – 大屋哲男
助監督 – 李相國
製作担当 – 中山泰彰、竹上俊一、大谷弘
企画協力 – 週刊少年ジャンプ編集部
配給 – ワーナー・ブラザース映画
制作プロダクション – 日活、ジャンゴフィルム
企画・製作幹事 – 日本テレビ放送網
製作 – 2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS(日本テレビ放送網、集英社、ホリプロ、ワーナー・ブラザース映画、松竹、讀賣テレビ放送、バップ、日活、電通、Hulu、D.N.ドリームパートナーズ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送、日本テレビ系全国21社)

デスノート Light up the NEW world キャスト

三島創/中上亮 – 東出昌大
デスノート対策本部特別チーム捜査官。10年前のキラ事件を元に、デスノートを研究した自作のノートを持っている。「三島創」は、「キラ対策」の為に用いている偽名。
竜崎/新井正幸 – 池松壮亮
Lが遺した遺伝子を受け継いだ“ Lの正当後継者 ”。デスノートによる新たな殺人には当初興味を持っていなかったが、ノートが複数あると知るや犯罪者や国家が私利私欲のために使うことへの危惧や死神達の意図への興味から、デスノート対策本部特別チームに協力する。アーマのノートを持ち、互いに心を通わせる。
紫苑優輝 – 菅田将暉
サイバーテロリストの青年。自身の家族を殺した人物に「裁き」を下したキラに心酔しており、「キラの復活」を目論む。デスノートの保持者のひとりで、リュークのノートを持つ。複雑かつ精巧に作られた折り紙細工をテーブルに飾っている。
七瀬聖/白戶彩奈 – 藤井美菜
デスノート対策本部特別チーム捜査官。罪を犯した兄をキラに殺された過去を持つ。
青井さくら – 川栄李奈
デスノートの保持者のひとりで、ベポのノートを持つ。顔を合わせた相手の名前と寿命が見える「死神の目」を使い、思想もなく無差別に殺人を繰り返す。
松田桃太 – 青山草太
デスノート対策本部特別チーム主任。対策本部のメンバー中、唯一10年前のキラ事件を経験した男。
黒元晋/明山友樹 – 竹井亮介
デスノート対策本部特別チーム捜査官。
浦上衛/高端公 – 大迫一平
デスノート対策本部特別チーム捜査官。
須加原順郎 – 金田明夫
デスノート対策本部責任者。
死神リューク(声) – 中村獅童
アーマ(声) – 沢城みゆき
死神。白を基調とした装い。竜崎と心を通わせる。
ベポ(声) – 松坂桃李
死神。黄金の仮面に6本の指を持つ。竜崎にデスノートが6つ地上にもたらされた事を教える。
弥海砂 – 戸田恵梨香
10年前のデスノート所有者。一連のキラ事件において、月が死神リュークによってデスノートに名前を書かれ死亡した後、Lがノートを焼却処分したことで、ノートに関する記憶を失う。現在は女優として活躍しているが、警察による監視は続いている。
御厨賢一 – 船越英一郎
デスノートの保持者のひとり。最高裁判事。法律を無視して犯罪者に「裁き」を下すキラ、及びキラを信仰する「キラ信者」に強い憤りを抱いている。
アレクセイ・イヴァノフ – セルゲイ・ゴンチャノフ
デスノートの保持者のひとり。ロシアの医師。
ロジャー・アーヴィング – セルゲイ・クワエフ
デスノートの保持者のひとり。「ウォール街の悪魔」と呼ばれる投資家。
魅上照 – 水上剣星
検事。キラ=夜神月を信奉している。
貴世河春奈 – 白羽ゆり
コメンテーター。キラ支持者で、貧困層の犯罪を防ぐためにキラが必要という持論をといた。
L / L·Lawliet – 松山ケンイチ
夜神月 – 藤原竜也

デスノート Light up the NEW world 予告編