アダムス・ファミリー 85点

アダムス・ファミリー

チャールズ・アダムスが創作した同名のカートゥーン『アダムス・ファミリー』を原作とした1991年のアメリカ映画。

これ以上はないだろうと思える素晴らしいキャスティング
ゴメス役の名優ラウル・ジュリアの上品でありながら遊び心ある大胆な演技
登場人物それぞれ個性豊かな演技が面白い!

備忘録
アニメ版、ドラマ版で人気を呼んだ『アダムス・ファミリー』の初の映画化である。監督には本作がデビュー作であるバリー・ソネンフェルドが抜擢された。巨額の制作費が投じられ、当時最新のCG技術や早回しが使われ、箱から飛び出して活発に動き回るハンドや、一家のアクロバットシーンなど描かれている。当時のアメコミ界は「リアルな世界観」に移行する時期にあたっており、本作もその影響下にある。全編がゴシック様式で描かれ、アダムス家の内部をはじめ地下の大空間、墓地、舞踏会場等、現実とフィクションの間を狙ったような画面作りが特徴。またキャスティングに難行したが最終的に、ゴメス役に『蜘蛛女のキス』でゴールデングローブ賞のノミネートを受けたラウル・ジュリアがキャスティングされ、本作のファンであると公言してたクリストファー・ロイドがフェスター役に、ハード・ウェイで注目を集めたクリスティーナ・リッチがウェンズデー役にキャスティングされた。また本編にはドラマ版で登場したゲストキャラクター達がパーティシーンで大量に登場する。


アダムス・ファミリー(原題:The Addams Family)


脚本:32点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:9点
音響・音楽:9点
合計85点

あらすじ

アダムス家は主人ゴメズ(演:ラウル・ジュリア)、魔女の妻モーティシア(演:アンジェリカ・ヒューストン)とその母グラニー(演:ジュディス・マリナ)、長男パグズリー(演:ジミー・ワークマン)、長女ウェンズデー(演:クリスティーナ・リッチ)、無口な執事のラーチ(演:カレル・ストルイケン)、そして「ハンド」と先祖代々の一軒家に暮らしていた。他人の不幸がなによりも嬉しいゴメズだが、実は25年前に失踪した兄フェスター(演:クリストファー・ロイド)のことが気になっていた。恒例の交霊会が行われた嵐の夜、突如フェスター本人が現れて兄弟は感動の再会を果たす。しかし、フェスターは借金に困った顧問弁護士のタリー(演:ダン・ヘダヤ)が送り込んだニセモノだった。ゴメズたちは、以前よりも“普通の人”になっているフェスターに疑いを抱くが、ピンダーシュロス博士(演:エリザベス・ウィルソン)に説得されて納得。次第にフェスターもアダムス一家に慣れて“変化”していく。そして裁判所命令が下り、アダムス家は住み慣れた家をフェスターに譲らねばならなくなる……。

スタッフ

監督:バリー・ソネンフェルド
脚本:キャロライン・トンプソン,ラリー・ウィルソン
原作:キャラクター創造 チャールズ・アダムズ
製作:スコット・ルーディン
製作総指揮:グラハム・プレース
音楽:マーク・シェイマン
主題歌:M.C.ハマー
撮影:オーウェン・ロイズマン
編集:デデ・アレン,ジム・ミラー
配給:コロンビア・トライスター

キャスト

モーティシア・アダムス:アンジェリカ・ヒューストン
ゴメズ・アダムス:ラウル・ジュリア
ウェンズデー・アダムス:クリスティーナ・リッチ
パグズリー・アダムス:ジミー・ワークマン
グラニー・アダムス:ジュディス・マリナ
フェスター・アダムス/ゴードン・クレイブン:クリストファー・ロイド
マーガレット・アルフォード:ダナ・アイヴィ
ラーチ(執事):カレル・ストルイケン
タリー・アルフォード(弁護士):ダン・ヘダヤ
ウォーマック判事:ポール・ベネディクト
アビゲイル・クレイブン/Dr.グレタ・ピンダーシュロス:エリザベス・ウィルソン
カズン・イット:ジョン・フランクリン
フローラ・アモール:モーリーン・スー・レヴィン
ファウナ・アモール:ダーリーン・レヴィン
スーザン・フランクリン(教師):リーラ・アイビー
デクスター・アダムス(結合双生児の双子の男):ダグラス・ブライアン・マーティン
ドナルド・アダムス(結合双生児の双子の男):スティーブン・M・マーティン
ランピー・アダムス(ラーチのいとこ):ライアン・ホウリハン
オフィーリア・アダムス(蝋燭を持って踊る女性):アレグラ・ケント
ハンド(Thing):クリストファー・ハート
サリー・ジェシー・ラファエル:本人役
ガールスカウト:メルセデス・マクナブ

予告編

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