2010年代 SF アクション ドラマ

オデッセイ 86点

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映画批評・備忘録

アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(2011年出版)を原作としている。火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。
火星版キャスト・アウェイといった感じの作品で、決していい奴(性格)ではないマット・デイモン君が様々な困難と向き合いながらサバイバル生活を送ります。我々観客は彼を見守る役です。
ハラハラドキドキ感はさすがリドリー・スコット監督、観客を飽きさせない演出が匠の技です。それにしてもデイモン君演じるマーク・ワトニーの発言や感情に好感が持てず、すごく感動するはずがほぼ感動できずに終わってしまいました。すごく面白い映画でした。でもあんまり心に残らなかった。友達とオデッセイってどんな映画だったっけ?という会話があろうものなら、「火星でじゃがいもを育てながら食いつないで助けを待つやつだよ~」って終わってしまいそう。この映画の予告編の出来栄えは、本編より良いんじゃないか?

採点の内訳


脚本:35点
演技・演出:17点
撮影・美術:17点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計86点

タイトル

オデッセイ(原題: The Martian)

あらすじ

宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への有人探査計画であるアレス3に、クルーとして参加する。火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中に折れたアンテナがマークに直撃する。クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。
ところが、マークは生存しており、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。マークは持ち前の植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残留保存されていた資材を材料に水、空気、電気を確保すると、さらに火星の土とクルーの排泄物をもとに耕作用の土を用意し、ジャガイモの栽培に成功する。
次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生きのびようとするが、火星の厳しい環境がそれを阻む。マークはマーズ・パスファインダーを見つけ、その通信機能を回復させて地球との通話に成功する。NASAでは、マークのために追加の食料などを送ることを決めて急遽、輸送のロケットを打ち上げるものの、発射時に失敗してしまう。NASAのロケットによる支援ができなくなった時、中国国家航天局から助けが提供され、救助のための輸送を中国のロケットが引き受け、地球軌道に乗せることに成功する。
NASA長官で最高司令官であるテディ・サンダースは地球帰還中のアレス3のクルーたちを安全に帰還させるか、もう一度火星に戻ってマークを救うかの二者択一に迫られるが、長官はクルーたちを安全に帰還させる選択肢を選ぶ。しかし、長官のその意図はクルーたちに漏らされてしまう。ヘルメス号に乗るクルーたちは全員一致の意見で長官の指令に反対し、地球上の軌道でスイングバイを行いながら中国のロケットでもたらされた追加食料などを受け取ると、火星へ戻る。マークは、ヘルメス号が火星上の軌道に乗る日に合わせてローバーを改造して長距離走破を決行すると、火星の重力を振り切る唯一の手段となる、アレス4用にすでに送り込まれていたMAV (Mars Ascent Vehicle) に乗り込む。
MAVはヘルメス号からの遠隔操作によって打ち上げられるが、軽量化による覆いが打ち上げ途中に剥離し、それに伴う空気抵抗でヘルメス号から大きく離れることになる。ヘルメス号のクルーたちはマークと共にこの距離を縮めるべく命がけの工夫を凝らし、宇宙空間を漂っていたマークの確保に成功すると、地球へ帰路を向ける。
後年、マークは宇宙飛行士の訓練生の前で火星での日々を振り返り、救出ミッションに関わった者たちの後日譚が描かれる。

スタッフ

監督:リドリー・スコット
脚本:ドリュー・ゴダード
原作:アンディ・ウィアー『火星の人』(ハヤカワ文庫SF)
製作:サイモン・キンバーグ,リドリー・スコット,マイケル・シェイファー,マーク・ハッファム,アディタヤ・スード
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:ピエトロ・スカリア
製作会社:スコット・フリー・プロダクションズ
配給:20世紀フォックス

キャスト

マット・デイモン
ジェシカ・チャステイン
クリステン・ウィグ
マイケル・ペーニャ
ショーン・ビーン
ケイト・マーラ
セバスチャン・スタン
アクセル・ヘニー
キウェテル・イジョフォー
ジェフ・ダニエルズ
ショーン・ビーン
キウェテル・イジョフォー
ベネディクト・ウォン
ドナルド・グローヴァー

予告編

商品情報



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