ザ・リング 65点

ザ・リング

2002年公開のアメリカ合衆国の映画。1998年に日本で映画化され大ヒットした鈴木光司原作の映画『リング』をアメリカでリメイクしたものである。PG12(日本公開版)。続編として『ザ・リング2』、『ザ・リング/リバース』も作られている。

ザ・リング 映画批評・備忘録


ザ・リング(原題:The Ring)

脚本:20点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計65点


ストーリーは、日本版とほぼ同じ内容なので展開が分かっているため、怖さがもう一つ足りなく感じる。知らない人が見れば映像や俳優、演出もかなり怖く感じるものだとも思えるので作品としての出来は良い方です。エイダン役のデヴィッド・ドーフマンが子役ながら演技が非常に上手く作品に大きく貢献している。日本版よりも優れているところは、2作目もそうなのだが、親子の関係性と母親の無償の愛の表現が上手い。もちろんVFXはアメリカ版の方が圧倒的に完成度が高いです。


ザ・リング あらすじ(ネタバレ)

ケイティの家に泊まったベッカは、テープを見ると電話がかかって「後7日」と死の予告をするという噂話をする。ケイティは一週間前にそのビデオを観ていた・・・そしてその後、ケイティが自宅で変死しているのを発見される。シアトル・ポスト誌の記者レイチェル・ケラーは、姪であるケイティの葬儀の席で、ケイティの母に死の真相を調査してほしい、と請われる。息子エイダンが死体の絵を描いていると心配する保母に、レイチェルはケイティが亡くなったからだと答えるが、ケイティが亡くなったのは3日前で絵は先週描いたものだった。調査してみるとベッカは精神科に入院中で、同時刻に4人の人間が死んでいる事を知る。遺品のアルバムを調べると楽しそうなキャンプ風景に、奇妙な写真が混ざっているのに気づく。死亡した彼らの顔が全て歪んで映っていたのだ。写真から山のコテージ「シェルター山荘」をつきとめ、部屋で奇妙なテープを見てしまい、電話から少女の声で死の宣告を受ける。
その後、レイチェルを撮った写真は全て彼女の顔が歪んで写るようになる。レイチェルは映像処理の仕事に携わる元の夫ノアにコピーを渡し、その原因が「呪いのビデオ」と呼ばれるビデオテープであるのを突きとめる。夫は信じようとしなかったが、調査には協力する事に。レイチェルは勤め先のデッキを使ってコピーするが、どういうわけか問題のビデオテープを動かすと機材のカウンターが奇怪な表示になってしまう。更に、ビデオテープの原盤を調べたノアは、このテープには録画に使用した機材のデータが一切残されていない、と言う。辛うじて映っている灯台の島のことを調べると馬が大量に死に、自殺した女性もいることが分かる。さまざまな怪奇現象を目にしたノアは、レイチェルの話を信用し、真相解明に動き出す。
しかしその晩、眠れなかったエイダンが間違えて呪いのビデオを見てしまう。エイダンは謎の少女と話をしながら絵を描いていた。呪いを解く為、灯台のあるモエスコに行くと、亡くなった母アンナと娘サマラ、アンナの夫リチャード・モーガンの存在にたどり着く。地元の医師グラズニックによると、66年に流産していたアンナは、孤児サマラを養子として引き取った。しかしその後アンナは恐ろしい幻覚を見るようになり、島に災いが起き始める。サマラがエオラ精神病院に入院させられると、災いは静まった。その後、アンナは海に身投げして自殺している事を知る。レイチェルはリチャードが隠し持っていたサマラの治療記録のビデオを発見し、サマラが両親の愛に飢え、母を恋しがり、父に嫌われて悲しんでいる映像を見る。そこへ現れたリチャードがレイチェルを殴りつけ、テレビで感電死自殺をする。エイダンの話でモーガン家の納屋を調べると、そこにサマラが幽閉されていた事、描かれた木を見てあの山のコテージだと気付く。コテージの部屋をノアと調べていると床下から深い井戸を見つけ、レイチェルが不可解な形で落下し、蓋が閉まる。レイチェルはサマラが見た過去の記憶を体験し、アンナがサマラを生きたまま井戸に捨てた事を知る。サマラの白骨死体を発見したレイチェルは「きっと井戸の中で7日間生きていたんだろう」という。彼女の遺体を埋葬すると、レイチェルの痣も消え、予告の時間になってもレイチェルは死ななかった。
呪いは終わったかのように思えた。しかし深夜にエイダンはサマラを「助けちゃいけないのに、あの子は眠らない」という。その頃、ノアの部屋のテレビに井戸から這い上がるサマラの映像が流れる。そして画面からサマラが現れ、ノアは変死。レイチェルは自分が死なない理由はビデオのコピーをとったからだと結論づけ、エイダンにビデオをコピーさせる。

ザ・リング スタッフ

監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作:ローリー・マクドナルド / ウォルター・F・パークス
脚本:スコット・フランク / アーレン・クルーガー
撮影監督:ボージャン・バゼリ
視覚効果:シノベーション・スタジオ、アサイラムVFX、パシフィック・タイトル&アート・スタジオ、リズム&ヒューズ、ティペット・スタジオほか
音楽:ハンス・ジマー
特殊メイク:リック・ベイカー

ザ・リング キャスト

ナオミ・ワッツ
マーティン・ヘンダーソン
デヴィッド・ドーフマン
ブライアン・コックス
ダヴェイ・チェイス
リンゼイ・フロスト
ジェーン・アレクサンダー
アンバー・タンブリン
レイチェル・ベラ

ザ・リング 予告編