のぞきめは、2016年公開の日本映画。ホラー作家・三津田信三の同名小説を、元「AKB48」の板野友美主演で実写映画化。日常のあらゆる隙間から視線を投げかけ、目のあった人間を恐怖の底に突き落とす怪異「のぞきめ」をモチーフに、現在・過去の同じ場所で起きた2つの怪事件の顛末を描く。「トリハダ」シリーズの三木康一郎監督がメガホンをとった。
のぞきめ 映画批評・評価・考察
のぞきめ
脚本:20点
演技・演出:-20点
撮影・美術:13点
編集:7点
音響・音楽:7点
合計27点
演技ができない女優を主演に据えて、良い映画ができるわけがない。という典型的な作品でした。主演のともちんの演技が棒演技以上にひどく、不快に思えるほどダメでした。あの叫び声は一体何なんだ。のぞきめ以上のホラーな響きの図太い叫び声に唖然としました(-_-;)
テレビCMが怖すぎると放送自粛したほどの映像なのに、ともちんを見ていると全く怖さが伝わってくるどころか、作品が死んでしまったようです。
日本映画界を牽引するようなスタッフが揃っているのですが、ともちん所属のホリプロが制作したこともあり、ダメダメな介入があったのでしょう。スタッフの才能もこれじゃぁ活かせませんね。脚本も中途半端で、演出が極端に感じてしまう突拍子なシーンが多かったです。
のぞきめ あらすじ
テレビ局の新米AD・彩乃は、ある青年の怪死事件を取材することに。その青年は、腹がよじれ口から泥を吐き出した恐ろしい姿で絶命しており、青年の恋人は「のぞきめ」の仕業だと怯えていた。彼らは大学サークルの合宿で山奥へ行った時から、ずっと何かにのぞかれているような気がしていたのだという。「のぞきめ」の真相を追う彩乃だったが、関係者にも次々と被害が発生し……。
のぞきめ スタッフ
原作:三津田信三「のぞきめ」(角川ホラー文庫)
監督:三木康一郎
脚本:鈴木謙一
音楽:小山絵里奈
主題歌:板野友美「HIDE & SEEK」(キングレコード)
製作総指揮:堀内大示、堀義貴
企画:菊地剛、津嶋敬介、西尾聖
プロデュース:片山宣、井上竜太
プロデューサー:岡田和則、梶野祐司
撮影:榎本正使
照明:尾畑弘昌
録音:鶴巻仁
音響効果:柴崎憲治
美術:山下修侍
装飾:篠田公史
特殊メイク:梅沢壮一
衣装:宮本茉莉
ヘアメイク:根本佳枝
編集:加藤ひとみ
VFXスーパーバイザー:西尾和弘
スクリプター:瀬川友紀
助監督:中村大輔
制作担当:濱崎林太郎
配給:KADOKAWA、プレシディオ
制作プロダクション:ホリプロ
製作:映画「のぞきめ」製作委員会(KADOKAWA、ホリプロ、関西テレビ放送、京楽産業ホールディングス、エイベックス・ピクチャーズ、ポニーキャニオン、Easy Japan、プレシディオ、ソニーPCL)
のぞきめ キャスト
三嶋 彩乃 – 板野友美
津田 信二 – 白石隼也
岩登 和世 – 入来茉里
岩登 佳世子 – 東ちづる
城戸 勇太郎 – 小澤亮太
スズ – 石井心愛
中岡 仁 – 池田鉄洋
高田 恵一 – つぶやきシロー
竹村 篤史 – 石井正則
宮澤 奈美 – 武田玲奈
四十澤 想一 – 吉田鋼太郎、玉城裕規(過去)