スパイダーマン2 98点

スパイダーマン2

映画批評・備忘録

サム・ライミ監督スパイダーマン3部作の中で最も評価されたのが今作。
恋に悩み、仕事に悩み、善悪に悩み、やがて疲弊して能力を発揮できなくなる。それでもヒーローがヒーローたる時が来れば、己の命を顧みず悪との闘いに挑む。アクションシーンだけでなく、ところどころにクスクスと笑えるコミカルなシーンを散りばめた素晴らしいエンターテイメント作品。

※最先端のVFXが高く評価され、第77回アカデミー賞において視覚効果賞を受賞した。

採点の内訳

脚本:39点
演技・演出:19点
撮影・美術:20点
編集:10点
音響・音楽:10点

合計98点

タイトル

スパイダーマン2(原題:Spider-Man 2)

あらすじ

グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。ピーター(演:トビー・マグワイア)はスパイダーマンとして日夜悪と闘いながら大学にも通っていた。しかしヒーロー稼業の忙しさゆえに大学(コロンビア大学で物理学専攻)は落第寸前。せっかく見つけたピザ屋のバイトもクビになってしまった。そんな中ピーターは、メイおばさん(演:ローズマリー・ハリス)が開いてくれた誕生パーティーでMJ(演:キルスティン・ダンスト)とハリーハリー(演:ジェームズ・フランコ)に久々の再会を果たす。しかしゴブリンの一件以来MJとの距離は広がり、ともどこかぎこちなくなっていた。
ある日、ピーターはハリーの紹介で尊敬する科学者オットー・オクタビアス(演:アルフレッド・モリーナ)と出会う。ハリーは父ノーマン亡き後、オズコープ社の社運を賭けた核融合プロジェクトを仕切っており、その中心人物がオクタビアスだったのだ。オクタビアスはピーターを好意的に迎え入れ、科学に寄せる情熱を力説した。妻ロージー(演:ドナ・マーフィー)とも仲むつまじいオクタビアスは、ピーターにとってまさに理想の存在だった。
翌日。オクタビアスが観衆の前で核融合のデモンストレーションを行う日がやってきた。オクタビアスは脊髄に人工知能を搭載した金属製のアームを直結し、そのアームで人間の入り得ない状況下での実験を披露するという。実験は順調に進んでいったが、実験装置に過負荷がかかり、強力な磁場が発生した。会場は粉々に破壊され、観衆はパニックに。その場に居合わせたピーターがスパイダーマンとして活躍し、最悪の事態は免れたが、ロージーは命を落とし、オクタビアスも意識不明となり病院に運ばれるが、事故で制御チップを失ったアームの人工知能が覚醒し、医師達を虐殺して逃亡。思考をアームに支配されたオクタビアスは「ドック・オク」と化し、実験装置の再建をもくろみ資金調達のため銀行を襲撃する。
一方、ヒーローとしての使命に迷いが生じていたピーターは超人的な力が消え始める。苦悩の末、ピーターは遂にスパイダーマンを引退することを決意する。

スタッフ

監督:サム・ライミ
脚本:アルヴィン・サージェント
原案:アルフレッド・ガフ,マイケル・シェイボン,マイルズ・ミラー
原作:スタン・リー,スティーヴ・ディッコ
製作:アヴィ・アラッド,ローラ・ジスキン
製作総指揮:ジョセフ・M・カラッシオロ,スタン・リー
音楽:ダニー・エルフマン
主題歌:アナ・ジョンソン「ウィ・アー」
撮影:ビル・ポープ
編集:ボブ・ムラウスキー
製作会社:コロンビア映画,マーベル・エンターテインメント,ローラ・ジスキン・プロダクションズ
配給:SPE/コロンビア映画

キャスト

トビー・マグワイア
キルスティン・ダンスト
ジェームズ・フランコ
アルフレッド・モリーナ
ローズマリー・ハリス
ドナ・マーフィー
J・K・シモンズ
ダニエル・ギリーズ
ディラン・ベイカー
ビル・ナン
エリザベス・バンクス
テッド・ライミ
クリフ・ロバートソン
ウィレム・デフォー
ブルース・キャンベル
ダニエル・デイ・キム
エリヤ・バスキン
マゲイナ・トーヴァ
アーシフ・マンドヴィ
スタン・リー

予告編

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