スパイダーマン 88点

スパイダーマン

映画批評・備忘録

このスパイダーマンが一番好き!と思える愛されるキャラクター像とサム・ライミ監督の”らしさ”を残しつつB級ではなく壮大なエンターテイメント作品として仕上がっている。音楽担当のダニー・エルフマンが作品を盛り上げるのに大きく貢献している。トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコは一躍売れっ子俳優となった。ウィレム・デフォーは特殊メイクなしで圧倒的表現力(顔芸)でゴブリンを演じ切っている。

※「マーベル・コミック」のスタン・リー原作の、同名のアメリカン・コミックである『スパイダーマン』の実写映画化作品。
※北米における大ヒット作の基準値である興行収入1億ドルを公開1週目のオープニング成績のみで達成した初めての作品であり、最終的には北米だけで4億ドルを記録した。
※映画化の企画自体は以前からあったが、壁に張り付き、スパイダー・ウェブで街を縦横無尽に飛び回るスパイダーマンの姿を実写映像化するのは技術的に困難といわれていた。21世紀になりCGをはじめとする特撮技術が進歩した事により、映画化が可能となった。監督には当初ジェームズ・キャメロンの名が挙がっていた。

採点の内訳

脚本:34点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:10点
音響・音楽:10点

合計88点

タイトル

スパイダーマン(原題:Spider-Man)

あらすじ

両親を早くに亡くし、伯父夫妻に育てられたピーター・パーカー(演:トビー・マグワイア)。ミッドタウン高校に通う彼は、科学好きで人一倍オクテ。隣に住む幼なじみのメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(演:キルスティン・ダンスト)にもなかなか思いを告げられず、学校でも酷いイジメを受ける、悶々とした毎日を送っていた。
ある日、ピーターは社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れ、そこで遺伝子改良を施された「スーパースパイダー」に噛まれてしまう。激しい悪寒に襲われるピーターだったが、翌朝目覚めるとその体には驚異的な視力と体力が備わっていた。さらには手首からクモの糸が飛び出し、手のひらから生えた細い毛により指先だけで壁をよじ登れるようになっていた。
私利私欲のためにその力を使ったピーターだったが、愛するベン伯父さんを強盗に殺されてしまう。力の代償を深く受け止めたピーターは正義のために尽くすことを決意。高校を卒業した彼は、特注のスーツを身に纏い「スパイダーマン」としてニューヨークにはびこる悪と闘い、人命を救助する毎日を送ることになる。
そして同じ頃、軍事企業「オズコープ」の実験室でまたひとりの怪人が誕生しようとしていた。「オズコープ」の社長であり、ピーターの親友ハリー(演:ジェームズ・フランコ)の父親であるノーマン・オズボーン(演:ウィレム・デフォー)が実験用のパワー増強剤を自ら服用したのだ。ライバル企業との競争や重役たちに追い詰められストレスを溜めていたノーマンは、薬の副作用で別人格が覚醒し「グリーン・ゴブリン」となり、自分の私利私欲の為に暴走を始める。
互いの正体を知らない2人の、摩天楼を巻き込んだ激しい対決が始まろうとしていた。

スタッフ

監督:サム・ライミ
脚本:デヴィッド・コープ
原作:スタン・リー,スティーヴ・ディッコ
製作:イアン・ブライス,ローラ・ジスキン
製作総指揮:アヴィ・アラッド,スタン・リー
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:ドン・バージェス
編集:ボブ・ムラウスキー,アーサー・コバーン
製作会社:コロンビア映画,ローラ・ジスキン・プロダクションズ,マーベル・エンタープライゼズ

キャスト

トビー・マグワイア
ウィレム・デフォー
キルスティン・ダンスト
ジェームズ・フランコ
クリフ・ロバートソン
ローズマリー・ハリス
J・K・シモンズ
ビル・ナン
エリザベス・バンクス
テッド・ライミ
ジョー・マンガニエロ
ロン・パーキンス
スタンリー・アンダーソン
ジャック・ベッツ
ゲリー・ベッカー
ティム・デ・ザーン
テイラー・ギルバート
ランディ・サベージ
ブルース・キャンベル
オクタビア・スペンサー
スタン・リー
ラリー・ジョシュア
ピーター・アッペル
シャン・オマー・ヒューイ
ルー・トーレス
マイケル・パパジョン

予告編

商品情報