エコエコアザラクII -BIRTH OF THE WIZARD- 64点

エコエコアザラクII -BIRTH OF THE WIZARD-

映画批評・備忘録

1996年公開の日本映画。黒井ミサが魔女として目覚める原因を描いた作品。続編ではあるが、前作『エコエコアザラク -WIZARD OF DARKNESS-』より時系列では過去にあたる。本作はシリーズで最初の『魔女ではなかった頃の黒井ミサ』が描かれた作品である。俳優として北川悠仁(ゆず)が出演している数少ない作品の一つ。

前作に引き続き、佐藤嗣麻子監督と山崎貴の相性っていいよなぁ~と思えるシリーズ2作目で、前作よりも特撮グロ演出が増えたものの、後半は画面が暗すぎて良く見えないイライラがあるので、そこが減点ですが、作品全体の陰鬱なホラーの雰囲気は好きだし、ターミネーター(パクリ?)みたいな緊迫感のある逃走シーンは見応えがあります。あと北川悠仁が一瞬で頭潰される役とか、もう絶対に見れないでしょう。


エコエコアザラクII -BIRTH OF THE WIZARD-


脚本:25点
演技・演出:13点
撮影・美術:12点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計64点

あらすじ(ネタバレ)

明治13年、世俗を離れて密かに魔術をあやつる斎呀一族が住んでいた小さな村が、謎の女・霧江による大量虐殺によって消滅した。時は流れて現代、考古学者が斎呀一族の村と思われる場所から、霧江のミイラを発掘した。ミイラは100年の封印から突如として甦り、考古学者たちに襲いかかる。復活した霧江は次々と殺した相手にのりうつりながら、黒井ミサという少女を探していた。まだ黒魔術を会得する前のごく普通の高校生だったミサは、自宅で同級生たちとパーティーをしていたところを、霧江に体を乗っ取られた死体に襲われ、間一髪のところで斎呀と名乗る男に救われる。逃げるようにして斎呀のアジトに転がり込んだミサは、彼が霧江を倒すという使命を帯びて100年以上も生きながらえてきた斎呀一族最後の生き残りであることを知り、さらに自分に強力な魔術パワーが秘められていることも教えられた。霧江を倒すために自分の力が必要とされていることを知ったミサは、斎呀とともに霧江のミイラが保管されている大学の研究室に忍び込む。そこでふたりを待ち受けていたのは、ミサの親友・翔子の肉体を借りた霧江だった。容赦ない攻撃の前に、翔子の体を傷つけることに耐えられないミサは苦戦する。斎呀によって翔子の肉体とともに霧江は倒されたかに見えたが、逆に斎呀の体が乗っ取られ、油断したミサを襲った。追いつめられたミサは黒魔術で斎呀を消滅させ、さらに実体化して迫ってきた霧江にも、持てるパワーすべてをぶつけて倒すのだった。こうして秘められた力を目覚めさせたミサは、自分の居場所を求めてあてもなく旅立っていった。

スタッフ

製作 – ギャガ・コミュニケーションズ円谷映像
監督・脚本 – 佐藤嗣麻子
音楽 – 片倉三起也ALI PROJECT
スペシャルエフェクト – 白組
デジタルビジュアルエフェクト – 山崎貴
特殊造形 – 竹谷隆之高橋雅人寺田克也TOMO小澤由浩山口隆
スタントコーディネーター – 高橋伸稔
スタント&アクション – 倉田プロモーション猪原伸浩肥後元鋭
音響効果 – 柴崎憲治
仕上 – 映広
現像 – 東京現像所
プロデュース – 千葉善紀今井朝幸
企画 – 山地浩円谷粲
配給 – ギャガ・コミュニケーションズ
配給協力 – ゼアリズ

キャスト

黒井ミサ:吉野公佳
斎呀:四方堂亘
高梨翔子:白鳥智恵子
長老:天本英世
霧江:冨永アミナ
ミサの同級生:三橋貴志
医師:斉藤暁
翔子の父:大谷朗
岡崎:北川悠仁
考古学者:石倉民雄
考古学者の助手:福家美峰
角松かのり柚木涼香)(友情出演)

予告編

商品情報