ジャック・サマースビー 82点

ジャック・サマースビー

1993年公開のアメリカ合衆国の映画。製作と主演を兼ねるリチャード・ギアが、フランス映画「THE RETUN OF MARTIN GUERRE」を米国でリメイク。衝撃のクライマックスが感動を呼ぶ、ミステリアス・ラブ・ストーリー。

ジャック・サマースビー 映画批評・備忘録


ジャック・サマースビー(原題:Sommersby)

脚本:34点
演技・演出:16点
撮影・美術:16点
編集:8点
音響・音楽:8点
合計82点


今作は、悲劇的なクライマックスを迎えるものの、法廷内で巻き起こる愛の語らいが秀逸で、ジョディ・フォスターの美しさと二人の愛の強さが相まって感動が最高潮に高まってしまう展開がとてもいいです。
死んでも過去の自分には戻りたくない、やっと自分が欲しかった人生(愛)が手に入れられたというリチャード・ギアが演じる役にも感情移入できて共感できるところがあります。

二人の愛を引き裂く役にビル・プルマンがいます。彼は執拗に二人を引き裂こうとします。振られた男の醜態を晒し続ける役を見事に演じてます。この時期のビル・プルマンは振られ役が多く、僕の知っている限りでは「シングルス」でブリジット・フォンダに振られ、「めぐり逢えたら」でメグ・ライアンに振られ、今作でジョディ・フォスターに振られます。凄い女優達に振られています。そんな彼が振られなかったのが「あなたが寝てる間に…」のサンドラ・ブロックです。

法廷に登壇する裁判長は、あのスターウォーズのダースベーダーの声の持ち主ジェームズ・アール・ジョーンズでした。よく聞かなくてもダースベーダーです。低くて渋くけっこう優しい声だと思います。

16世紀にフランスで起きたマルタン・ゲール事件を基にジェラール・ドパルデュー、ナタリー・バイ出演で制作された1982年のフランス映画『Le Retour de Martin Guerre』を、舞台を南北戦争終結直後のアメリカ南部に置き換えてリメイクした。


ジャック・サマースビー あらすじ

南北戦争終結直後の1860年代後半のアメリカ南部・テネシー州の小さな村。南北戦争に出征していた農園経営者のジャック・サマースビーが6年ぶりに戻ってきた。戦死したと思っていた妻のローレルや村人たちは困惑を隠せない。以前は冷酷な性格で周りから嫌われていたジャックだったが、帰郷後は別人のように周囲との協調を図ったりローレルに深い愛情を注ぐようになる。
これによりジャックは村人から尊敬を集めるようになるが、ジャックのいない間にローレルと恋仲になっていたオーリンだけは彼に疑いの目を向ける。ある日、ジャックが村にやって来た見知らぬ男たちと争うのを目撃したオーリンは、彼が偽物だとの疑いをますます深める。
そんな中、ジャックは喧嘩で人を殺した容疑で逮捕され裁判にかけられるが、ローレルが彼が本物の夫ではないと証言したことで大きな波紋が起こり、裁判の焦点はジャックが本物であるかどうかに移っていく。

ジャック・サマースビー スタッフ

監督:ジョン・アミエル
製作:アーノン・ミルチャン,スティーヴン・ルーサー
脚本:ニコラス・メイヤー,サラ・カーノチャン
原案:ニコラス・メイヤー,アンソニー・シェーファー
オリジナル脚本:ダニエル・ヴィヌ,ジャン=クロード・カリエール
製作総指揮:リチャード・ギア,マギー・ワイルド
撮影:フィリップ・ルースロ
音楽:ダニー・エルフマン
編集:ピーター・ボイル
製作会社:スタジオカナル,リージェンシー・エンタープライズ
配給:ワーナー・ブラザース

ジャック・サマースビー キャスト

リチャード・ギア
ジョディ・フォスター
ビル・プルマン
ジェームズ・アール・ジョーンズ
R・リー・アーメイ
ウィリアム・ウィンダム
ラニー・フラハーティ
クラリス・テイラー
フランキー・フェイソン
レイ・マッキノン
モーリー・チェイキン
ポール・オースティン
リチャード・ラインバック
リチャード・ハミルトン

ジャック・サマースビー 予告編